春待つ僕らの最終話が収録された13巻のネタバレあらすじです。
14巻も発売されるようですが内容はスピンオフ作品(閑話)なので実質この巻が最終巻となります。
ここでは無料で読む方法も紹介しているので自分で読みたい人はこれを使ってみて下さい。
53話から最終話|ネタバレ
竜二からナナに告白したことを報告されたいつものメンバー。
詳細は明日の昼に学校で話すそうで屋上に集合します。
「ダメだった」
完結にそう伝える竜二でしたが、いつものように”ズーン”や”ガーン”といった落ち込みがありません。
それどころか、皆に今まで応援してくれてありがとう。とどこかスガスガしささえ見えます。
凹んだとこを見せないためにもこれからもカフェに行くと言い。一つ大人になる竜二でした。
フラれた理由は「気になる人が出来たから」らしく、美月はバイト中にそれとなくその人との進展を聞きます。
どうやら付き合う気は無いようで、そんな事よりも相談したいことがあるのだとか・・・
丁度、休憩時間が終わったので相談事は効けなかったのですが果たして彼女の本当の気持ちはどうなのでしょうか?
その数日後、美月にナナの父親が病院に運ばれたと連絡が入ります。
たまたま横に居た竜二もそのことを知り、病院を聞くなり走り出してしまいます。
到着するとナナと同じ学校の人達を見つけて状態を聞く竜二。
心配する竜二をよそに、友人たちは「ナナは母親の時も経験してるから馴れた物だったよ大丈夫」と言います。
その言葉にナナを本心で見ていないと感じた竜二は少し突っかかるも、今はナナの元へ行きたいと探します。
無事に会うことが出来た彼女は落ち着いたもので「ママの時も経験してるから」と焦りは無いようでした。
でも竜二は彼女に初めて会った時のことを覚えていました。
カフェの常連さんと「パパまで居なくなられたら怖いから私が手伝わないと」と話していました。
「今日来たのも無理してんじゃないかなーと心配だっただけで」
ナナが気丈に振るまうので急に気まずくなった竜二は逃げ出す様にその場を去ります。
「待って!!」
「ほんとは、竜二君が好き」
ピュアな竜二にすでに色々と経験してしまった自分は相応しくないと押さえていた感情、ですが本当の自分を見て、心配してくれる彼の思いが嬉しくてその思いは止められず。
突然の告白・・・
竜二はナナの全てを受け止めると宣言して晴れて二人は付き合うことになるのでした。
そんな様子をやっとの思いで到着した美月は物陰から見ていました。
2人の様子に部外者でありながらもドキドキが止まりません。
そしてふと思います。自分も朝倉君をドキドキさせたい!!
話はカフェにまで広がり、ホワイトデーのお返しに働く予定だった前日にサプライズバーティーを開くことにします。
丁度、その日は朝倉君の誕生日!!気合を入れる美月は店につくまでの間も積極的に攻めます。
自分から手を繋いでみたり名前で読んでみたり。でもどれもそれほど効果はありませんでした。
仕方なく、カフェに向かう二人。しかしそこにはみんなの姿は無く”二人で楽しんでね”とぴったりと引っ付いた布団が敷かれていました。
慌てて皆を呼び戻そうとしますが朝倉君に止められて結局二人っきりで過ごすことになります。
この日はナナの所へ泊る予定だったので準備もバッチリ!!
実は朝倉君もホワイトデーのお返しに連れて行きたい場所があったらしく、二人は夜道を歩きます。
真っ暗な階段を上るとそこは満点の星空が見える丘でした。
ステキな雰囲気でキスをする二人。結局、その夜、二人の関係に進展があったのか無かったのか。
翌日、美月は「実は、名前で呼べるようになった」とピュアな顔でみんなに告白するのでした。
暫くして2年生になった美月。新入生歓迎会でのスピーチを任されます。
始めは、それらしいことを喋るつもりだったのですが、朝倉君に「新入生に伝えたいと思った言葉が伝わればそれでいいと思う」と言われ脚本を白紙にします。
当日、朝倉君やみんなとの出会い、思い出を頭に浮かべながら新入生にメッセージを伝える美月。
他の人が聞けばごく普通の内容、でもその言葉にはどこか温かみを感じて、新入生の心にはしっかりと届くのでした。
感想
この後、因縁の相手、鳳城との試合が開始されたところで幕が閉じられました。
結局、皆ひっつくことになったのですがこれはこれでありかなーと思います。
本編はこれで完結のようですが、14巻はあやちゃんのマル秘エピソードや恭介の恋なんかも描かれているようなので楽しみです。
この方法なら無料で読むことが出来うるので発売されたときは使ってみて下さいね。