黒子に恋は、いりません。

黒子に恋は、いりません。の漫画を無料で読む方法と、4巻(最終巻)のネタバレ感想を紹介します。

最終巻では豪が里子を振った理由が明らかに!
忘れられない過去の恋、大切にしてもらえる目の前の恋、里子が最後に選ぶのは・・・!?

黒子、女の恋の舞台ついに完結です!

ネタバレの前に、まずは漫画を無料で読む方法から説明しますね♪

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次にネタバレです。

4巻|ネタバレ

もう豪先生との全ては過去のこと。

今の里子は成宮葵だけを見ていて、その気持ちだけを大切にしたいと思っていました。

ある日の部活中、里子は貧血で倒れてしまいます。

すぐに助けてくれ保健室まで運んでくれたのは豪でした。

「大丈夫」だと気を遣う里子に対し、「昔から貧血気味だろ、なにが大丈夫だ」と昔を思い出させるようなことを言ってくる豪。

里子はこれ以上感情を振り回されたくなくて、豪を冷たく突き放してしまいます。

「大丈夫だからもう行ってください!もう私の側に来ないで!昔のことなんて全部忘れて!」

その夜、里子は葵をデートに誘います。

夏らしく海デートにやってきた2人。

楽しい時間はあっという間で、そろそろ帰る時間となった時、里子は帰ろうとする葵を引き止めお泊りに誘います。

嬉しいはずの葵ですが、とても複雑な感情でした。

「いきなりこんなことするのは兄貴のせい・・・?」

葵は、豪が里子と別れた本当の理由を打ち明けます。

「兄貴は先生のこと捨ててない。守りたかったから百梨子さんと結婚した。」

百梨子は小さい頃から酷い家庭環境で、唯一の救いが隣に住む豪でした。

いつも外で泣いていると豪が側にいて支えてくれていたのです。

百梨子にとって豪は自分の全てであり、ずっと豪がそばにいてくれると思っていました。

しかし豪は教え子(里子)と付き合い始め、憎しみが里子に向いてしまいました。

百梨子は自分で自分を刺し「これと同じことをあの子にもするわ」と豪を脅しました。

つまり豪は里子を守るために、百梨子と結婚したのです。

「先生、オレ達別れよう。」

葵は豪にまだ気持ちが残っている里子に別れを告げます。

「オレ恋してキラキラしてる先生が好きだった。でもその相手はオレじゃない。」

葵のことを追いかけたいのに、里子は追いかけることができませんでした。

(違うのに。葵の言ったことは全然違うのに、どうして動けないの)

