初めて恋をした日に読む話7巻

初めて恋をした日に読む話7巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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山下からデートの誘いを受け、さらに雅志からも告白をされた順子。
しかし順子は、匡平に対する気持ちが雅志や山下への気持ちとは違うものだと気づいてしまい・・・!?

ではここからネタバレです!

7巻|ネタバレ

匡平に後ろから抱きつかれ動揺しまくりの順子。

(そろそろ離れないと)
(これ以上この雰囲気の中にいたら戻れなくなる・・・!)

山下とも雅志とも全然違う感情が匡平にはあると気付く順子。

どうすればいいのか分からず美和の元へ駆け付けます。

今まで浮ついた話一つない順子のこんなに動揺している姿を見たことがない美和は、思わず匡平に電話を掛けます。

順子が自分のことを男として意識していると知る匡平。

そんな中、匡平の二者面談の時、保護者代理として継母がやってきます。

「なんだテメー頼んでねーよ」と反抗し教室から出ていく匡平。

それを知った父親は怒って塾に怒鳴り込んできます。

「お前、安西さんに何言った。お前はまだ何の力もない子供だ。偉そうに東大受験なんて言って私を見返したいだけだろう!そんなに嫌なら出ていけ!お前のような息子は要らん!!」

言い過ぎな父親に順子も言い返します。

そして匡平を連れ帰るのですが、自分ちに連れていくことはできず、ナラの家に泊まらせてもらうことに。

言い返した順子ですが、匡平には父親と仲直りして欲しいと思っていました。

「ねぇユリユリ、2人で約束しない?受験が終わったらお互い親と仲直りしない?私たち2人だけじゃなくて合格した時ユリユリの周り皆に喜んで欲しいの。」

渋々父親と話し合うことを納得する匡平。

その代わり一つだけ「真剣に答えて」と質問をします。

「”はい”か”いいえ”だけでいい。俺のこと男として見てくれてる?」

順子は匡平を騙すなんてできませんでした。

正直に「はい」と答えその場から立ち去ります。

翌日、匡平は朝一で父親の職場へ行き頭を下げます。

「昨日はすみませんでした。お願いします。高校卒業まで家において塾の学費も頼らせて下さい。」

匡平の態度に父親も驚きを隠せません。

リアルセンターまで残り3日。

手薄だった日本史を徹底的に叩きこまないといけません。

「ユリユリ初めに言っとくが、あれは深い意味なんかないから!こんな大事な時に他事に気を取られて来年あなたが落ちたら私死にたいわ。」

図書館で日本史1000問ノックをやっている時、ふと日本史の教科書を見たもんちゃんに火が付きます。

ムキムキの歴オタであるもんちゃんの怒りに触れてしまったのです。

「何このゴミみたいな教科書・・・。なぜ壮大な歴史のドラマを学校で習う歴史はこうもつまらぬ言葉の羅列にしてしまうのか・・・。」

もんちゃんにゆる訳してもらうと、不思議なもんですらすらと用語の意味が頭に入っていくのです。

リアルセンターが楽しみになってきた中、雅志が順子の前に現れます。

告白をされてからあからさまに避けている順子を強引に車の中へ。

「すげーな、お前が緊張するなんてな。告白して良かったよ。」

「お前、なんで俺が告白したか分かるか?」

雅志が告白したのは順子をいい加減諦めるためでした。

仕事に夢中になって変わり始めた順子と、ずーっと何年も同じ場所にいる自分にいい加減嫌気がさしたのです。

「お前が無理だって決めたらきっぱり諦める」と言う雅志に、順子ははっきりと「そんな風に見た事唯の一度もない」と即答します。

「でもちゃんと考えるわ。」

強い眼差しでそう答える順子のほっぺに雅志はキスをします。

「お前が俺のこと考えてくれる時間が一番嬉しい。」

大人になったらいつかってそれなりに恋愛に憧れていたつもりの順子。

しかしいざ見つめようとすると自分が自分じゃいられなくなるような気がしていました。

こんなに一緒にいた雅志でさえ。

どうしてこんなに人と向き合うのが怖いのか。

自信と度胸と素直さ。

受験が終わって自信の類はほとんど失くしました。

だけど一つ得たものがあったとしたら・・・。

リアルセンターまで残り2日。

そのことで頭がいっぱいの時、順子は山下に駅で声を掛けられます。

距離近めでやんややんやしている所をエトミカに見られてしまいます。

「ふーん、春見先生そのセンセーと付き合ってたの。確かいとこの人とも何かなかったっけ?匡くんの気持ち知ってるくせに。」

それに対し順子はあえて匡平のことを突き放すような言い方をします。

「そりゃあね、もういい年だし同級生だから気も遣わないし。後がないアラサー同士気が合うの。高校生なんて冗談でもやばいって。」

山下には順子がエトミカにチクって欲しくて言ったようにしか聞こえませんでした。

「お前も由利に惚れてねーか?」

リアルセンター当日。

試験が終わり自己採点でC判定をとることができた匡平。

エトミカはエンドーたちとご飯に行き、順子と匡平はバスで家に帰って休むことに。

バスの中で順子の手を握る匡平。

「江藤から聞いた。駅で山下と腕組んで歩いてたって。八雲さんとも何かあるって。”もう年だから”とか”断る理由がない”とかすげーなげやりだったって。」

「つまんねー計算すんな。お前だってあんだろ。人並みに理想が。一番必要な相手が。黙って俺待ってろ。」

何も反応がない順子に、まさかと思って見ると眠っていました。

順子をぎゅっと抱きしめる匡平。

順子は実は寝ているふりをしているだけでした。

匡平の強い眼をまともに見つめ返したらもう危ないと分かっているからです。

8巻に続く

感想

ようやくユリユリを男として意識し始めた順子。

今巻ユリはめっちゃ積極的で2人のやりとりがすっごくドキドキしました。

「黙って俺を待ってろ」なんて格好良すぎ!

最後の順子のモノローグが印象的で「恋するの勿体ない」存在って凄いなあと思った。

盛り上がってきたので次巻も楽しみです(*^▽^*)

番外編では由利の中学生時代が描かれていてこっちもうるっときたし面白かったです。

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