不浄を拭うひと2話無料

不浄を拭うひとの漫画を無料で読む方法と、2巻(3話~4話)のネタバレを紹介します。

脱サラし特殊清掃の仕事をしている山田正人・39歳。
特殊清掃は主に遺体があった部屋の掃除が専門です。

今日も彼は様々な状態で死を迎えた人達の生活の跡を消しながら、故人の生前の暮らしに想いをはせていて・・・。

ネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪

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次に2巻のネタバレです。

3話

特殊清掃の仕事をしている山田正人ですが、霊感体質なのでたまに”見えない人”に妨害されることも。

亡くなったのは50代独身男性。

なぜか部屋に入る前にものすごく拒絶されているようでした。

自分の力ではどうしようもできない時は住職さんに頼ります。

苦しい時の「神さんだのみ」です。

連絡をすると30分後に神谷住職は来てくれました。

「神さん」こと神谷住職は知人の紹介で知り合った「お祓い」をしてくれる貴重な方。

神さんのお祓いは絶大ですが、部屋の前でお経を唱え始める姿は多少目立っています。

お祓いが終わり、ようやく部屋の中に入ることができた山田。

亡くなった男性は玄関近くのトイレで最期を迎えたとのことでした。

部屋の中はゴミも凄いですが、未開封の段ボールがいっぱい。

そして床にはたくさんの女性用下着で埋め尽くされていました。

箱の中身も全て下着。

プレゼントするという量ではありません。

「独身って聞いてたけど・・・彼女でもいたのかな?」

不思議に思いつつ山田はいつものように清掃を始めました。

そして片づけを進めていくにつれあることに気が付きます。

妙にサイズが大きい下着、おしり系ばかりの大人のおもちゃ、女装もののアダルトDVD、夜用ナプキン。

きっと生前の彼は、女装プレイをしていたのではないかと。

それがどんどんエスカレートして、おしりがゆるくなってしまったのではないだろうか。

(そりゃ・・・見られたくないよなぁ)

拒絶されていた理由に納得する山田。

この仕事をしていると部屋を綺麗にしいていくうちに、故人がどういう生活をしていたか分かってきます。

そしてどういう最期を迎えたのかも手を取るように感じるのです。

特殊清掃はよほどのゴミの量でない限り3日前後で終わります。

彼の部屋も3日ほどで原状復帰が出来たのでした。

4話

いつもは依頼が来るとすぐに現場に向かうのですが、今日はペアを組んでの仕事なのでゆっくりです。

ペアの相手は先輩の石橋さん。

山田たち「特殊清掃」の仕事先は一般住宅以外にもあります。

誰でも知ってる超高級有名ホテルでも・・・。

ホテルでの仕事はチェックアウト後から始まり、15時のチェックインまでに完了しなければなりません。

遺体はすでに運ばれていて、死後3.4日だったそう。

長期滞在の方でここ一週間見かけていないことにスタッフが気付いたのです。

亡くなったのは60代男性だといいます。

その部屋は見晴らしのいいシングルルームで、とても10日間近く過ごしてい居たとは思えないほど綺麗に使われていました。

1泊2万円近くのこの部屋で酒浸りの時間を過ごしたのでしょうか。

その方は、両手首を切って背広姿で寝たまま発見されました。

全身の血を流し失血死でした。

床にはその時の血液が残っています。

汚れているのはカーペットだけなので、床だけ張りいかえれば問題はなさそう。

2人は宿泊中の他のお客様に知られないよう、とにかく迅速にスタッフ用のエレベーターで廃棄処分する部屋の家具を運び出します。

全ての家具を出すとカーペットの張り替え作業にかかります。

汚れたカーペットをすばやく処分し、汚れた部分を薬品で消毒・消臭し、掃除して新しいカーペットを敷き詰めるのです。

そして再びお客様に知られないよう新しい家具を迅速に運び入れ、完了です。

よほどの匂いが残らない限り、ホテルはその後もお客様を泊めるようです。

毎日さまざまな人が出入りする空間。
彼もその中の1人でした。

決して安くない金と引き換えに、死という道を選んだのは、きっと「最期に見る物は全て美しかった」と思いたかったのかもしれません。

2週間後。

なんと同じホテルから再び依頼が来ました。

(まさか前と同じ部屋・・・?)
(亡くなった人が呼んでしまった・・・とか?)

ゾッとしていた山田ですが、2回目の掃除は前とは別の部屋でした。

どうやら泥酔したまま風呂に入ったらしく、死後10時間ほどで発見されたとのことでした。

長時間浸かっていた為、お湯は変色していました。

見たところほとんどが排泄物で、発見が早かったおかげで腐敗もなく脂も浮いていません。

幸い水回りだけの清掃だったので2時間ほどで無事終了しました。

そんなことを微塵も感じさせない高級ホテル。

今日もまた誰かが彼が掃除した部屋に泊まるのです。

3巻へ続く

感想

人の不幸な死に向かいあうリアルな職業である「特殊清掃」のお仕事。

感動的なセリフや霊的な体験、リアルな現場の様子に興味を引く内容でした。

ゾッとするような内容もありますが、絵があっさりとしているのでちょうど良かったです。

サクッと読める漫画なので、気になっていた方はぜひ無料で読んでみて下さいね♪

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