十億のアレ。~吉原いちの花魁~無料

十億のアレ。~吉原いちの花魁~の漫画を無料で読む方法と、1巻~3巻のネタバレ感想を紹介します。

現代にかつての男の楽園「吉原」が復活。
明日風は何も知らず親の借金を返済するために吉原へと売りに出されるのですが・・・!?

ネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪

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次にネタバレです!

1話

ある日、清川明日風(19歳)は育ての親に借金返済の為に働いて欲しいと頼まれます。

「芸能界みたいな楽しいところ」だと言われ、芸能界には1ミリも興味はなかった明日風ですが、両親には施設から引き取られ育ててもらった恩もあるので、用意されていた契約書にサインをします。

しかし明日風が働く場所は、かつて男の楽園・現代の「吉原」。

全裸でマジックミラーの箱の中に入っている明日風を、まさか店の店主たちが品定めされていることなど知りもしません。

違和感を感じつつも、芸能界だと思っていた明日風。

しかしトイレで他の女の子たちが話しているのを聞き、見れられていたことを知ります。

明日風は怖くなり隠れるのですが、その隠れた場所で店の遊女が客とセックスをしているのを目撃してしまいます。

「無理無理!そんなの聞いてない!」

明日風は走って脱走しようとするのですが、曲がり角で店に来ていた客とぶつかってしまいます。

その客は遊女にフラれ気が立っていたせいで、腹いせに明日風に襲い掛かります。

犯されそうになった時、ある一人の男(糀谷)が現れます。

「この先、何十億という金を見せに落とし、男に夢を与える現吉原で最も尊ぶべき花魁の候補。それを傷モノにする奴は駆除すべき害虫だ。」

2話

邪魔をされた客は、「何したって後で金払えば問題ねぇだろ」と明日風を乱暴に扱います。

店の用心棒・三倉が来た事で客は取り押さえられるのですが、同時に脱走しようとしていた明日風も見つかってしまいます。

明日風は糀谷に連れられ医務室へ。

明日風はこの男が一体何者なのか、信用していいのかどうかまだ分かりません。

脱走しようとしていた明日風に糀谷は「脱走は割に合わないからやめた方がいい」と忠告します。

このエリアから出たところでそこら中に最新の顔認識システムがついているうえ、吉原の出入口は日本で一番警備員がいる一本道。

周りは360度海に囲まれていて泳げる距離ではなく、とても女の子一人で逃げられるようなところではありません。

遊女の脱走は最大のご法度であり、一度契約したからには明日風がここを出ることは不可能なのです。

「私には無理です・・・ここで働くなんて。嫌いなんです。男の人が。」

明日風は自分には向いていないと話すのですが、糀谷はそうは思いませんでした。

彼と分かれたあと、明日風は彼が店のNO1・山吹花魁の一番の馴染み客であると知ります。

彼も女の人を買うのかと思うと、なぜだかガッカリの明日風。

その後明日風は店のオーナーに契約を解除して欲しいと頼むのですが、もちろん無理な相談でした。

店主はそんな軽い心構えで明日風にお金を出したわけではありません。

なんと店主が明日風を落札した金額は10億円。

さらにお金を受け取った明日風の親はその後行方を眩ましてしまったそうなのです。

3話

両親に捨てられたと知った明日風は食べ物も喉に通らないほどショックを受けます。

そんな明日風をやる気にさせるため、三倉は明日風をご飯に誘います。

特上のうな重を前にしても食欲なんて湧かない明日風。

「ここじゃあこの程度のことありふれてて悲劇でもないんでしょうね。ここは女の地獄ですもんね・・・。」

「吉原」は休みもなく男の相手をさせられて病気をうつされて20代で死ぬようなところだと、ネットで見た明日風。

しかしそれは昔の「吉原」であり、「現吉原」は女たちの健康管理には力を入れているし無茶なことはさせたりもしません。

江戸吉原を再現したと言っても現代に合わせないと生き残れないのです。

とはいっても体を売ることに変わりはなく、明日風は乗り気ではありません。

そんな明日風に三倉は「喜遊」のトップ実鈴を指差し見せます。

実鈴は客に対して容赦なく「ふざけんな!ウジ虫野郎」とビンタをしていました。

実鈴は客の好みがうるさく気性が激しいので有名な花魁です。

しかし客が途絶えているところを見たことがありません。

女達が売るのは体というよりこの空間限定の疑似恋愛。

現実のしがらみを一旦忘れて付き合ったりフッたりフラれたり、それを楽しむのが吉原なのです。

この場所で何より力を持つのはお金ですが、だからこそ花魁たちは皆金の力に屈しません。

屈しない心こそが昔から通じる美徳だからです。

「お前も屈しなければいい。お前が男を選んで上に立てばいい。」

三倉の説得も虚しく明日風は「そんなの虚構だ」と呟きます。

結局、うな重には手もつけずお持ち帰り。

店に戻ると、遊女の監督係である睡蓮がバリから帰国していました。

睡蓮はバリでの写真を皆に見せるのですが、その写真には明日風の両親が楽しそうに映っています。

睡蓮が言うには、長年の投資(明日風のこと)が大当たりしたとかでバリで贅沢三昧豪遊しているそう。

その話を聞いて頭に来た明日風は、持ち帰り用に包んでもらっていた鰻を手づかみで一気食い。

遊女でもなんでもなって、何がなんでも両親たちの人生をぶっ潰すとやる気を見せます。

明日風の源氏名は「アザミ」に決定し、さっそく睡蓮に指南してもらうことに。

睡蓮に連れられ向かった場所は、花魁たちの夜のお仕事。

マジックミラーになっている小窓から部屋を除くと、そこには吉原の一番、山吹が客を相手していて・・・。

4話へ続く

感想

吉原モノが好きなので読んでみました♪

進展はゆっくりですが、飽きさせない面白さがあります。

男嫌いのアザミがどう成長していくのか今後が楽しみです!

吉原や花魁が好きな人も、そうでない人も楽しめると思うのでおススメ♪

ぜひ無料で読んでみて下さいね(*^▽^*)

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