愛と呪いの漫画を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介します。
物心ついた頃にはすでに始まっていた父親からの性的虐待、そして宗教にのめり込む家族。
過去をなんでもないことにするために、愛子は男の体で上書きするのですが・・・!?
2巻のネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪
愛と呪いを無料で読むには?
愛と呪いを無料で読むには“U-NEXT”というサイトを使います。
U-NEXTは映画やドラマ、漫画(電子書籍)などを見ることのできるサイトです。
愛と呪いの漫画も1巻~2巻(最新刊)まで全巻揃っていましたよ♪
ではなぜ無料で読むことができるのか詳しく説明しますね。
U-NEXTは本来、月額料金を払って利用するサイトなのですが、初めての人なら全員31日間無料でお試しすることができます。
さらにサイト内で使える600円分のポイントをもらうことができこれは漫画にも使えます。
ポイントを使って「愛と呪い」の漫画を読むのですが、この漫画は1冊626円(税込)なので端数の26円だけかかってしまいます。
完全無料ではありませんが、1冊26円なのでどこよりもお得ですね♪
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次に2巻のネタバレです。
6話|怒り
1998年
愛子の”はじめて”の相手は本屋で声をかけてきた見知らぬ人で、当たり前のように顔も名前も覚えていません。
その後、愛子は売春を始めます。
初めての人は田中という人でした。
「気持ちようなるんは悪い事ちゃう。いらんこと考えんと気持ちよくなることだけ集中してみ。」
愛子は全く知らない人でも全然好きじゃなくても気持ちよくなれるのだと知ります。
高校に入る直前、愛子たち家族は引っ越しました。
お風呂に鍵がかかり、自分の部屋ができてから父はそれきり愛子に触れてきませんでした。
だけど愛子の心の傷は消えませんでした。
7話|自傷
愛子は過去をなんでもないことにするために、援助交際を続けます。
時折、父とのおぞましい記憶が蘇り過呼吸になることもありました。
なんでもなくしたいのに、できないのです。
父とのことを思い出すのに、感じてしまっている愛子。
本当につまらないことですが、愛子はこの時だけ特別でいることができ、それで自分を保っていました。
(ほんまは普通の家に生まれて、好きな人と両想いになって、ドキドキしながらキスして手を繋いで大切にセックスしたかった)
その頃の愛子は早く死にたいと思っていました。
そんな中、愛子は田中と再会します。
田中は愛子が援交していることなんかちっとも気にしておらず、2人は付き合うことになります。
なぜ家を出なかったか、家族に怒りをぶつけなかったか、なぜさっさと自殺しなかったか、一つはまだ子供でとても弱かったから。
そしてもう一つは、それでも愛子は家族を愛していたし家族もまた愛子を愛していたからです。
一見問題など何一つないような家族。
だから愛子は壊したくなかったのです。
自分で壊すのが怖かったのです。
その代わりに自分自身を滅茶苦茶にするしかなくても・・・。
(世界が滅びなかったら、このベルトで首を吊りこの世から私が消えよう)
8話|よくあること
体育祭で設営委員となる愛子。
偶然にも塩谷と松本さんと同じで愛子は深くため息をつきます。
(あの時のあれはなんやったんやろ)
(人はそんなに簡単に忘れてそんなに簡単に変われるもんなんやろか)
(わたしだけずっと何をしても変われないままそこにおる)
体育祭の看板ができあがり、涙を流し喜びあっている松本さん女子を見て羨ましく思う愛子。
(きっと私みたいに毎日死にたいなんて思ってへんやろう)
(なんで私はあっち側になれんかったんやろか)
そんな中、愛子は父親にタバコを吸っているのがバレてしまいます。
父は問答無用で愛子の顔面をボコボコに殴ります。
母はそんな愛子に「辛いことあるんやったらお祈りしてみ?」と声をかけます。
辛くなった愛子は、父親にされた過去を田中に打ち明けます。
話したらもっと劇的に何かが変わるのだと思っていました。
可哀想に、辛かったなぁと同情して、許されへんって怒って、もっと気にかけて心配してくれるのだと思っていました。
しかし田中の反応はとてもあっさりしたもので、「ようあること」らしいのです。
9話|2000年
2000年
騒がれていた2000年問題も、ノストラダムスの大予言も起こらず、世界中の人が何事もなかったかのように忘れていきました。
優しい恋人、家族の仲は睦まじく、クラスの皆は優しくて、悩み事といえば進路と受験勉強、友人関係、恋愛、ダイエット。
(このまま、このまま何もなかったように)
そんなある日、愛子はクラスメイトの遠藤に告白をされます。
愛子は心の中で「綺麗ごと言うてこいつならやれそうって思ってるだけやろが」と思っていました。
(私みたいなんに声かけてくるやつは全員クソ・・・)
付き合うことになったその日、2人は放課後カラオケへ行きます。
「やりたいんやろ。」
愛子の突然なふしだらな行為に遠藤は驚きを隠せません。
「こんないきなり・・・。山田さん頼むから自分を大事にしてや。」
そんなことを言われても、おかしいくなるしかできないのです。
「あんたはええなあ、自分を大事にできて。」
愛子は店から出てすぐに田中に浮気をしたことを報告します。
田中は少しの嫉妬心も見せてくれませんでした。
「結婚して!結婚したら私浮気なんかせぇへんくなるし、死ぬなんて言わへんし、子供産んで大事に育てて、もっとちゃんと田中さんとやったらいい家族を作れ」
田中は「はあ~うっとし」と愛子の話の途中で電話を切ります。
10話|キレる17歳
愛子はクローゼットに吊るしてあるベルトに首をかけ自殺を図ります。
(疲れた)
(うちの人生なんやったんやろ)
(普通に生きたかっただけや)
(悪いのは家族で宗教でそんなものがあるこの世界で)
(私は何にも悪くないのに)
愛子が暴れているとベルトがきれます。
床に落ちた愛子はひたすら大声で泣きわめきます。
そして田中の家へ。
「あんたのせいや。あんたが私を助けてくれんかったからや。好きなんやったら助けてくれてもいいやん!なんで誰も助けてくれへんのよおおお!」
泣きわめく愛子の首を田中は掴みます。
「うっさいなあ。そんな死にたいんやったら俺が殺したろか~?ほんまに死ぬ奴は勝手に黙って1人で死ぬねん。」
田中の突き放すような言葉に愛子はもう頼らないと決め、家に戻り父親の寝室へ。
手に持っていたゴルフクラブを振り上げた時、母親に声をかけられます。
一瞬、まずは母から殺そうかという考えが頭によぎるのですが、愛されていた日々を思い出し殺すことはできませんでした。
「なんで助けてくれへんかったん・・・?」
2000年、世界は滅ばなかったし、愛子も家族も殺せませんでした。
自殺者にも殺人者にもなれなかった愛子は、つまり特別な何かではなかったのです。
そしてまた愛子の日常が始まります。
3巻へ続く
感想
自暴自棄、援助交際、快楽に逃げ込み、自己嫌悪に塗れる愛子。
1巻読了後の悪い予感は的中し、覚悟して読んだのは正解でした。
身体的に疲れている人は、読むことをおススメしないです。
恐怖の大王は結局愛子を救ってくれず、彼女は何者にもなれず、典型的な援交メンヘラ女になっただけでした。
繰り返される日常、次巻も気になります。
漫画が気になっていた方は、ぜひ無料で読む方法を参考に漫画の方も読んでみて下さいね♪