花のち晴れ~花男 Next Season~がついに完結しました!
今回で15巻目になるのですが、ここでは最終回までのネタバレや感想を紹介しています。
自分で読んでみたい人は無料で読むことも出来るので下のリンクを使って下さい。
104話から最終話|結末ネタバレ
LAから帰ってきた音はつくしや花沢類も同席の上、両親に事情説明をします。
ピリピリムードを確信していた一同ですが、両親はそれほど怒ってなく、理由を聞くと雨依来てあの日の遅刻の理由を説明してくれたのそうです。
「2人が思い会ってるならもう何も言わない」
音とハルトが付き合うことを認めてくれた両親でしたが、来月から九州に引っ越すということを告げられてしまいます。
そっちで新しい仕事をするそうで、年明けには引っ越すことになる。
突然のことに戸惑う2人につくしが背中を押してくれます。
「2人でいることが必要なら離れない方がいいと思う」
音さえ覚悟があれば、後はハルトがどうとでもしてくれる。2人はすぐさま両親の元へ戻ります。
「もし九州へ行くなら、週6で通います。もしこっちで任せてもらえるなら全力で守ります!!」
音も同じ気持ちだと両親に伝えると、以外にもあっさり、おっちに残ることを許して貰えます。
実はこうなることを予想していた両親は近くにアパートを持っている伯母さんに預かってもらうように頼んでいたのです。
「いいか?これはあくまで一つの手段だ。何かあれば別れを言うヒマも無く音を連れて行く」としっかりと釘を刺されはしますがこれからも一緒にいることが出来ることになった2人。
さっそくその事をつくしに報告します。
つくしは明日、道明寺に会うことも無く、LAに帰るつもりのようです。
せめて見送りに行こうと約束します。
翌日、コレクト5の皆も集まってくれたようで、道明寺邸へと集まります。
邸宅内に飛行機の発着所があるので見送りはここに集合だったのです。
ですがまだ、ハルトの姿はありません。
運悪く、渋滞に捕まってしまったハルトは何とか間に合わせようと、車を降りて道明寺邸を目指そうとします。
すると、同じく渋滞にはまっていたF4を見つけたのでした。
彼らが走り出したので、ハルトも慌てて後を追いかけます。
ですが、もうフライト時間には間に合いそうにもありません。
そこでハルトが音に連絡し、つくしを無理やり飛行機から連れ下ろして貰います。
そのおかげで、何とか間に合った道明寺はつくしを見るなり抱きしめたのでした。
”運命の人とは何度も引き合ってしまうの。まるで見えない磁力のように”
いつか道明寺の姉が言っていたそんな言葉を音は頭の中で思い出します。
そして自分たちもこんな関係になりたいと・・・
つくしが旅立ち、新たな生活を始めた音。今日は引っ越し祝いでコレクト5の皆が来る予定です。
ですが時間になっても来たのはハルト一人。どうやらみんな気を使ってくれたようで2人きりの時間を過ごします。
何時間か楽しんだ後、帰ろうとするハルト。でも一人暮らしを始めたばかりの音は一人が寂しくて、もう少しいて欲しいと呼び止めます。
当然2人はいい雰囲気になって、キスをしてその先も・・・?
と思ったときに部屋を貸してくれた伯母さんが様子を見に来てくれます。
慌てて平静を装う二人。伯母さんをやり過ごし、とりあえず今日は帰る。とハルトは部屋を出て行きます。
「次は止めれる自信ないからな」
そう言われていたのに音は後を追いかけます。
「ついていく」
その日、二人は初めて結ばれたのでした。
ハルトは色んな経験をしたことで成長していき、今まで逃げ続けていた父の会社のことも真剣に考えだしたようです。
考える未来には必ず音が隣にいて、二度と手放したくないという思いを伝える為、指輪のプレゼントをします。
「予告プロポーズ。次は本物だから」
音は幸せな時間を噛みしめて、ずっとその指輪を大切にしようと思うのでした。
”いつか来るかな?そんな日が・・・きっと来る!この人のとなりで笑顔でいれば”
-完-
最終巻の感想
前作の花男と違い、今回は学生の恋という感じでした。
ダメ男だったハルトの成長を見守れてよかったです。
最後にちらっと登場したF4も相変わらずかっこよくて、前作からのファンサービスもバッチリの内容でした。
漫画版は無料で読むことが出来るので、気になる人は使ってみて下さいね。