違国日記を無料で読む方法
今回はコミック.jpというサイトを使って無料で読む方法を紹介します。
コミック.jpは新作コミックから話題の作品まで13万点以上が楽しめる国内最大級の電子コミックサービスです。
違国日記の漫画も全巻配信されていました。
現在コミック.jpは、特別キャンペーンを実施しており初めて利用の方に限り通常月額1100円かかるところを30日間無料でお試しすることができます。
さらに無料期間中に1350円分のポイントが貰えるので、それを使えば違国日記を無料で読むことが出来ます。
しかも今なら1~2巻無料、3~4巻は462円で読めちゃいます。
※キャリア決済、クレジットカード決済以外での登録はキャンペーン対象外になるのでそこだけ注意してください。
入会から30日以内に解約をすれば完全無料なので、まずは気軽に試してみてくださいね♪
次に3巻のネタバレです。
11話
今日から高校生の朝。
えみりと待ち合わせをして入学式へ。
一緒に来ていたえみりの母は朝に「今からでも電話して叔母さんに来てもらったら?」と言いますが、朝は「親じゃないし」と槙生には電話をしませんでした。
同じクラスの新しい友達と自然と親の話になり、朝は自ら親が事故で死んじゃって叔母さんと暮らしていると話してしまいます。
その話の後、ぽつーん状態になってしまった朝。
この時のことを朝は日記には書けませんでした。
書こうにも「なにか愚かなことをした」という感覚しかなく言葉にはできなかったのです。
わたしは非凡なのだと思われたかった。
槙生が知れば何と言うだろうと想像する朝。
しかし帰って話してみると槙生の反応は朝が想像していたどれにも当てはまりませんでした。
自分の愚かさを叱る人ももういません。
朝はもう母の意向に添うことも、母の助言を求めることもどちらもできないのです。
「でも勝手に死んじゃった人が悪いと思う」
朝はそう日記に書いた後、ぐりぐりと黒く塗りつぶすのでした。
12話
槙生が家に戻るとえみりが遊びに来ていました。
「ここはもう私の家ではなくなってしまった」と感じながらため息をつきます。
やばい、超超超ひとりになりたい、苦しい。
もともと人付き合いが苦手な槙生にとってこの状況は苦痛でしかありませんでした。
汚い部屋を見られないよう仕事場に籠る槙生。
しばらく二人で喋った後、えみりが帰ることを槙生に報告する朝ですが、槙生には「うるさい」と言われてしまいます。
えみりが帰った後、時間を見て「ご飯どうするんだろ」と思っていると槙生が部屋から出てきて晩御飯の準備を始めます。
鍋に火をかけ、炊飯器のスイッチを押し、何も言わずまた仕事を始める槙生。
先にご飯をすませていた朝に、槙生は「これ七味と卵ぶっかけた方がおいしいのに」と言います。
すると朝は涙を浮かべながら「食べ方なんか知らないもんばかっ!」と言い返すのでした。
13話
何に対して怒っているのか分からない槙生。
槙生は自分が15歳の頃を思い出します。
あの頃のわたしたちの孤独はそれぞれ形が違っていて、私だけが一人で、私だけが誰からも愛されなく、私だけが本当の恋を知らず、私だけがと私たちの多分誰もが思っていたことを思い出します。
槙生は夕食をすませた後、ソファに座っている朝の隣に強引に座り抱き寄せます。
「朝、あなたのことをいつでも慮ってやることはできない。」
それは朝の母のことが嫌いだったからではなく、人といるととても疲れるからです。
「蔑ろにされたと感じたなら悪かった。だから歩み寄ろう。」
人は分かり合えないからこそ歩み寄るのです。
「・・・槙生ちゃんはあたしを好きじゃないのに?」
好きじゃないと言ったことはないし、槙生にとって愛しているのと好ましいのは別のことです。
少なくとも槙生は朝が健やかで悲しくなくいてくれればいいと思っていました。
それはどちらかといえば朝を好ましく感じているからこそです。
槙生は朝の寂しさを受け入れてくれましたが、理解はしませんでした。
朝の感情が朝だけのものであるように、槙生の感情もまた槙生だけのものでした。
14話
わたしの砂漠を母はついぞ理解しなかったように思う
「やりたいことは何でもやっていい」
「なりたいものになりなさい」
こう言うくせに母はなにかと否定し決定権はいつも母にありました。
後になってみると朝はあの頃、両親を失ってからじーっと静かに怒っていたように思います。
両親に対する怒りが今になりどんどん溢れてくる朝。
そうだ、あたしはなんにだってなれる。
ざまあみろ。
母に反対されていた軽音部に朝は入ることを決めます。
15話
ある日、朝の後見監督人の塔野が家に訪ねてきます。
先日、朝の両親の遺産の口座から現金30万が引き出されていてその用途を説明して欲しいとのことでした。
全く身に覚えのない槙生は焦りますが、30万は朝がPCを買うために引き出していました。
「軽音入りたいと思ったけど、反対されたらヤでパソコンあったら音楽できるって・・・。」
今まで槙生が朝の行動を制限するようなことはありませんでしたが、朝の中で大人は反対するものだと思っているのです。
弁護士さんと入れ替わりに、笹町が牡蠣を持ってやってきます。
牡蠣はその日の夕食にカキフライにして3人で美味しく食べました。
夕食後、朝は槙生の仕事場に籠り友達とラインをしています。
笹町はお疲れ気味の槙生の肩を抱き慰めます。
槙生の中で「慰めるといったらこう」という文法になっていて、朝にも同じことをしていたことに気付きます。
ワインを飲みながら寄り添っている二人を見た朝はびっくりしながらも、朝の好きなバンドがテレビに出ているからおいでと呼んでくれた2人の隣へ座ります。
この夜は、両親を亡くして以来初めての穏やかな夜で、いうなれば朝にとって幸せな夜だったように思います。
朝だけが知らない国にいるのだというような心地で眠らないのは久々でした。
4巻へ続く
感想
親になって初めてわかる親の矛盾というやつですね。
子供の頃はこういう大人にはならない!と思っていても無意識にやってしまっている自分がいて気を付けなければと思いました。
15歳という多感なお年頃の心情がうまく描けていて面白いです。
毎回心に響くものがあるいい作品。
槙生ちゃんと笹町さんの関係も大好きだ。
ネタバレでは省略している部分も多いので、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