恋するレイジー6巻無料

恋するレイジー6巻(最終巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、初めての喧嘩を乗り越えて絆を深めたかのと玲次。
そして迎えた冬休み、かのは玲次の祖父母の家へとお泊りに行くことになって・・・!?

最終巻ではかのを想っている如月や、かのの親友・梓にも恋の変化が・・・?

では6巻のネタバレです!

29話

期末試験が終わった放課後、かのは玲次に「冬休み旅行行かん?」と誘われます。

顔を赤くして動揺しまくるかのですが、行き先は玲次の祖父母の家でした。

祖父母の話をする玲次の顔がとても優しくて、大好きなんだということが伝わります。

そんな祖父母に会いたいかのですが、母が許してくれるかどうか・・・。

そこで玲次が一緒にお願いをしてくれることに。

母は意外にもあっさりと許可してくれ冬休みの旅行が決定しました。

「ちょい覚悟しといてな。ばーちゃん気ぃ使って俺らの布団一番いい部屋に2つ並べて敷くわ、たぶん。そーなったら一緒に寝よーな。」

その日の夜、かのはドキドキしてなかなか寝付けませんでした。

翌日、かのは如月に「話がある」と呼び出されます。

放課後、歩きながら話そうと言われ、行きついた場所は、恋のジンクスがあると言われている橋でした。

地面のタイルの赤の部分だけを踏みながら渡りきると好きな人とずっと仲良くいられる、と聞いたかのはチャレンジをします。

如月のフォローもありなんとか渡りきることができたかの。

お礼を言うかのですが、如月はとても切なそうな表情をしています。

「桃沢さんと出会って色んなものや世界に色がついた。俺が変わりたいと思ったのは、桃沢さんを好きになったから。」

如月は勇気を出してかのに気持ちを伝えます。

かのに好きな人がいることはよく知っています。

それでも気持ちを伝えることでもう一歩前に進めると思ったのです。

かのに断られた如月ですが、去り際はとても良い笑顔で手を振っていました。

(またふいに渡り廊下で、図書室で、如月さんに会えたら)
(きっと笑って冗談聞かせてくれたら嬉しいな)

かのはそう思いながら笑顔で手を振り返すのでした。

30話

いよいよ冬休み。

今日から玲次の祖父母の家に旅行に来ています。

緊張するかのでしたが、祖父母はとても温かく優しくかのを迎えてくれました。

かのは玲次が優しいのは、こんなに楽しくて優しい祖父母に大切にされてきたからなのだと感じます。

また祖母も玲次にこんなに優しい彼女ができて嬉しいととても喜んでくれました。

クールに見える玲次ですが、実はとても寂しがりやで、小さい頃は親の帰らない家は冷たくて嫌いだと帰りたがらなかったそう。

年頃になって綜一とギクシャクするようになってからは尚更寂しそうな顔をしていたと祖母は話してくれます。

玲次が優しい顔になったのはかののおかげだと言う祖母の言葉に、目がうるうるのかの。

(ねぇ宮野くん、なんのとりえもない私だけどほんの少しだけ宮野くんの隣に居る自信ついた気がするよ)
(これからも宮野くんが笑顔でいられるよう頑張ろう・・・!)

