ふたりで恋をする理由12巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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電車で自分を助けてくれた岡庭愛慈に恋をした安堂うらら。
仲良くなろうと試みるとクラスの男子・美園純から妨害が!
愛慈の心には元カノ・真綾がいると知りながら告白するうららですが、フラれてしまいます。
一方、うららを見守っていた純には変化が・・・?
他校の男子・オビと純からも告白されたうらら。
ようやく純が好きだと確信し気持ちを告げようとしますが「家族とNYで暮らすかも」と言われ動揺します。
しかし純は「絶対に日本を離れたくない」と両親に告げ、二人は本当の気持ちを伝えあうことができました。
ついに両想いになりラブラブな二人。
二年生に進級し、うららの母にも交際を認めてもらった直後、純から不意打ちでキスをされて・・・!?
ふたりで恋をする理由|12巻ネタバレ
純とのキスを思い出し悶えるうらら。
学校でもどんな顔をして会えばいいのか分からず避けてしまいます。
結局一日中キスの事ばかりを考えてしまっていたうらら。
学校が終わり一緒に帰っている時も意識するあまり、2回目を期待してしまっていました。
しかしそんなことなど知らない純は、キスしてしまったことを謝ります。
避けられて、体をこわばらすうららを見て、嫌だったのかもと思ったのです。
反省モードに入る純に、びっくりしたけどそれ以上に嬉しかったと気持ちを伝え、今度は自分からキスをする宣言をするうらら。
勢いでキスをするうららですが、あまり分からなかったという理由で二度目を求められます。
緊張しながら今度は少し長めに二度目のキスをします。
ぽわぽわしながら「わかんなかった」と嘘をつく純。
わからないは嘘ですが、もう一回したいのは本当です。
結局3度目のキスもしてラブラブな二人。
その後、二人は純の家の新しい鍋などを買いそろえる為にお店へ。
その時、話の流れで愛慈の名前を出してしまい、純はハッとして口を閉じます。
あんなに仲が良かったのに、純の口から愛慈の名前を聞いたのはあの日以来で、うららは自分のせいだと感じていました。
なんでも隠さず話そうと決めたことを思い出したうららは、春休みになる前愛慈に会って話したことを純にも話します。
話を聞いた純は、うららのことがなくてもいつか必ずぶつかる時が来てたと思うと言います。
そして愛慈の名前を出さなかったのは、最初は変に思い出させてうららを傷付けたくなかったからですが、だんだんそれだけでなくうららが愛慈のことを考える瞬間が出来るのが嫌だったからでした。
どうしても好きな人がいたということに嫉妬してしまうのは、うららが純の初恋だから。
そんな純にうららはキスをして抱きつきます。
純には大好きなものや大切なものにいつも囲まれていて欲しいと願ううららは、愛慈と仲直りして欲しいと伝えます。
純にとって愛慈はきっとすごく大切な存在だと思うからです。
このままじゃダメだと思いながらも一歩が踏み出せなかった純ですが、うららのおかげで愛慈と向き合う決心をします。
なにから話せばいいか分からない純に、愛慈は「この際はっきり聞くけどさ呆れてるだろ?俺のこと」と話を切り出します。
純は誰かと付き合ったことがないからそんな理想論を簡単に口にできると思っていた愛慈。
しかし同時に愛慈にとっては理想論に思えることが、純になら本当に出来るんだろうなと思いました。
「俺はお前みたいになりたいよ、純。昔からお前のことが眩しくて仕方なかった。」
愛慈はそう言いますが、純にしてみれば眩しいなんて誰より愛慈のためにあるような言葉で、純にとって愛慈はヒーローでした。
自分の勝手な理想を押し付けて、純が望むその役を愛慈はずっとやってくれていたのだと気付き謝ります。
愛慈は彼女も出来、本当の兄弟もできた純に「オレはもう純にとって必要ないかもな」と言いますが、それは違います。
彼女ができても、血の繋がったきょうだいができても、愛慈の代わりなんていないのです。
無事に仲直りすることができた愛慈と純。
引っ越しもいよいよ来週に控え、うららは荷造り&大掃除をしに純の家にやってきました。
おばぁちゃんの御仏壇に線香をあげるうららの姿を見て、思えば初めて家に来た時から好きになったのかもと気が付きます。
もちろんあの日の純に好きという自覚は無かったけれど、あの瞬間が始まりだったのです。
だいたいの荷物が片付き、あとは純の部屋だけ。
くまちゃんが純の枕もとで一緒に寝ていると知ったうららは「私だってそのうちって約束してるんだからね」と口にしてしまいます。
純は「おいで」とうららを自分の元へ引き寄せます。
至近距離に心臓ドキドキな二人。
くすぐりあっていちゃいちゃする中「下の名前で呼んでくれないの?」と純は言います。
お互いを下の名前で呼び合い、キスをしてそのままベッドへ倒れ込みます。
名前も声も体温も全てが愛おしいと感じるうらら。
我に返った純はがっつき過ぎたことを謝り、大切にしたいから高校生の内はこれ以上のことはしないと約束します。
季節は巡り二人で一緒に迎える二度目の春が訪れます。
愛慈は大学進学にあたり春から一人暮らしをすることに。
うららと純が仲良く一緒に歩いているところを偶然見かけたオビは、あの時の自分は間違っていなかったと確信します。
今日はうららの誕生日、リクエストでピクニックに来ています。
ほんとこれでよかったの?と聞く純ですが、こんなに天気が良くてご飯が美味しくて好きな人が隣にいてうららはとても幸せでした。
純は用意していたプレゼントを渡します。
プレゼントはホースシューのネックレスで「幸せを受け止める」という意味がありました。
春が好きではなかった純ですが、うららが生れた季節だと思うと好きになれます。
「うららが生れてきてくれて嬉しい。誕生日おめでとう」
受け取ったものを少し大きくして返すと、それがまた少し大きくなって返ってきて。
二人だからできること、あなたとだからできること。
死ぬまで一生純と恋をしていたいと感じるうららなのでした。
完結
ふたりで恋をする理由|12巻感想
読み終えた後の満足感がすごいです。
ほんとう最後までにやにやが止まらなかった。
愛慈くんとも和解できて本当によかったです!
うららと純のいちゃらぶを見るのが幸せすぎてもっと見てたかった~!
ぜひ漫画の方も無料で読んでみてくださいね♪