「アキと花織は」15巻(最終巻)結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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デブで不細工でいじめられっこだった続明生は、学年一の美少女・名波花織に一目ぼれし彼女に好かれたい一心で大変身を遂げました。
努力と妄想で変身していく彼が取った究極の手段とは・・・?
「アキと花織は」|15巻ネタバレ
「頂点に立ちたい」と言った続の言葉にモヤモヤとする名波。
続が闘志を取り戻して良かったはずなのに、やはり寂しいのです。
名波は両親に舞踊コースのある大学を目指すことを宣言します。
名波が目指す女子大は、偏差値70越えの学科もある名門ですが、舞踊コースはそこまで偏差値が高くありません。
それを知っている両親は、近所や親戚に知られたら恥だと言いますが、名波は自分の意思をはっきりと伝え反論します。
名波はテストの点で褒められたいわけではありません。
ただとびきり上手く踊りたいのです。
名波は進学と共に家も出ていくつもりでした。
名波の変わり様に、両親はハッと男の影を思い出します。
「なにか吹き込まれたの!?」「一度連れてきなさい」と両親は言いますが、花織は続が自分のことなど眼中にないと思っています。
きっとすぐにでも手の届かない所へ行ってしまうのだと。
その頃、続は学校に行く決心をしていました。
翌日、人が少ない登校時間を狙い人に隠れながら校舎の中へ。
そしてチャイムギリギリまでトイレの中で待機していました。
一方、登校してきた名波は校門で続の親衛隊に捕まります。
親衛隊は名波を敵視しており言いたい放題名波に暴言を吐きます。
そこに続のファンの女子学生が助けに入ります。
敵視していた彼女たちですが、醜い嫉妬はやめ名波よりいい女を目指すことを決めます。
続はチャイムが鳴ってもまだトイレの中から動けずにいました。
勇気を出し教室のある廊下へと出るのですが、ふと明日が終業式だということに気が付きます。
復帰するには中途半端な時だし、三学期からにしようと考えますが、ここで逃げれば一生全ての物事から逃げる気がして、教室へと向かいます。
教室に入ったタイミングが悪く、全員一斉に続に視線が集まります。
こそこそと噂され今にも泣きだしそうな続。
そして名波に思いっきり泣きつきたいし、触れたいし、嘘でもいいから優しく微笑んで欲しいと願います。
続は名波さえ隣にいれば他に何もいらないのです。
おそるおそる名波の席の方を見ると、名波は机にうつぶせになっていました。
名波は親衛隊の人たちに「疫病神」と言われたことが引っかかっているのです。
その言葉に引っかかるのは心当たりがあるからでした。
名波はいつもどこかで続の失敗を想像していました。
彼の失敗を恐れているからこそ「覚悟」の想像なのか、向こう見ずな努力の行く末を案じているのか。
いや、もっと個人的で黒い感情です。
「彼は私のことなんか見ていない。彼の目の先にあるのはただひとつ・・・」
名波はこんな自分が幸せになるわけがないと思っています。
バレエだってどんなテーマで踊ればいいのかもわかりません。
名波はこの先不安に感じていました。
しかし「なんで私が?」と思う一方で自分にはふさわしい運命な気もしていました。
涙ぐみながら顔をあげると隣には続が座っていました。
続は「大丈夫?」と言って名波の手を取り屋上へと連れ去ります。
自分でもどうしてこんな行動をしたのか分かりませんが、名波を見るといてもたってもいられなかったのです。
うじうじしている続に対し、名波は「自分で自分を認めなさい」と説教しますが、続はまだうじうじしています。
名波は怒りながら「もっと私の愛想を尽かせてよ」と言います。
しかし、頭が悪くなって、運動もできなくて、お金もなくて、かっこ悪くなっても続を好きな気持ちは変わらないでしょう。
誰にも見向きもされなくなって、自分だけのものになって欲しいと言うのが名波の本音でした。
二人はキスをして抱き合います。
そんな時でも続はダンスが楽しかったことを思い出していました。
そんな続に名波は「なんでそんなに”1位”を目指すの?」と問います。
1位を目指さないと100位にも入れないからだと続は言うのでした。
完結
「アキと花織は」|15巻感想
恋をして女の子がどんどん綺麗になっていくお話はよく見ますが、男の子がっていうのが新鮮で面白かったです。
どんな人だって努力をすれば、なにかを掴むことができるのだと思います。
お互いが成長していける二人の関係性好きでした。
アキくんの最後の台詞にも納得です。
続編や番外編あったらぜひ読みたいですね~!
気になっていた方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