私のフツーじゃない彼氏3巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
一ノ瀬の義理の弟で社長の息子・暁斗や、義母、さらには元カノの登場で一ノ瀬とすれ違いが続き落ち込むあかり。
一ノ瀬の気持ちを確かめようと家に向かうのですが、元カノとキスをしている場面に遭遇してしまい・・・!?
2人の恋の行方は一体どうなるのでしょうか?
では最終巻のネタバレです!
8話|特選ネギ塩牛タン
思わず逃げ出してしまったあかり。
その時、同じくお見舞いに行こうとしていた義母にはちあわせます。
「すいません私、お義母さんに反対されているのに。それに一ノ瀬さんも怒らせちゃって。」
義母に誘われなぜか2人で焼き肉屋へ。
義母はそこで反対をした理由を話してくれます。
義母は、まだちゃんと終わっていない一ノ瀬と沙映子を自分の時と重ねてしまっていました。
香織の旦那は香織とお見合い結婚した後も、ずっと一ノ瀬の母を想っていたのです。
なので一ノ瀬には同じようなことをしてもらいたくないし、あかりにも自分のような思いはして欲しくなかったのです。
つまり義母はあかりの為に別れるよう言ってくれていたのでした。
「だけど惚れた弱みっていうのかしら?別れようとは思わなかった。まぁおかげで今は私の方が尻に敷いちゃってるけど。」
「ちゃんと終わってない想いもそうだけど、始まってしまった想いも止めるのは無理だものね。今更だけどそういう気持ち思い出したわ。」
あかりが暁斗の部屋に戻ると、一ノ瀬が来ていました。
一ノ瀬は義母から聞いていて、最初からこの場所は知っていたのです。
「2人とももう僕の部屋には帰ってこないでくれ。」
これ以上自分の日常を振り回されるのも、感情を乱されるのも嫌なのです。
すると暁斗はあかりを抱き寄せ「じゃあ公基もうコイツいらねーの?いらないんなら俺貰っていい?」と言います。
暁斗からすれば一ノ瀬に世話をしてもらえなくても、あかりがいれば生活できるからです。
それでも「関係ない」と言って部屋から出ていく一ノ瀬を、あかりは引き留めます。
「関係ない事ないです。だって私まだ一ノ瀬さんのこと好きだから。」
大事な話の途中で熱で倒れてしまう一ノ瀬。
そのまま朝まで眠ってしまい起きると隣にはあかりがいました。
「君は暁斗のことをどう思ってるんだ?」
この部屋に暁斗とあかりが一緒にいる事を知ってから、あかりが暁斗に心変わりしたのだと勘違いしていたのです。
嫉妬する一ノ瀬を見て嬉しく感じるあかり。
沙映子とのキスも、ただ沙映子が一方的に眠っている一ノ瀬にしたことでした。
誤解も解け、沙映子との関係もはっきり終わらせてきた一ノ瀬。
香織が初恋の相手だと言っていたのも、沙映子に留学を決意してもらうための嘘だったのです。
「君と別れる気はない。これが今の僕の本当の気持ちだから。」
そうして2人は無事に仲直りすることが出来ます。
9話|ほかほかジャンボ豚まん
また一ノ瀬の家に戻ってきたあかり。
朝から欲求不満な夢を見たせいか一ノ瀬にドキドキ意識しまくりです。
一ノ瀬とは未だにキス止まり。
一緒に暮らしてはいるけれどほとんど2人きりにもなれません。(暁斗がいるから)
そこであかりは2人きりになるチャンスを作る為、週末デートに誘うことに。
やはりフツーのデートの定番といえば映画。
しかし座席指定するのをすっかり忘れていて、満席で見ることが出来ませんでした。
予約していた夜景の見えるレストランで挽回を図ろうとするあかりですが、一ノ瀬が高所恐怖症なのをすっかり忘れていました。
結局食事せずに店から出ることになってしまいます。
ミスを補填するため、下の階にあるお店を走り回るあかり。
一ノ瀬が休んでいた場所に戻ると、一ノ瀬はそこにいませんでした。
(呆れて先帰っちゃったとか!?)
(私・・・置いてきぼり・・・?)
