あたしの!4巻

あたしの!4巻(最終回)の結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、直己の別荘にみんなで旅行へ!
夜同じ部屋になったあここと直己はいい雰囲気になるのですが、あここが緊張していることに気づいた直己は気を遣い一旦おあずけに。

充希の彼氏も旅行に合流するけど、充希のことを悪く言ってるのをあここは聞いてしまいます。
「もっといい人がいる」と充希に話すと、「そんな人、直己くんしかいない!」と言い返されて旅行中に喧嘩勃発!

この恋と友情の結末は・・・?

では最終巻のネタバレです♪

4巻|ネタバレ

不穏な空気に耐えられえずあここは充希を呼び出します。

「いやおかしいじゃん!なんでうちら喧嘩してんの?」

あここは充希が彼氏に大事にされていないのが悔しくて、本当に幸せになって欲しいから言ったことでした。

すると充希は本音を打ち明け始めます。

「はー、あここってほんと自分ばっか。あここが直巳くんと付き合った時点であたしには好きな人と付き合える幸せはなくなってんの!」

結局、充希は今でも直己のことが好きだったのです。

和解することなく深まる溝。

友情のピンチなのに、あここは改めて直己が好きだと感じて、手放す気などありません。

そんな中、充希はつい直己にキスをしてしまいます。

旅行からの帰り道、直己から充希に不意打ちでキスをされたと聞いたあここは怒り爆発。

(なんだ友情のピンチじゃなくて、終わってんじゃん友情)

あここは充希への対抗心から、直己とそれ以上の関係を急ぎだします。

あここのあからさまな態度に気付く直己。

「今ほんとにオレとそうなりたい?気持ち他のとこいってない?」

直己に言われて、直己と一線を越えようと焦っていたのは全て充希への対抗心だと気づくあここ。

自分がみっともなくて、恥ずかしくて、直己のことを避けてしまいます。

「せっかくやっと付き合えたのにっ幸せだったはずだったに。充希のせいでっ。」

実はファーストキスもまだだったあここ。

直己との初めてのキスは、きっとすごい素敵な一生の宝物になるのだと思っていました。

なのに、充希のせいで台無しです。

(こんな気持ちのまま直己くんと付き合っていけるのかな?)

散々泣いて家に帰ると、充希が来ていました。

あここは充希の話も聞かずに冷たい態度で追い返してしまいます。

(今さらどの面下げて)
(全部全部充希のせいだよ!!)

あここに拒絶された充希は、今度は直己の家へ。

キスしてしまったことを謝り、あここにも拒絶されたことを話します。

「まぁそういうわけで!自分から親友失くしてもう失うものないんで、なりふり構わず行きます。直己くん、あたしと浮気しませんか?」

その頃、あここはひたすら悩んでいました。

自分の中の綺麗な心と汚い心が葛藤しているのです。

結局あここの中のどす黒い感情が勝ってしまいました。

グレてしまったあここを放っておけずいつものように相談役となる成田。

あここが一番モヤモヤしているのは、充希が今まで散々自分を守って頑張ってこなかったくせに今となって邪魔をしてくるのが許せないのです。

「充希が頑張ってないってなんで言えんの?お前って真っすぐぶつかる事だけが頑張りだと思ってね?もーちょい充希のことも認めてやりゃいーのに。」

成田にそう言われハッとするあここ。

その時、成田に呼ばれた直己がやってきます。

直己はあここに、充希に浮気しないかと言われたことを打ち明けます。

もちろん直己は、今までもこれからも付き合う気はないとはっきり断りました。

それは充希も分かっていたはずです。

今更充希がそんなことを言った理由は、今まで散々傷つくことから逃げてきた自分を清算させたかったからでした。

あんなこと(キス)をしてしまった自分が、このまま気持ちを言わないのも綺麗に記念告白で逃げるのも、ずるいと思ったのです。

「あここの恋を邪魔したやつで終わりたくなかったんです。間違っても”あたしの恋”を全うしたかったんです。」

「ちゃんと傷つかなきゃって思ったんです。じゃなきゃもう本当にあここと一緒にいられない。あここはもうあたしなんか友達だと思ってないかもしれないけど、あたしはあここの友達でいたい・・・。」

それが充希の本音でした。

直己はそれをあここに伝えたうえで、あここが今一番どうしたいのか考えて答えをだして欲しいと話します。

「充希ちゃんとの友情でオレが邪魔で離れたいってなったらそれでもいい。でもあここちゃんのこと絶対離さないから。」

「今度はオレが追いかけるから。」

直己の気持ちは嬉しいのに、素直に飛び込めないでいるあここ。

理由はやはり充希です。

あここはとりあえず充希の出方を待つことに。

しかし待てど待てど充希は来ず、新学期が始まってしまいます。

直己ともあれからなんとなく距離を置く感じに。

(充希ぃぃ!なんで謝って来ないんだよ!)
(もう突っぱねたりしないからとりあえず話に来いや!)

