姉妹逆転ゲーム～ずっと嫌っていた美しすぎる姉～の10巻ネタバレを紹介します。
このマンガは1巻が1話となっている分冊版になります。
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10巻｜ネタバレ
椿を取り戻す為のキーマンでもあった吉良が刺されたとの報道を見て動揺が隠せないスミレ。
そんな彼女の元にお客様が来た。とメイドが伝えます。
ノバラとリラもそこにいて、目的の人物を待ってると現れたのは光と椿でした。
ずっと会いたかった息子に駆け寄るスミレ。しかし椿はなっぜかムスっとしています。
それどころか、リラの事を「まぁーまー」と言って抱き着く始末。
慌ててスミレが取り返すも、今度は「びぇぇぇーーーーーーー」と泣かれてしまいます。
実はこの一カ月半、リラが面倒を見てくれてたようで、その期間に相当懐いたのでした。
オマケに今は光と付き合ってるらしく、完全に親代わりのつもりです。
ショックのあまり飛び出していくスミレ。流石にノバラも怒り光を呼び出します。
自分には社長としても父親としても責任がある。彼女無くして今の自分は居なかった。まるで無理やり自分を納得させようとしているかの様な物言いに違和感を感じます。
嫌なこと続きで気分転換をしたくなったノバラは一人で街を散策します。
すると待ちゆく人に紫ノ宮の人ですか？と声を掛けられました。なにやらすでに亡くなっている紫ノ宮厳先生に似てるらしく、気になったノバラは図書館でその人物を調べます。
祖父にあたる紫ノ宮厳は衆議院にまで当選したかなりの大物で街の人からも好かれている人物だったようです。
ですが逆に紫ノ宮ホテルの建設をめぐり地域住民とトラブルになったり、女性トラブルがスクープされるようなこともあったようです。
そんな中、重役秘書が未成年の女性暴行。という記事に目が止まります。
自分も記憶にあるその秘書の事が気になりはするものの、新聞にそれ以上の情報は無く、帰路についていると一人の老人と出会います。
紫ノ宮の名前が出てきたので思わず声を掛けると、秘書であった”柊 竜司”の話を聞くことが出来ました。
「有名な話さ。当時、13歳だった紫ノ宮リラを暴行して捕まったんだ」
まさかの事実を知ったノバラがあまりのショックに大雨の中、傘もささずにトボトボと歩いていると、司馬に声を掛けられます。
聞いた話を伝えると、司馬は衝撃の事実を打ち明けます。
「柊竜司は俺の父だ。リラにはめられたんだ。」
罪を償った後も根も葉もない噂を立てられ、結局、自殺してしまったと話す司馬。
彼もまた、両親が離婚したにも関わらず紫ノ宮の息がかかった土地ではすぐにバレてしまい、酷い扱いを受け続けてきました。
その仕打ちに母は耐えられず、司馬を残し家を飛び出していきました。
”俺も紫ノ宮に人生を狂わされた一人だからね”
彼のあの言葉にはそんな意味があったのです。それでも生き残るためにリラの犬となり今まで生きてきた司馬はノバラに提案します。
「俺と組まないか？これ以上犠牲者を増やさないためにも」
そしてノバラもまた、決心します。
”ごめんねお父さん。私 リラを・・・この家をぶっ壊す”
11巻に続く
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