青楼オペラの漫画を無料で読む方法と１巻ネタバレ感想を書いています。
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江戸時代、武家出身の朱音は自ら遊郭、吉原に足を踏み入れます。
ある理由から吉原でトップの女郎を目指すのですが・・・！？
ではここから1巻のネタバレを書いていきます！
1巻｜ネタバレ
親を亡くした武家出身の朱音は吉原の曙楼に１５歳で売られてきました。
江戸町１丁目の曙楼といえば吉原でも５本の指に入る大見世。
朱音はある目的があり、できるだけ早く売れっ子になりたいと思っていました。
しかし花魁たちはたいてい幼い頃に売られてきて姉女郎に男女のことを仕込まれ磨かれていくもので、朱音のように年とってから入ってきた者は先は知れていると聞かされます。
「それでは困ります！！私は吉原一の太夫になる覚悟で参ったのです！」
あまり時間がない朱音に、つけてくれたのがNO1花魁の朝明野でした。
朝明野はとても美しく、こんな人が師となって指南してくれるなんて幸先が良い！と朱音は思っていまいた。
しかし・・・・。
「お断りじゃ」
朝明野はどこの馬の骨とも知らない素人の面倒まで見れないと嫌がります。
「・・・骨だって磨けば光る象牙だってあるものを・・・」
つい小声で本音が出てしまう朱音。
それを聞いた朝明野は、今から表に出て夜見世が始まるまでに客を引っ掛けてこれたら面倒を見ると話します。
条件をのみ外に飛び出していく朱音。
しかし何も知らない朱音が客を捕まえられるはずもなく・・・。
諦めずに歩き回っていると稲荷神社を見つけます。
お参りしている人がおり朱音を見るなり驚き話しかけてきました。
「その格好・・・あんた売られたのか！？見世はどこだ！？名は？」
敵意の目を向ける男に怖くなる朱音。
「ざまぁねぇな」
そう言い男は去って行きました。
結局、夜見世が始まるまでに客を捕まえることができなかった朱音。
「約束は約束でござんす。」
その時、稲荷で会った男が朱音を訪ねて来ました。
その男は巷じゃ有名な高利貸しの若旦那・近江屋惣右助だったのです。
顔もカッコよくて頭もいい。
おまけに家は蔵前切手の大札差（高利貸し）ということで他の女郎からも人気者です。
「今宵はこいつを買いに来た」
朱音を見世から買い取ると話す惣右助。
しかし朱音の目的はトップの女郎になること。
困っていると朝明野が来て助けてくれました。
２年後には一人前の女郎になるから、通って親しくなれば足を洗わせてやってくれと。
それまでは他の男には指一本触れさせないと話します。
惣右助は機嫌を悪くし帰って行きました。
「約束は約束じゃ。今日からお前はわっちの妹。きっちり可愛がってやるから覚悟しときな！」
曙楼”茜”
あの近江屋惣右介を振ったとして有名になりすでに朱音に会いたいという客が連日押しかけてくるようになります。
笑顔を作るのが下手な朱音は朝明野から紫のように”笑え”と言われますがなかなか上手く笑うことができませんでした。
そんなある日、曙楼に朱音の元許嫁の誠二郎が乗り込んできます。
「今でも私は貴方を妻にと望んでいる・・・・！！」
朱音を探しやっと見つけた誠二郎は連れ戻そうとしますが、朱音の決意は強く辛いのを我慢し笑顔で断ります。
「ぬしさんの知る朱音は死にんした。わっちは曙楼の茜でござんす。」
誰もいない部屋で見られないように泣く朱音。
『泣くのはこれが最後。』
その時、以前朱音に仕えていた利一郎が現れます。
利一郎は朱音を心配し連れ戻す機会を窺おうと見世に潜り込み働いていたのでした。
連れ戻すつもりだった利一郎ですが、朱音の理由を聞き側にいて協力することに。
朱音は親を殺した男を探すために、トップの女郎になれば情報が手に入ると考えていたのです。
利一郎の存在に気がついた惣右助。
色々と調べた上で利一郎に取引を持ちかけます。
その頃、朱音は囲碁の師匠が欲しいと利一郎にお願いをしていました。
しかし師匠としてきたのは惣右助。
納得がいかない利一郎。
二人で囲碁の勝負をし勝った方が朱音の師匠になるという話に。
「まさかご自分を師匠にとは・・・何が”取引”ですか」
勝負を見ていた朱音はなぜ惣右助がそこまでムキになるのか分かりませんでした。
惣右助を警戒する気持ちの一方で矛盾する態度の裏にある気持ちを知りたくなっていく朱音。
そんな時、惣右助の元に武家が訪ねてきます。
惣右助が武家を雑に扱っているのを見てショックを受けます。
『そういうことか。この人は武家娘であった私を貶めたいのだ』
悔しい思いをする朱音は、思い通りにはさせないと一番良い笑顔で期待を裏切ってやると考えます。
そして新造出しの日。
余裕の紫に対し、緊張でガチガチの朱音。
大勢の前に出て歩いている途中、朱音の帯が破れ裂けてきました。
徐々に裂けていく帯。
「ご開帳か？その前に泣くか？」とギャラリーが言っている中、朱音はとても良い笑顔で堂々と歩いていまいた。
帯も限界に近づきやむなく朱音だけ下げようとした時、惣右助が来て朱音の為に作っていた仕掛けをかけてくれました。
新造だしも無事終わり、朱音の帯が自然にちぎれたものではないと分かります。
その様子を上から見ていた男がいました。
「曙楼の茜。なかなか良い妓がおるの」
感想
遊郭吉原など全く詳しくない私ですが、この作品は私のような初心者でも分かりやすく読みやすいです。
吉原が舞台なので辛い場面があると思いきや、性的表現やドロドロとした描写もなく、また暗い感じでもないのでそういうのが苦手な方にもオススメできます！
武家出身の朱音と武家嫌いの惣右介。
１巻ではまだ甘い関係ではありませんがこの二人の今後の展開がすごく楽しみです。
少しでも気になっている人は、面白いので是非読んでみてくださいね♪
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