少女不十分の漫画1巻〜3巻(完結)まで試し読みではなく1冊丸々無料で読む方法と3巻のネタバレ感想を書いています。

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ついに最終回を迎えた少女不十分ですが、結末はどうなるのでしょうか・・・!?

ではここから3巻最終回のネタバレを書いていきます!

少女不十分 3巻 最終回 ネタバレ

少女不十分3巻

少女Uに「臭い」と言われ何気に傷つく”僕”。

Uは僕の袖を掴みお風呂場に連れて行きます。

『5日目にしてついに・・・合法的に外へ出られた・・・!』

僕を監禁し続けたことによるUの精神的な疲れ、そしてこの5日間の僕の従順な態度がそれを許したのでしょう。

脱衣所はUのまだ洗われていない洗濯物が山積みでした。

『そ・・・そうかUは洗濯機の使い方を知らないんだな』

Uの生活を見る限りやはり生活力・生存力が欠落していることは明らかでした。

僕はあの日なぜ自分の給食を全部くれたのかと質問をします。

「・・・・死んじゃうと思ったから。また」

Uは昔猫を飼っており、もう死なせたくないという気持ちだったのです。

僕はお風呂に入りながらこれからのことを考えます。

明日Uが学校に行った後、物置から出てUの両親がどうしていなくなったのかを調べ、その結果がどうであれこの家を出て行くと決意します。

とはいえ、警察を呼ぶとかではなくちゃんと話し合って出て行こうと。

モンスターというメッキも剥がれ、頭のおかしな子供というメッキも剥がれ、いよいよUがただの当たり前な小学四年生に見えてきた僕でした。

それが何よりの間違いだと知るのはこのわずか数秒後・・・

Uは僕がまだ入っているお風呂場に入ってきたのです。

体を洗い、湯船に入るU。

僕がUを追い返すことが難しかったのは、保身の感情を超える別の感情があったからでした。

Uは身体中、傷や痣だらけだったのです。

Uは虐待を受けながら生活をしてきたに違いない。

”子供は親の真似をするものである”

頭のおかしな少女であればまだ対処のしようもあったが、Uの傷だらけの体を見てしまった僕は同情と哀れみの気持ちでいっぱいになります。

十年後の世界から冷静に考えれば、児童相談所に連絡をすることが一番の解決法だと分かる。

だがその頃はまだ虐待を虐待と認めるためのシステムが完全に出来上がっていなかったのです。

『僕に・・・何ができる・・・・』

監禁生活6日目。

僕はUの家庭内の問題を解決するなんて自分の手に余ると考え、Uが学校に行った後外に逃げようとします。

しかし思いとどまり、家の中を探索することに。

ついでにと洗濯物を洗い、リビングを片付け、そして二階へ・・・。

Uの部屋は奇妙なほど綺麗に片付けられていました。

机の上の学習帳に気がつきます。

両親のことが何かしら分かればとノートを開くとそこには日本語のあらゆる挨拶と日常生活の決まりごとが何ページにもわたり大量に書かれていたのでした。

そしてこれはおそらく大人の字。

『これが・・・これがUを支配しているルールの正体・・・・・・!!』

時間さえあればUはこのノートを読んで自分のするべきことを確認していたのです。

このノートはUにとってのマニュアル。

今までのUの行動を思い出し納得する僕。

そして『ゲームをやりっぱなしにしない』という項目を見つけます。

この文言こそがあの日の彼女を支配していたのです。

『友達を大切にすること』

その言葉は『ゲームをやりっぱなしにしないこと』よりも後にありました。

Uはノートに書いてある”決まりごと”を頭から順番に守っていたのです。

『自分の正体を知られないこと。』

Uの両親は途中で自分達の教育方針が間違っていたことに気づいたのでしょう。

しかし両親はその間違いを認めなかった。

僕はUの部屋を出て次の部屋のドアを開けます。

するとそこには互いに殺し合って死んでいる両親がいました。

僕がはじめに感じた他人の家にある独特の空気はただの死臭だったのです。

Uの人生は”まとも”から大きくズレていました。

もう修正のしようもないほどに・・・。

『それもこれも全てそこで死んでいるあなた達の責任だ・・・・』

Uの帰りを玄関で「おかえり」と迎える僕。

Uは限界だったのか僕に抱きついてきました。

「疲れた」

Uを運びリビングのソファに寝かせる僕。

『僕はUのために献身的な自己犠牲を払うことなんてできない。』

Uの目が覚めると僕はUに言います。

「何かできることがあれば・・・」

自分でもなぜこんなことを言っているのか分かりませんでした。

何もできやしないのに・・・。

するとUは昔パパとママがしてくれたようにお話を聞かせて欲しいとお願いをします。

その時僕は作家志望の大学生である僕だからこそUの為にできることを思いつきます。

僕は即興で物語を作り、Uにたくさん聞かせてあげます。

ほとんど共通点のない話でしかが根底に漂うテーマは一つ。

道を外れた奴らでも、そこそこ楽しく面白おかしく生きて行くことができるというもの。

そしてこの事件は、誰かの通報によって終結しました。

Uとはこれを最後に会っていません。

しばらくして僕は作家になりました。

その後、僕は上京。

今日はお世話になっていた担当編集者が寿退社することが決まり、新しい担当者へと引き継ぎが行われる日です。

「私は夕暮誘と言います。」

若いのにちゃんと挨拶ができる子で、さすが期待の新星と言われれるだけのことはある。

『僕もちゃんと彼女に挨拶をしよう。十年ぶりになる久しぶりの挨拶を・・・・』

「初めまして。」

少女不十分 3巻・感想と無料で読む方法

少女不十分、完結しましたね。

両親は私の想像以上に残酷なものでした。

そしてUの今までの行動の謎がここで全て明らかになります。

ミステリーな漫画でしたが、最後の最後でUの幸せそうな様子が描かれていてとても良かったです!!

(しかもめちゃくちゃ可愛い!)

とても感動的な最後で良い作品でした。

少女不十分は無料で読むことのできる漫画です。

「買うほどではないけど気になる!」と思っていた方は、是非無料で読む方法を参考にしてくださいね!

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