マンガ版、逃げるは恥だが役に立つの最終巻が発売されたので早速読んでみました。
ドラマが一世を風靡してからかなりの年月が経ちましたが遂にマンガ版も完結です。
誰でも無料で読むことが出来るマンガなので自分で読みたい派の人はこの方法を使って下さい。
49話から最終話|ネタバレ
平匡さんが無事に育休の許可が取れたころ、ミクリはお腹の子の胎動を感じ始め。
百合ちゃんは手術に向けて入院します。
平匡さんの会社には助っ人として沼田さんを始めとしたヨリッツの面々が仕事に参加し賑やかになります。
風見さんは百合ちゃんの事を気にしていたようで、美味い事みくりと平匡を使って手術したことを聞き出しました。
無事に手術には成功していて、経過も順調でもうすぐ退院予定だったのですが、元カレに知られた百合ちゃんは気が気ではありません。
”急に来られてもノーメイクだし。嬉しいけど困る”
知ってる筈の相手から全く音さたが無いので、思い切って連絡してみることにします。
するとすぐに相手から電話がかかってきました。
ふと、困らせてやりたい気分になった百合ちゃんは子宮を取ったんだ。と聞く側からすれば思い話をします。
でもその強がりは風見さんにはバレていたようで、まるで恋人のように優しい言葉をかけてくれます。
”逢いたいなぁ”
でも今は肌もボロボロでメイクも出来ません。
それなら、と退院後にデートをしよう。と約束したのでした。
退院して暫くしてから、約束のデートの日。
久しぶりの再会でしたが普通に話せることが嬉しくて、気分が上がっていく百合ちゃん。
先日、友人のレズビアンの話を聞いて、人との関り方にはいろんな方法があるのだと刺激を受けたこともあり。自分たちの関係も恋人や家族じゃなくて友達以上の関係で繋がることが出来ないか?と考えていました。
くっついて無ければ別れることも無い。
想像を膨らませる百合ちゃんでしたが、風見さんにそんなつもりは全く無かったようで。
「そういえば、あれから僕好きな人が出来たんですよ」と言われてしまうのでした。
百合ちゃんが告白せずにフラれた頃、みくりは妊娠による体の異変に悩まされていました。
吐き気、胸焼け、尿漏れ。平匡さんはあれやこれやと手伝ってくれて頑張ってくれてると分かるのですがどうしてもイライラしてしまいます。
平匡さんもまた、産休を取ったことを上からネチネチ言われ、慣れない家事にみくりのサポートにと疲弊していたようで、ついに2人がブツかってしまいます。
取り合えずの仲直りはしたものの、何だかにえきらないみくりはこのままでは駄目だと思い、ある提案をします。
「平匡さん。最近おざなりになってる報告会ですが。新たに愚痴の採点会を加えることを提案します。」
お互い、相手に気を使ってしんどいことを飲み込んでる現状を打破するためのもので、聞いてるだけ。や正論で切られる。という方法では無く相手のしんどさレベルを測りそれを評価することで感情を共感することが目的なのだと説明します。
二つ返事で平匡さんも了承し、さっそくこないだの事を話し合う2人はまた少し絆を深めたのでした。
平匡さんが産休に入ってすぐ、みくりが産気づきます。
無痛分娩ということもあって、特に激しい痛みを感じることも無く無事に出産。
子供の名前はあこうと名付けます。育児生活は当初に予定していた通り、お互いが仕事復帰をそつなくこなせるように、育休を上手く使っていき。あっという間に共働き生活もスタートします。
最近では一人寝が出来るようになったこともあって、夫婦の時間も作れています。
”助けてくれる誰かがいるってなんて心強いんだろう”
”これからも逃げるときは逃げて家族にとって一番楽な道を探しながら”
-完-
感想
逃げ恥のマンガ版はたしか9巻辺りで一応の最終回のような感じで区切っていたと思いますが、個人的にはそこまでで良かった気もします。
結婚生活の2人を見れたのは楽しかったのですが、最初の頃の面白さというより、まったり2人や周りの環境を見ているという感じでした。
ネタバレには書いていませんが平匡さんの職場で密かに好意を抱いている雨山さんの話だったり百合ちゃんと幼馴染の話があったりするので是非、マンガ版も読んでみて下さいね。