偽りのフレイヤ4巻無料

偽りのフレイヤ4巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、シグルズ軍からの攻撃の報せを受レレン砦へ援護に向かったフレイヤ一行であったが、道中アレクが矢に打たれ谷底に。
フレイヤは砦で指揮をとり内通者・ヒューゴと闘争、敵の侵入を防ぐも猛攻は止まらず門は崩壊してしまいます。

陥落を覚悟したその瞬間、謎の集団が現れて・・・!?

偽りのフレイヤ|10話ネタバレ

現れたのはシグルズの支配に抗う古の一族・森の民ゲルダでした。

森の民はテュールと交流はないはずですがこれは好機。

さらに王都からの援軍も到着しシグルズを追い払うことが出来ました。

勝利したフレイヤは約束を果たしにユリウスの元へ。

「ユリウスは王子を守り抜いたよ、ありがとうなユリウス。」

ユリウスは思わずフレイヤを引き寄せて抱きしめます。

そして二人は森の民を追いかけ助けてくれた理由を問うのですが、森の民には「仇敵シグルズを攻撃しただけ」と言われてしまいます。

しかしどう考えてもあの攻撃は明確にテュールを助けるだけのものでした。

せめて礼を、と言うフレイヤに「代償は既に手にしている。アレクシスに感謝するがいい」と森の民は話します。

その時、アレクシスが現れます。

アレクシスの登場に涙が溢れ声をあげて大泣きするフレイヤ。

アレクシスはそんなフレイヤを「俺も会いたかった」と抱きしめるのでした。

政治的かけひき、国内の混乱回避、様々な理由からレレン砦の戦いがテュールの民に広く知られることはありませんでした。

水際で辛くももぎ取った勝利、多くを失いわずかなものをかろうじて守ったこの戦がフレイヤの初陣となったのです。

偽りのフレイヤ|11話ネタバレ

王都に帰る途中、イドレ村に立ち寄るフレイヤたち。

イドレ村では皆が笑っていて砦での戦いがまるで幻のよう。

フレイヤはこの日常を奪われないように自分にできることを考えます。

一方、重症のアレクは月を眺めながらフレイヤのイワシサンドを久しく食べていないことに気付きます。

そしてもうそんな日が来ないことも。

なぜならアレクはあの谷底で獣の手をとってしまったのだから。

そんなことを考えていると、目の前にフレイヤが現れます。

フレイヤは体を壊すとイワシサンドしか食べないアレクの為に、わざわざ作って持って来てくれたのです。

見つかる前に戻ろうとするフレイヤを引き止め二人は森の中へ。

「戦いがこんな辛くて苦しい事と全然わかってなかった」と悲しそうに話すフレイヤを見たアレクは、今ならまだフレイヤだけでも解き放てないかと思い「テナ村につれて帰ってやろうか」と言いますが、フレイヤにそんな気はありませんでした。

