二度目の恋に溺れたい6巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
3年の時が経ち、東京で再会した星那と蒼波。
2人の気持ちは変わっていないものの、3年という時の中で傷心の2人を支えてくれていた存在もいて・・・。
星那は金城に告白を断ったけれど、四角関係はかなり混濁し始めて・・・!?
最終回は一体どんな結末になるのでしょうか?
では6巻(最終巻)のネタバレです!
16話|揺れる星那
星那を車で送っていく途中、金城はある場所に寄り道をします。
そこは金城の母のお墓でした。
金城は星那を車に残し1人で母の元へ。
「母さん、なかなか来られなくてごめん。今車に母さんに会わせ・・・ううん、なんでもないまた来るよ。」
金城の母のお墓だと気づいた星那は、車から降りハンカチで作ったお花を添えお線香をあげます。
その後、指輪の事を言わないとと思う星那ですが、なかなか言い出すことができませんでした。
(本当にどうしたらいいの・・・)
(でもやっぱり私が持ってちゃダメよ)
翌日、金城に指輪を返そうとした時、比嘉のブーケの相談で蒼波と若葉がやってきます。
なんで2人で・・・?と不安に感じている星那に、若葉はこの前の雨の日に一緒にいたことを話し始めます。
(この前の雨の日・・・?)
(あの日2人は一緒にいたの?)
(だから待ち合わせ場所に来なかったの?)
しかし若葉はそんなことでは動じませんでした。
蒼波の言葉を、蒼波の気持ちを信じているから。
そんな星那が気に入らない若葉は、星那の鞄に指輪が入っていることを知ったうえでわざとぶつかり、鞄の中身を蒼波の前でぶちまけます。
蒼波に指輪を見られ慌ててごまかす星那。
それでも星那を信じている蒼波に、若葉は3年前のあの日からずっと2人は一緒にいると打ち明けます。
その頃、星那は金城に指輪を返している最中でした。
その場面を見た女性スタッフは、金城が星那にプロポーズをしているのだと勘違いし勝手に盛り上がっています。
タイミング悪くその話を聞いてしまった蒼波。
その夜、蒼波はホテルのバーで泥酔してしまいます。
若葉はチャンスとばかりに蒼波をホテルの部屋に連れ込み、既成事実を作ろうとします。
途中で蒼波が目覚めたおかげで未遂に終わりますが、若葉は気持ちが抑えられなくなり告白をします。
蒼波にフラれた若葉はショックで、つい星那のことを悪く言ってしまいます。
怒って部屋から出ていく蒼波を追いかけている途中、若葉は事故に遭ってしまいました。
17話|若葉の策略
若葉は足首の骨にヒビが入っている状態で全治1カ月と診断されます。
若葉の母はその怪我を利用し、蒼波に下半身不随だと嘘をついて責任を負わせようとします。
事情を知った蒼波の母は「今後一切鳥海とは関わらないで」と忠告するのですが、責任を感じている蒼波にはそんなことできませんでした。
そして星那がマンションの前で待っていることを知る蒼波ですが、金城とのことを誤解している蒼波は星那に会うことができませんでした。
「・・・会ってどうするんだよ。」
蒼波は金城に星那のことを任せることに。
「星那さんを幸せにしてあげてくれ。俺はもう星那さんに何もしてあげられないから。」
金城はいつだって星那の幸せを願っていたし、全てを捨てる覚悟もありました。
だけど彼女の心に入る余地はなかったのです。
「残念ながら私は彼女を幸せにはできません。昔も今もこれからも私が彼女に心に入ることはないんです。この意味が分かりますか?」
そんな中、金城は若葉の下半身不随が偽装だということを知ります。
「あなたは耐えられるんですか?相手の心に自分はいない。あるのは同情と罪悪感。それでも一緒にいる事を選ぶんですか?」
金城はそう言うのですが、若葉はそれでも蒼波と一緒にいることを選択します。
蒼波が若葉にプロポーズしている場面に出くわす星那。
蒼波と星那が会うのは久しぶりでした。
