私はシャドウ6巻(最終巻)結末ネタバレ感想と、漫画を数冊分無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
前回、柴家からのプロポーズを何とか振りきり今度こそ陣内との愛を実感する芹菜。
しかし死んだはずの元恋人・涼音が現れて・・・!?
陣内と芹菜の恋の行方はどうなるのでしょうか・・・。
では結末のネタバレです!
6巻|ネタバレ
なにもかも終わったと思って安心していた芹菜。
しかし芹菜が止めるのも聞かず陣内はまだ毒薬組織を追っていました。
そんな中、事故で死んだはずの涼音が陣内の前に現れます。
生きていたことに喜ぶ陣内に、涼音は「もう一度あの頃に戻れない?」と誘うのですが、陣内は断ります。
しかし流産してしまった赤ちゃんは唯男とのではなく、陣内との子だったと告げられ大きく気持ちが揺れ動いてしまいます。
涼音が毒薬組織に関わっていることに気づいた芹菜は危険であることを忠告するのですが、陣内は聞く耳を持ってくれません。
陣内を涼音にとられ涙を流し落ち込む芹菜。
しかしふみくんの時のように陣内を守ろうと芹菜は立ち上がります。
調べるうちに涼音は陣内と知り合う前から高井戸と繋がりがあった事を知る芹菜。
急いで陣内に知らせようとしますが、陣内はすでに涼音の隠れ家にいました。
涼音に毒を盛られた陣内は、涼音の作る解毒剤なしでは生きていけない体にさせられてしまいます。
涼音に逆らうことができない陣内は、毒薬販売のパートナーとして働かされることに。
しかし陣内はどんなに涼音に誘惑されても、決して涼音を抱くことはありませんでした。
芹菜は涼音の弟・好太郎を尾行し涼音の隠れ家を突き止めることができるのですが、陣内に「東京へ帰れ」と追い返されてしまいます。
陣内に捨てられたと涙する芹菜ですが、実は芹菜にしか判らない暗号の言葉だったと気づきます。
芹菜は陣内の気持ちを信じて待つことに。
しかし陣内の本当の心を手に入れる為には芹菜が邪魔だと思った涼音は芹菜を誘拐してしまいます。
芹菜はたとえドアの向こうで陣内と涼音が一緒に寝ていようと、もちまえの明るさと前向きさは変わりません。
誘拐された身にも関わらず、自ら進んでみんなのお世話(家事)をやり始めます。
そんな生活の中、涼音に挑発され一度は殺してしまいそうになる芹菜ですが、思いとどまることできます。
芹菜は涼音や新山部長とは違うのです。
そんな芹菜のことを好太郎はどんどん好きになっていきます。
芹菜にその気にさせられた好太郎は、ダイエットの為にエクササイズを頑張ったり、薬の中毒症状から抜け出すために病院の検査を受けようと自分を変えようと努力していました。
好太郎の変化に気づいた涼音は、自分の元から去るくらいならと歪んだ愛情で好太郎を殺そうと企みます。
そんな中、好太郎は陣内と芹菜がこっそり愛し合っているところを見てしまいます。
裏切られた気持ちの好太郎は、芹菜を力づくで襲うのですが、逆にやられてしまいます。
一方、涼音は陣内と一緒に闇取引へ。
しかし陣内は涼音を裏切り警察と手を組んで、涼音を見逃すのを条件に警察に買い手リストごと売っていました。
これで世界中の誰一人二度と涼音とは取り引きしようとしないでしょう。
涼音を傷つけずに薬から手を引かせるのはこれしか思いつかなったのです。
「お前は絶対に警察には渡さない!」
陣内は暴れる涼音を連れ隠れ家へと帰るのですが、隠れ家の温室は涼音に殺されると知り逆上した好太郎が全て燃やしてしまっていました。
温室の植物が全て燃えてしまったせいで、涼音は解毒剤を作ることが出来なくなってしまいます。
すぐに病院へ行けば命は助かるでしょう。
しかし涼音は、たとえ生き延びても何年も閉じ込められあげくの果て絞首刑になるならと死を選びます。
陣内と涼音は芹菜の説得も聞かず、2人だけで涼音の家がある田舎へ。
最後に飲んだ解毒剤効果が切れるまでの2日間、2人はここでのんびり共に暮らします。
その時、陣内はずっと涼音が手袋で隠していた火傷の跡を見てしまいます。
この火傷は高井戸に殺された唯男を助ける為に追った傷でした。
妊娠なんて嘘だと言っていた涼音。
しかし妊娠もしていたし流産したことも本当だったのです。
涼音は陣内に抱かれながら自分の作った毒のせいで死んでいきました。
陣内はというと・・・実は毒なんかはじめから飲んでいませんでした。
闇サイトを調べる為に飲んだふりをしていたのです。
陣内は涼音を看取ったあと芹菜の元へ帰るのですが、涼音を殺したのは自分だと責任を感じ、一切芹菜を抱かなくなりました。
ついには「独立しろ」と芹菜を突き放します。
その頃、芹菜は陣内との子供を身籠っていましたが、そんな状態なので陣内にはとても言えず。
そこで芹菜はふみくんの協力を得て一芝居打ちます。
武文に嫉妬した陣内は自分の本当の気持ちを取り戻すことができ、芹菜にプロポーズ。
芹菜はもう素直で無邪気な女の子ではありません。
欲しい物を手に入れるためには愛しい彼を騙すのもいとわない女になったのです。
貪欲になることを教えてくれたのは、千早と涼音でした。
人の心には光も影もあります。
その間を揺れながら生きていくものだから。
あなたは光の中を生きればいい。
私が全てを包み込んで守ってあげる。
私はシャドウ。
完結
感想
先が読めない展開にドキドキしながら読みました。
最終巻は陣内と芹菜の距離を詰める最終段階という感じですが、吊り橋効果で2人の距離が縮まるのはある種当然の如くですね。
この2人ならきっと何があっても大丈夫だと思わせる展開でした。
最初は主人公にイライラして読んでいた方も、最後はきっと好きになっていると思います。
超性善説の彼女が悪からさえ学び、清濁併せ持つ器の大きさを手にしたラストは納得のエンディングで大満足です。
ネタバレでは省略している部分も多いので、ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