初恋の世界4巻無料

初恋の世界4巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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故郷の角島店で店長として店の立て直しを図っている小松薫。
本来の珈琲重視の店に戻そうとする彼女は、店の方針に逆らい料理をしている年下のバイト・小鳥遊に手を焼いています。

ある日、小鳥遊は薫に「この店が欲しい」と言い出して!?

19話|ここはどこ私は誰

まさかの言葉に薫は驚きます。

理由を聞きますが小鳥遊は教えてくれませんでした。

「なんでセクハラで私が出ていくと思ったの?」

それは薫がいい年して”中2”だと思ったからだと小鳥遊は言います。

そして何の気持ちがなくても、好みでなくても必要ならできると。

頭にきた薫は小鳥遊の頬を叩き、一人でこっそり涙を流します。

翌日、鈴木は専門学生時代の同級生がオープンさせた洋菓子店を訪れます。

本当は洋菓子店をやりたかった鈴木。

しかし何を作っても彼の方が美味しくてプロは無理だと諦めたのです。

鈴木は購入したお菓子を持ってモリノカフェ表参道店へ。

新しいスイーツの講習会へ来た鈴木ですが、店には社長も来ていました。

豆の発注数と売り上げを見れば経営がおかしいことは一目瞭然。

鈴木は社長に事情を説明し小鳥遊がランチをしていることを打ち明けます。

名前を聞いた社長は小鳥遊が有名なフレンチのシェフだということに気が付きます。

社長はおもしろがって「店は今のまま続けて」と鈴木に話します。

角島店に戻った鈴木はこっそりと小鳥遊に聞きます。

しかし小鳥遊には「人違い」だとごまかされてしまいます。

20話|大人だから

よっさんは手作りのアップルパイ持参で子供たちと実家へ。

すると久しぶりに昔から家同士付き合いがある寿三郎が遊びに来ていました。

寿三郎に彼女がいないと知ったよっさんは、寿三郎を騙して大浦と引き合わせます。

すでに合コンで顔見知りだった二人は気まずい感じ。

タイプではありますが、他の男のことで目の前で泣かれてはそういう気分にはなれません。

一方、よっさんは旦那の愛人の子供のことを思いモヤモヤ。

暗い気持ちになっていたよっさんですが、新しく支店長になった銀行マンとラーメンの話で意気投合し持ち直すことができます。

21話|思惑の渦巻き

商売で小鳥遊には負けない
店は渡さない

と改めて強く決意した薫。

しかし小鳥遊のランチは好評で、前回の取材の宣伝効果もあり、なかなか珈琲だけで勝負できる状況ではありません。

そんな中、薫は竹下にラーメン博に誘われます。

スルーしていた薫ですが、当日竹下に家まで迎えに来られ行くことに。

一人でラーメン博に来ていた黒岩嬢は二人を見て嫉妬します。

竹下が取引先に捕まっている間、待つこともなく颯爽とラーメンを注文し席を確保しようとする薫。

席はなかなか空いておらず、ようやく見つけた席に手を伸ばすと人と被ってしまいます。

しかし偶然隣に座っていた小鳥遊のおかげで薫は席を確保することができました。

小鳥遊にはいつも通りの皮肉を言われイラっする薫。

小鳥遊と入れ違いで席に座った竹下は薫に「黒岩さんから聞いた?」とモジモジしながら聞きますが、何も聞いていない薫はきょとんとしています。

今度は薫と入れ違いで黒岩嬢が現れ、竹下に告白します。

フラれた黒岩嬢は、妊娠するしかないと心の中で思います。

22話|お菓子とパンと思惑と

新しくできたパン屋さんで鉢合わせる薫と鈴木。

噂通りの美味しさで、モリノカフェとの珈琲ともよくあいます。

薫はここのパンで、小鳥遊のランチと競うつもりです。

一方、性懲りもなく寿三郎と大浦をひきあわせるよっさん。

よっさんはどうしても大浦さんと妻帯者の彼を別れさせたいのです。

薫は仕事終わりパン屋の店主に「店に売って欲しい」と頼みに行きますが、頑固者の店主は応じてくれませんでした。

しかし薫は諦めません。

翌日も交渉しに閉店後パン屋へと足を運ぶのですが、なぜかそこでは早上がりした小鳥遊が働いていました。

23話|生きてきました40年

小鳥遊は食事につけようとパンを習っていたのです。

しかも小鳥遊はランチだけでなく勝手にディナーをやることまで考えていました。

大反対する薫ですが、本人はやる気満々です。

なぜこの店に固執するのか薫には理解できませんでした。

納得できない薫に、社長は「本社に戻るかい?」と話をします。

つまり彼に負け店を明け渡すということ。

仕事一筋でここまできた薫はショックで夜涙を流します。

一方、病院で妊娠できる体かどうか調べに来ていた黒岩嬢に偶然話を聞いた大浦は、いつまでも子供を産める年齢ではないことを知り急に子供を望むようになります。

彼に求める大浦ですが、子供はダメだと言われてしまいます。

竹下に本気の黒岩嬢は、薫の話を聞き「帰れば?東京」と東京行を押します。

「私竹下くんと結婚したいんだよ。帰んなさいよ、もうあっちの方が暮らしやすいんでしょ?」

心の拠り所なく店に戻り一人涙する薫。

泣いているところを明日の仕込みに来た小鳥遊に見られてしまいます。

「私には仕事しかないのに。私の居場所は仕事場しかないのに・・・!」

そんな薫に、小鳥遊は「ここにいて珈琲を淹れて下さい。オレは店長の珈琲を愛してます。失いたくありません。」と話します。

小鳥遊は生きていく上でここまで人に何かを頼んだことはありません。

一つの場所に、一人の人に執着したこともありませんでした。

24話|これでいいのだ

つまりそれは薫に自分の店の従業員になって欲しいということ。

それは薫が望んでいることではありませんでした。

自分の店を成功させることに意味があるのです。

店を出ていく薫を「俺はあなたが欲しいんです」と引き止める小鳥遊。

しかし薫は彼を突き飛ばし店を出ます。

そして薫は何もかも忘れようと小さな離島へ。

しかしバカンスに来てもやはり仕事のことが頭から離れません。

偉くなりたいわけではありませんが、手がけたことをしくじるなんてますます生きている意味がなくなってしまうのです。

薫が海辺で持ってきた珈琲を淹れていると香りに誘われ人が寄ってきました。

人々は薫の淹れた珈琲を「美味しい」とおかわりまでしてくれます。

自信を取り戻した薫は、自分を信じてもう一度社長に掛け合い最後のチャンスを貰うことに。

ランチを辞めることを決意し、薫は小鳥遊に「ここに居て欲しくない」と言い追い出して・・・?

5巻へ続く

感想

作者さんの世界観大好き。

四者四様の人生に共感できます。

各々色んな悩みがあってどれもリアルで読んでモヤっとする部分もあるけど、やっぱり面白いし応援したくなる。

小鳥遊くんがどうしてそこまでこの喫茶店に固執するのか気になるなぁ。

クビになっちゃったけど戻って来るよね?

今後の展開が気になります。

漫画を読んでみたい!という方はぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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