とぼとぼと1人で歩いていると一ノ瀬に引き止められます。
「1人で勝手に帰る気ですか?」
携帯には一ノ瀬からの不在着信が。
「私、一ノ瀬さんはもう呆れて面倒くさくなって先に帰っちゃったんじゃないかって思って。だって本当に今日は全然ダメダメだったし。」
その時、あかりのお腹の音が鳴り響きます。
一ノ瀬はあかりの手を引きベンチに座りさっき買いに行っていた豚まんを差し出します。
夜景の綺麗なレストランじゃなくて寒空の下で食べる豚まんは、思ってたデートとは違いましたが、思っていた以上にロマンチックで暖かく、すごくデートっぽかったのでした。
あかりはこういう時間が欲しかったのだと気が付きます。
だからその先のことをもうすっかり考えていませんでした。
「ところで安藤さん、今日はこのまま帰りますか?」
10話|当店オリジナルしらすピザ
ドキドキしながら一ノ瀬についていくあかり。
着いた先は、ダイニングバーでした。
(な・・・なんだ。そっかお酒かぁ)
お泊りを期待していたあかりは少しがっかりしながらも、これはこれでデートっぽくていい感じ。
お酒を飲み敬語ではない一ノ瀬にドキドキするあかり。
そんな中、頼んでもいないしらすピザが運ばれてきます。
なんと店の店主はあかりが学生時代バイトしていた所の社員・大沢でした。
そしてあかりが当時デートしていた人でした。
付き合うまでに発展しなかったのは、大沢が脱サラして店をやりたいと言っていたから。
フツーの会社員か公務員がいいと思っていたあかりは、あっさりと大沢を振ったのです。
それから一ノ瀬は静かになってしまいます。
嫉妬させてしまったのかもしれないと思ったあかりは、大沢とはなにもなかったことをちゃんと伝えます。
「さっきは大沢さん私にフラれたみたいなこと言ってたけど、全然そんなんじゃないんです。私たちお互い全く将来の考え方とか違ってて・・・。夢を追ってる人ってかっこいいかもしれないけど、私はそうゆうのに振り回されたくないんです。」
「だから一ノ瀬さんとは全然違うから・・・!」
あかりは勇気を出して「今日はこのまま帰りたくない」と誘うのですが、一ノ瀬には「考えたい事がある」と断られてしまいます。
原因が分からずモヤモヤと悩むあかり。
ある日、同じ会社の同僚から一ノ瀬が仕事をやめると聞いて・・・?
11話|厚焼き玉子サンド
「会社辞めるって本当ですか?」
一ノ瀬は会社を辞め起業するつもりでした。
環境こそは普通ではない一ノ瀬ですが、無謀なことなどはしなさそうな人だと、どこかで安心していたあかり。
あかりが戸惑っていると一ノ瀬からは「君は気にする必要ない」と言われます。
「僕はまだしばらく身軽なままでいたいし、君は君の思う通りにしてくれて構わない。君との付き合いを少し考え直させてくれないか?」
一ノ瀬の言葉に不安になり自信がなくなるあかり。
そんな中、急に母から「日本に帰ってきているから一緒にご飯でも」と誘われます。
母のいるホテルに行くと、母が結婚を前提に付き合っているマイケルもいました。
結婚5回目の母に、さすがに呆れるあかり。
しかもマイケルの年はまだ26で、あかりと3つしか違いません。
「それヒモっていうんじゃ・・・。お母さんの理想ってもっと高くなかったっけ?」
性懲りもない母にイライラするあかり。
一ノ瀬とうまくいっていないこともありあかりは泣いてしまいます。
泣いているあかりに母は手作りの厚焼き玉子サンドを差し出します。
「ママの理想の人ってね、どん底に落ち込んでるときでも一緒に美味しくご飯が食べられる人なのよ。」
いつも誰かに振り回されてるように見えた母ですが、確かにご飯の時はいつでも安心できて楽しい時間でした。
それだけは絶対に譲れない、母が守ってくれていたものだったのです。
大事なことに気づいたあかりは、一ノ瀬の元へ駆け出します。
理想の人とは違うかもしれませんが、たとえこの先振り回されても一緒にご飯を食べたいと思える人だと気づいたのです。
「私一ノ瀬さんが借金だらけになって作った会社破産させても、路頭に迷ってホームレスになっても一緒にいたい!」
最終話|彼氏手製お味噌汁
一ノ瀬が起業しようと思ったのは、亡くなった実母が闘病で長く苦しんだので同じような人をなくせたらと考えたからでした。
そしてあかりが必要なのは一ノ瀬も同じです。
「僕が困るのは、君がいなくなると僕の胃袋が悲鳴をあげるからです。」
特別素敵な人を捕まえるにはまず胃袋からよ。
とよく言っていた母の言葉に感謝する日がくるなんて思ってもいなかったあかり。
ご飯を作ろうとすると、一ノ瀬にキスをされます。
「僕は君をさきに食べたいんだが・・・。」
一ノ瀬もあかりと同様にずっと我慢をしていたのでした。
そうして一夜を共にした翌朝、あかりが起きる頃にはすでに一ノ瀬が起きていて味噌汁を作ろうとしてくれていました。
一ノ瀬に名前で呼ばれ昨夜のことを思い出しまた恥ずかしくなるあかり。
「そんな顔されると、また食べたくなってしまいますよ。」
もっとフツーじゃない一ノ瀬が見たいなんて思うあかりは、フツーではないのかもしれません。
完結
感想
すれ違いもありましたが、最後はハッピーに収まりました。
美味しいご飯を一緒に食べるのは本当に大事なことだと改めて感じました。
胃袋で掴めはあながち間違ってないよなぁ。
毎回出てくるご飯は美味しそうだし、ストーリーも全3巻で綺麗にまとまっていて面白かったです♪
気になっていた方は、ぜひ無料で読んでみて下さいね(*^▽^*)