「戦いなんてもうたくさんってきっと皆思ってる。だからこの国にはまだ王子が必要だと思う。」

この戦で王子の光が皆に勇気を与えていたことを知ったフレイヤは、もう少しここで頑張ることを決意していたのです。

「頑張って戦いをなくすから、そしたら私が連れて帰るよ。アレクとアーロンをテナ村へ。」

もうそこには昔のかぼそくて小さかったフレイヤはいません。

「アレクがいてくれるから頑張れる」「だからアレクも私にできることがあるなら言って欲しい」と言われたアレクは想いが余ってフレイヤにキスをしてしまいます。

諦めなんてとっくについていたはずでした。

なのにどうして俺は今さら・・・もう望めるはずもないことだけど。

アレクは切ない表情で「冗談だよ」と気持ちをごまかします。

王都へと戻ったフレイヤは会議でこれからのことを話し合おうとするのですが、マルック宰相には「シグルズには許しをこうべきだ」と反論されてしまいます。

マルックは自分たち貴族が助かればそれでいいと思っているのです。

ラーシュもシグルズとの正面対決よりは、謝罪し賠償し従順を示せば被害は最小限で済むと言いますが、フレイヤは納得できませんでした。

あの哀しみを痛みを命をかけた願いを、些細なことだと目をさらすなんて絶対に嫌なのです。

偽りのフレイヤ|12話ネタバレ

大国シグルズと真っ向から戦う為に、他国の味方や新たな策を求めるフレイヤ。

しかし近隣国はシグルズを恐れて皆沈黙、協力を拒否しています。

最も頼もしき兄弟とも言えた四王国「アシャ」「ヘルゲン」「ヴィンテルシア」「ナハト」でさえ皆策略によりシグルズの手に落ちてしまっているのです。

そこでフレイヤはシグルズに支配された四王国を味方に取り戻そうと考えます。

フレイヤの熱意に胸打たれたラーシュは、初代テュールと四王国の王が友情と絆の証に分け合った五つの宝石「王権の五宝珠」の存在を話し始めます。

「王権の五宝珠」は掲げた宝珠に宝珠でもって応え、危機には手を取り互いを助ける力となる意味が込められています。

テュールの宝珠は現在、国王エイリーク陛下の手元にあり、誓いを果たすには王に連なる者が自ら赴かなければなりません。

そこでフレイヤは国王陛下から宝珠を受け取り四王国へ行くことを決めます。

実の父に偽物であることがバレないか心配していたフレイヤですが、その心配はありませんでした。

陛下はシグルズの刺客による毒のせいで心が子供に戻ってしまっていました。

政治にも関わらず王子ともろくに会っていない陛下には、偽物かどうかも分からないでしょう。

さっそく陛下に事情を話しテュールの宝珠を渡して欲しいと話すのですが、陛下には「いやだ」と断られてしまいます。

「そんなつまらぬ話で宝珠を渡す気にはなれん」と駄々をこねる陛下に「では面白くして差し上げましょう」とユリウスが連れて行った場所は街でした。

陛下がわがままを言う時はたいてい寂しい時だとユリウスは知っているからです。

童心の陛下はまるで王子を見ているよう。

ユリウスもアクレもそれぞれの想いがあるのに、自分の望みに寄り添ってくれていることを感じ、フレイヤはもう折れたりしないことを心に決めます。

さんざん街で遊んだ後、フレイヤはもう一度陛下に「宝珠をお預け下さい」と言いますが、陛下には「呪いの石」「受け取ったら最後」だと言われ拒否されます。

「おバカさんなエディ。かわいそうなエディ。国の為に皆の為にひとりぼっちで潰れちゃう。」

くるくると回りながらリズムに乗せて歌い出す陛下。

そんな陛下にフレイヤは「大丈夫です陛下、僕は潰れません」と断言します。

アレクもユリウスも皆がいてくれるから独りぼっちじゃない。
全然可哀想なんかじゃないのです。

こんな嘘は残酷かもしれないと思いながらも、フレイヤは寂しい思いをしている陛下の為に少しでも王子にわかって言います。

「エドヴァルドはいつもあなたを想っています。父上。」

陛下は以前の王子を思い出し「君はそんな風に笑える子なんだね、よかった」と言いテュールの宝珠を渡します。

その後陛下は「エディ・・・あの子は誰・・・?」と涙を流すのでした。

その頃、シグルズのディミトリ殿下は裏切った兵を女以外皆殺しにしていました。

そして「女だったら抱いてやるのに、テュールのエドヴァルドも」と言い・・・?

5巻へ続く

偽りのフレイヤ|感想

フレイヤの成長がひしひしと伝わってきて応援せずにはいられない巻でした。

内部の敵はいなくなりましたが、ラストは新キャラ登場でまた波乱の予感。

ハラハラが止まらなくていつも一瞬で読み終えてしまいます。

面白いのでぜひ漫画の方も読んでみてくださいね♪

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