そして夜、寝る前に2人は縁側で寄り添ってお話をします。

玲次は祖父母のことを、明るくて歳をとってものんびり2人で笑って自分の理想だと語ってくれます。

そしてまるでプロポーズのような言葉まで。

「いっそ目指すか、2人で。将来俺みたいなうだうだした奴の面倒みれんのかのちゃんしかいねーしな。」

かのは嬉しすぎて誤魔化して笑っていないとずっと泣いてしまいそうな程でした。

未来のことは誰にも分かりませんが、きっとこの夜を一生忘れないでしょう。

2つ並べられた布団に入るかのと玲次ですが、2人とも緊張しすぎてなかなか寝付けません。

玲次に呼ばれ2人の距離は近づきます。

いつの間にか眠ってしまったかのの頬っぺたに玲次はそっとキスをします。

31話

好きな人が目の前にいるという幸せな朝を迎えたかの。

「おはようのチューは?」と催促されるのですが、恥ずかしがってできませんでした。

なので歯磨きの最中、かのは不意打ちで玲次の頬にキスをします。

赤面しているかのに「ぜんっぜん足りない」とキスをする玲次。

触れたくてたまらなくなるほど、心の深い所が大好きの気持ちで満ちていきます。

お世話になった祖父母にお礼を言い、また来年も2人で来ると約束し電車で家へと帰る2人。

幸せだった旅行も終わり、今日は残念王子衆チームで冬休みの定期集会をしています。

その帰り道、梓は綜一が彼女と一緒にいるところを目撃してしまいます。

綜一のことが気になっていた梓は、ショックを受け、1人先に帰ることに。

1人で歩いていると彼女と分かれた綜一と偶然はち合わせます。

いつもなら生意気を言う梓に対し、口をうにっとつねる綜一ですが、今日はなにもしてきませんでした。

「あぁ・・・もしかして彼女できたからもう他の子は触りませんってこと。カンケーないけどなんかムカつく。」

32話

3学期が始まっても梓はどこかうわの空。

かのと香純は梓を元気づける為に、放課後お茶に誘います。

「ここんとこずっと考えてたの、自分の気持ち。綜一さんが彼女さんと歩いてるところ見たじゃん?なんかけっこう衝撃だったんだよね。」

なんであんな人に彼女が!?とか、話通じんのか!?とか色々思ったのですが、何より普通にいい彼氏っぽい綜一を見てかっこいいなと思った自分がいたのです。

だけどこの気持ちが恋なのか自分ではよく分からず、恋と認められないのだと梓は相談します。

かのは梓の気持ちを聞いて「恋だと思う」と話します。

「今は寂しくても恋したことはとても素敵なことだと思うから、その気持ち梓ちゃんが大切に認めてあげたらきっと良いかと・・・!」

初めてリアルで恋をしたのだと自覚した梓にとって、今回の恋はそれだけでもう十分でした。

女子会の帰り道、梓は綜一に偶然会います。

「綜一さん、この前言いそびれたことがありまして、彼女さんとお似合いです、とても。お幸せに!」

梓は彼女を待っていた綜一を笑いながらからかい、すっきりとした笑顔で走り抜けていくのでした。

1つの恋が終わった梓に、時央はさりげなく自分をアピール。

仲が良いのか、悪いのか、この2人が恋に発展するのも時間の問題・・・?

最終話

1年前のかのは当たり付きのアイスはハズレっぱなし。

ポンコツでどこかついてない毎日。

そんな世界が一変したのは、だるくて甘い玲次と出逢ったから。

玲次と出逢って2度目の春、かのたちは今日から高校2年生です。

クラス替えで玲次と離れてしまったかの。

寂しくないと言ったら嘘になりますが、今まで一緒に過ごしてきた1年間があるので信じられるのです。

きっと2年生のこの1年もみんなと楽しく過ごせると。

相変わらず残念王子衆はモテモテで、新入生の間でも目立っていました。

しかしモテるのは玲次だけではありません。

かのを密かに良いと思っている男子もちらほら。

玲次はヤキモチを妬いて独占欲全開でかのを抱きしめます。

「他の男に心変わりしないで、な。」

確かに人の気持ちや周りの世界がどう変わっていくかなんて誰にも分かりません。

だけど、かのは自分の気持ちを神様に誓えます。

「わたしは一生、宮野くんだけが好きです。」

何度声に出しても足りないくらい、玲次のことが大好きなのです。

そしていつの間にか、時央と梓、夏目と香純も良い感じに。

そんな帰り道、かのは生まれて初めて自分で買ったアイスで当たりを引くことができます。

玲次といると本当に奇跡が起きるのです。

かのは嬉しそうに玲次の手を引きアイスの交換へと走り出します。

ツイてる日も、ツイてない日も、2人でいれば眩しいくらい楽しくて、きっとこれからも甘くてだるくて愛おしい毎日はずっと続いていくのです。

完結

感想

うだうだ系残念王子・玲次とかのちゃんの物語完結!

最終巻はお泊りイベントがあったりと2人の距離の近さにドキドキ。

とにかくピュアな2人が可愛くてニマニマ&胸キュンが止まりませんでした。

登場人物が皆良い子なので、見ていて最後まで嫌な気持ちにならずに読むことができます。

レイジーはこれで完結ですが、巻末には新連載もチラッと載っていました。

「私には彼氏が2人います」という斬新なテーマで次の作品も面白そう♪

新作が今から楽しみです(*^▽^*)

漫画を読みたいと思った方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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