今回ばかりは自分から行きたくないあここ。

しかし充希は目が合っても無視状態。

さすがのあここも充希が本当に仲直りする気があるのか疑い始めます。

(もしや充希のやつ、直己くんの同情買おうとしただけなんじゃないか!?)

そんな中、充希が他校の男子に絡まれていると耳にするあここ。

様子を見に行くとなにやら充希は雄大と揉めていました。

止めにはいるべきか迷っていると、雄大が充希に手を上げそうに。

あここはとっさに止めに入り頭をぶつけて倒れてしまいます。

(なんか今の感じ懐かしいな)

小さい頃、男子にいじめられている充希を助けたことを思い出すあここ。

充希はあここをまるで正義の味方のように思ってくれていて、あここは充希にすごいと思われるのが嬉しく感じていました。

しかし高学年になるとだんだん2人の差なんてなくなってきて、あここは充希に追いつかれ越されるのが怖いと思うようになっていました。

(負けたくない、あたしの方がすごい、あたしの方が頑張ってる)

保健室のベッドで目を覚ますと充希がいました。

「なんで助けたりすんの?あんなことしちゃったのに、あたしのこと下に見てるからでしょ。」

「そんなふうに思ってたの?ずっと?ごめん、あたしはただずっと充希に凄いって思って貰いたくて、一生充希のヒーローでいたかっただけなんだ・・・。」

あここはようやく自分の本当の気持ちに気付くことができます。

「なにそれ、ばかみたい。あたしは追いつきたかったよ。あここがあたしの憧れだったから。」

充希も素直になることができ、2人は仲直りすることができます。

張り合ってばかりいないでもっと早くお互いを認め合えばよかったのです。

充希は直己と入れ違いで帰っていきました。

充希と仲直りしたあここはとても複雑な気持ちでした。

(あたしだけ直己くんと幸せになっていいのかな)

悩むあここの気持ちを察している直己は、いつになく積極的です。

あここがどんな答えを出しても受け止めるつもりだったのに、いざとなるとやはり怖いのです。

あここは悩んだ末、直己と別れることを決意。

「あたしっていつも自分中心で充希の気持ち全然考えてこなかったの。友達なのに最低だった。だからもう充希の気持ち無視して自分だけ幸せになれちゃうような奴になりたくない・・・。」

待ってて欲しいなんて自分勝手なことあここには言えませんでした。

直己はこんなに誰かを好きって思えたのは初めてでした。

「あここって何度もオレの予想飛び越えてきてくれてさ、気持ちいいくらいの真っ直ぐさが嬉しかったよ。あここちゃん、大好きって気持ち教えてくれてありがとう。」

別れた後あここが泣いていると、心配した充希がやってきます。

「こんなことだろうと思った。全然嬉しくないどころか迷惑の極みなんだけど。」

充希はあここの手を引き直己の元へと連れて行きます。

「好きなものの為なら周りの事なんか考えないでとにかく突き進む、自己中バカ正直人間、それがあここ!それだけ好きなものにひたむきに真っすぐいけるのがあここじゃん!そんなあここじゃなきゃ憧れたりしなかった。」

直己を好きだった充希ですが、今はヒーローはあここだけでいいと思えるのです。

こんなにあここの幸せが嬉しいと思えるのは、今が初めてでした。

充希に背中を押され直己とも別れずにすんだあここ。

親友とライバルなんて最悪だったけど、気づけたこともありました。

恋か友情どっちかではなく、どっちも大事だということ。

どっちも代わりのきかない、あここの人生の宝物なのです。

完結

感想

充希が苦手で直己くんにキスしたり、「浮気」を提案した時もイラっとしましたが、最後の最後は良い友達だったので良かったです。

充希の本音シーンにはうるっと来ました。

2人はこれから本当の意味で親友になれそうですね♪

2人の友情メインで楽しんでいたので、直己くんのおまけ感は否めませんでしたが、要所要所でキュンポイント抑えてくる幸田先生はさすがだと思いました!

番外編では成田くん目線で直己くんとの歴史が描かれています。

2人の友情にまたまたうるっときてしまいました。

とても面白かったので、気になっていた方はぜひ漫画も読んでみて下さいね♪

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