「ごめん・・・連絡しなくて。若葉の怪我は俺のせいなんだ。だから・・・星那さん俺たちもう・・・。」
星那は「大丈夫だから」と蒼波の頭を撫でます。
そして自分ももうすぐ結婚するかもしれないことを報告します。
「お互い幸せになろうね」と言う星那の言葉に、モヤモヤとする蒼波。
「星那さん、俺と一緒にどこか遠くに行こうか。なんのしがらみも決まりもない俺たちの事を誰も知らない場所へ・・・。」
「いいよ、行こうか。このまま2人・・・誰も知らない所へ。」
18話|誰も知らない所へ
てっきり遠くに行くのだと思っていた蒼波。
しかし行った場所は近場の夜景の綺麗なホテルでした。
「せっかくなら普段しないような事しながら行こうよ。今日はここに泊まってどこに行くかは明日考えてもいいじゃない?」
2人は抱き合いキスをしそのままベッドへ。
なんのしがらみも決まりもなく、ただお互いを好きと言えたならどんなに良かったでしょう。
年齢も境遇も偏見も全て取り払えてしまえたのなら、どんなに楽でしょう。
結局、蒼波は星那を抱くことができませんでした。
もう恋に溺れられる程2人は純粋ではないのです。
星那はイギリス留学を決意し、最低でも1年は日本を離れることに。
蒼波と若葉は来週の月曜に正式に婚約することを母に報告する予定です。
星那がイギリスに発つ当日、同じ空港の国内線には西表島に行く予定の蒼波と若葉もいました。
「蒼波、もう無理しないでいいよ。」
若葉は車椅子から立ち上がるのですが、蒼波は驚きませんでした。
蒼波は全部知っていて黙って若葉につき合ってくれていたのです。
「若葉にこんな事をさせてしまうくらい俺がしっかりしてなかったから悪いんだ。若葉は昔から何も変わってないよ。今も純粋で素敵な女性だよ。」
若葉は「国際線の方に行って」と蒼波の背中を押します。
「私はもう大丈夫だから次は蒼波が素直になって。」
蒼波は星那の元へと走るのですが、その途中で事故に遭ってしまいます。
最終話|二度目の恋に溺れたい
金城から事故の知らせを受けた星那は急いで蒼波が運ばれた病院へ。
幸い命に別状はなく、多発性骨折で全治3カ月で済みました。
「俺どうしても星那さんに会いに行きたくて・・・。星那さんがどんどん遠くに行っちゃいそうで、俺の事忘れてしまいそうで怖くて。」
「・・・ありがとう星那さん。俺を認めてくれて。」
ずっと1人だった蒼波は、自分の存在を隠して生きてきました。
だけど本当はずっと自分の存在意義を探していたのです。
(あの日、あの時、俺に手を差し伸べたあなた)
(俺を力強く抱きしめたあなた)
(抱き上げたのは俺だけど、たぶんきっと助けられたのは俺の方)
(初めての恋をしたのは俺の方だったんだ)
蒼波は「もしも叶うなら1年後の大潮の日に・・・」と呟きます。
その後、星那は予定通りイギリスへ。
そして1年後。
大潮の日にピナイサーラの滝へとやってきた星那。
前に蒼波が話してくれた思い出し星那は滝の前の大きな岩に登りだします。
(バカね、私。今さら何をお願いするの?)
(願いはただひとつ・・・彼の幸せを)
足を滑らせてしまった星那の手を掴み、一緒に滝に落ちたのは蒼波でした。
「おかえり星那さん、星那さんが帰ってきたら伝えたい事がいっぱいあったんだ。ああでもその前に星那さん俺を二度目の恋に溺れさせてよ。」
その後、2人は蒼波の母にも認められ幸せな結婚式を挙げるのでした。
完結
感想
蒼波と星那の幸せを願っていた私としては大満足のハッピーエンドでした!
タイトルは星那のことだと思っていましたが、蒼波のことでもあったのですね~♪
だんだん嫌な女となっていた若葉も最後はやっぱり悪い女になりきれなかった。
若葉も良い人と出会えて幸せそうで良かったです。
綺麗な星那のウエディングポスターを見て羨ましがる星那の元旦那と嫁がいい気味だと思いました(笑)
面白かったので気になっていた方は、ぜひ無料で読んでみて下さいね♪