夏休み期間中、里子は当直の豪先生と2人きりになります。

いつものようにふざけている豪に涙を流す里子。

「ずっとそんな調子でいればよかったのに。なんでっ私を守ったりなんかっ・・・!」

豪はそんな里子を抱きしめキスをします。

里子が”黒子”になって戻ってきた時、豪は自分のせいかもしれないと責任を感じていました。

だから里子が昔の里子に戻るのを見届けようと思い、葵と上手くいけばそれでいいと思っていました。

しかしダメだったのです。

「沢村、オレはおまえのこと忘れられなかった。だから・・・。」

豪は百梨子にちゃんと話をする決心をします。

そんな中、百梨子が里子に会いに学校にやってきます。

「・・・あなたに話があって来たの。来週からポルトガルに移るわ。日本はいちゃいけない場所だから。あなたとはさよならをしなきゃいけない・・・でしょ?」

もしかして荒巻先生も一緒に・・・そんな考えが里子に頭によぎった時、百梨子がその場で倒れ込んでしまいます。

偶然近くにいた豪も異変に気づき、里子と一緒に百梨子を保健室へ運びます。

百梨子は妊娠をしていました。

なのに百梨子は豪にさえ何も言わず一人でポルトガルに戻るつもりでした。

実はこの間、豪の話を聞かずに、別れを切り出したのは百梨子の方だったのです。

「だって私本当は豪と別れるために戻ってきたの。」

豪との結婚は脅しで成立したものだということは百梨子もわかっていました。

でも豪と離れるのが怖くて、手を放せませんでした。

だけど少しずつ向こうで1人で暮らして、豪なしでも大丈夫だと思って帰ってきた百梨子。

しかし里子を見てしまってからは、ちゃんと手を放すはずだったのにできなくなってしまったのです。

だから百梨子は過去を全て葵に話しました。

きっと彼が全てを終わらせてくれる・・・そう願って。

「次は私が豪を幸せにするの。ちゃんと好きな人と沢村先生と幸せになって。私はこの子がいるから大丈夫。だから二人とも昔酷い事してごめんなさい・・・。」

百梨子の話を聞いた里子は微笑みながら頷きます。

「はい、荒巻先生はあなた達と幸せになります。そうしたいって思ってますよね、荒巻先生。」

里子の豪への恋はもう終わっていました。

それは百梨子の妊娠を知ったからではありません。

この前のキスでようやく気付いたのです。

「今は・・・お互い違う人のことを考えて違う未来を見てる。」

あの頃、確かに豪は里子を守りたいという気持ちがありました。

だけど、百梨子を守りたかったのも確かです。

「ほーんと、元生徒に論されるなんて。おまえ達2人を守らせて、百梨子。」

その後、里子は葵の元へ。

里子が幸せにしたいのは葵1人だけで、豪とキスをした時もずっと葵のことを考えていました。

(この荒巻先生への気持ちはもう昔と同じものじゃない)
(葵の顔ばかり浮かんでた、だから私は・・・)

里子は豪と全部終わったことを葵に話し、自分の気持ちを伝えます。

「ちゃんと終われたのは、成宮葵のおかげ。私の気持ち一番に考えて私を荒巻先生の所へ送り出してくれた、そんな優しくて強い葵が頭から離れなかった。」

終わったのならまた・・・と葵は言いますが、里子は元の関係に戻る気はありませんでした。

「私はもう付き合えない。私あなたの黒子になる。」

またなにかあった時、きっと葵は今回のように里子を助けてくれるでしょう。

だから里子は葵を応援する人生に徹することを決心していたのです。

こうして里子は、葵とよりを戻すことなく、また黒子に戻ったのでした。

葵と別れて半年後、彼は里子の前からいなくなりました。

3年の月日が経った今も、里子は日本から仕送りなどをしアメリカ留学した葵の黒子をしています。

そんなある日、葵が突然臨時教師として里子のいる学校に戻ってきました。

何も聞いていなかった里子は驚きを隠せません。

「オレ達、もう一回付き合お、先生。」

葵は別れてからも、アメリカに行ってからも、里子のことが忘れられませんでした。

大人になったらもう一度告白をすると決めていたのです。

しかし里子にはあっさりとフラれてしまいます。

「駄目!教師同士って思ったより付き合うの大変なんだからね!?バレたらどっちか飛ばされるんだから!・・・私はもう恋の舞台には上がらないの。」

豪とのことで二度と恋の舞台に上がらないと決めていたのに、もう一度上げてくれたのは葵です。

だけど里子はそれでもう十分でした。

3年前、別れる時、納得して葵の黒子をやると決めたのです。

「私達の恋はもう過去の事。ね、成宮先生。」

しかしその後も葵は諦めず里子に猛アプローチ。

それでも里子は振り向いてくれませんでした。

そんな中、元生徒・現舞台女優をしている神名木奈々子が演技指導のため母校を訪れます。

葵から話を聞いた奈々子は、葵に協力し演出として葵と里子を舞台上にあげます。

葵は皆が見ている前で里子に大胆告白。

後のことを考え真っ青になる里子ですが、実は葵は留学生をサポートする会社を起業していて教師は副業。

あくまで里子と過ごしたかったから臨時教師となったのです。

なのでバレてしまっても何の問題もありません。

なにもかもやられっぱなしの里子。

こんなヒロインありません。

里子は大胆にも舞台上で葵に濃厚キス。

「ヒロインなめんじゃないわよっ!」

さすがの葵もこの行動にはびっくり。

どうせ恋の舞台に上がったのならキラキラ眩しいくらいの恋を全力でしようと思った里子なのでした。

完結

感想

最終巻で気になっていた豪先生の結婚について明かされていてすっきりしました。

奥さん嫌な奴な匂いプンプンでしたが、それくらい好きだったってことよね。

今巻を読むとそんなに悪い人ではなくて良かったです。

最後まで里子がどっちとくっつくか分からず、ドキドキの最終巻!

ラストは4人とも収まるとこに収まり大団円でした♪

漫画をまだ読んでいない人は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)

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