灰被り姫は結婚した、なお王子は3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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最初はそっけなかった頼久でしたが、八重をかけがえのない存在だと思い始めます。
頼久に「ちゃんと夫婦になりたい」と言われた八重は・・・?
3巻16話ネタバレ
頼久の妻になって数カ月。
好みではないと突き放されても酷いことをされるわけではなく、他人に哀れまれるより不幸では無かった八重。
ただそれは、頼久から本当に嫌われてしまったら終わるものだと思っていました。
そして自分から家を出て、あの屋敷で過ごす日々が好きだったことに気付きます。
頼久から「ちゃんと夫婦になりたい」と言われ一緒に屋敷へと帰った八重。
屋敷の者達もみんな八重のことを心配してくれていました。
少し眠り目覚めると近くには頼久がいて手を繋いでくれていました。
頼久は改めて昨夜のことを謝り、不満があるなら直すから話して欲しいと言います。
頼久は八重が自分に愛想を尽かして家を出ていったと思っていたのです。
八重は頼久に嫌われたと思ったから自ら家を出たことを話すのですが、頼久は「嫌う事はないだろう?」とピンと来ていない様子。
むしろ頼久は八重にいてほしいと思っていたのです。
自己評価の低い八重に、頼久は父と母について話してくれました。
火傷を負い父に捨てられた母に「あなただけは私を愛してくれるわよね?」と言われ即答できなかった当時の頼久。
それは母の愛を求める姿が怖くて、本当はどんな母でも好きだと言いたかったのに。
それからは美しい女性を見る度に、母のことを思い出して父とは正反対の女性を求めました。
八重のことも最初は怖かった頼久ですが、懸命な八重のことが嫌いになれず、いつの間にか八重から貰ったものは拠り所となっていました。
「君を見ても、もう怖いなんて思わない。俺は君と夫婦になりたい。」
夫婦になりたいと言う意味が解らず、悶々と悩む八重。
八重のことを気にかけている使用人の女子たちは、八重に頼久のどこが好きなのか質問します。
八重は頼久の好きなところを、顔、そして優しい所と話します。
偶然にも会話を聞いてしまった頼久は、顔以外のところも好きになってもらえるように新婚旅行を計画します。
3巻17話ネタバレ
頼久は八重を誘って裏山にある母の墓標へ。
母を思い出すと死を選んだ母の選択に辛い気持ちになり、思い出さないようにしていた頼久。
しかし母はあの火事が起きるまで優しい母でした。
本当はどんな姿でも生きていて欲しかったのです。
八重を連れて来たのは、母に八重を紹介したかったからでした。
その帰り道、頼久は八重の母のお墓がある場所を聞きます。
八重の母の実家はもうなく、母と一緒に住んでいた土地のお寺に納めてもらっていました。
母は妾だったので無縁仏に入れられそうだったのを近所の人が掛け合ってくれたのです。
父に引き取られてからは一度もお墓参りには行けていませんでした。
数日後、八重は頼久に誘われて旅行へ出掛けます。
頼久と長時間二人きりの状況に緊張気味の八重。
結婚当初はあんなに遠く感じた頼久との距離がこんなに近くにあることを何だか不思議に感じていました。
汽車を降りて町にある宿で一泊することにする二人。
そして布団がくっつけられている部屋を見て八重は赤面します。
3巻18話ネタバレ
まさか旅先でこんなことになるとは思っていなかった八重。
私、私、頼久様になら何されても・・・
”夫婦になる”=体の繋がりだと思っていた八重ですが、結局その夜頼久には何もされませんでした。
翌日、頼久に行きたい場所があると言われ連れられたのは山奥の村でした。
その村は八重が母と共に暮らし育った村でした。
頼久は八重の母に結婚の挨拶をしたくて寄ったのです。
母のお墓の前でちゃんと挨拶をしてくれている頼久の姿を見て嬉しく感じる八重。
そこで頼久の夫婦になるという意味を知ることができます。
お墓参りをした後、二人は移動し豊岡家所有の別荘へ。
別荘の前には頼久の再従兄弟にあたる大山慶広が立っていました。
3巻19話ネタバレ
頼久が別荘にいると聞き、近くまで仕事で来ていた慶広は挨拶に来たのです。
豊岡の当主を狙っている慶広は、家督に一番近い頼久が邪魔な存在でした。
頼久も、昔から外面よく大人に取り入って立ち回るのが上手な慶広のことがあまり好きではありませんでした。
慶広のことをあしらい、二人は別荘の中へ。
しばらく二人きりの生活に、八重は頼久のお世話ができる貴重な機会だとワクワクしていました。
近くの町に食料の買い出しに行き、二人は夕方の海へ。
初めての海に八重ははしゃぎ、足を捻挫してしまいます。
頼久の背中に背負って貰い別荘へと戻るのですが、当分家事は出来なさそう。
代わりに身の周りの世話を頼久がすることになります。
3巻20話ネタバレ
恥ずかしがる八重に対し頼久はとても楽しそう。
普段は世話をされる側なので新鮮なのです。
足を使えず時間を持て余している八重は、頼久に字を教わることになります。
頼久の距離の近さにドキドキの八重。
そしていつからか頼久がまっすぐ見てくれるようになったことに八重は気づきます。
いつか捨てられると思っていた八重ですが、きっとそんな日はこないと思えるようになります。
頼久を信じて八重は甘えることができるようになったのです。
幸せな八重の一方で、義姉の文子はなかなか縁談がまとまりませんでした。
悔しい思いをする文子は、さらに八重を憎むようになります。
3巻21話ネタバレ
頼久は妻の八重が可愛くて仕方ありませんでした。
しかし無意識に警戒している八重に気付いていて、距離感に対しては慎重でした。
ようやく許してもらった距離から一気につめてしまうと、また元の距離に戻りそうだと思っています。
八重はきっと何をしても受け入れるだろうけど、頼久が欲しいのはそういうものではありません。
それでも我慢ならず頼久は八重に気付かれないよう、そっと八重のうなじにキスをします。
顔が好きと思われるのも悪い気はしないけど、頼久は顔以外も好きになってもらえればと思っていました。
昔は豊岡の次期当主の座なんてどうでもよかった頼久。
なので好き勝手やって悪い噂なんかも気にしませんでした。
しかし八重と結婚した今では、当主にならなければ八重を守ることができません。
慶広は情がなく頼久を蹴落とす為ならなんでもします。
たとえ家督を譲っても直系の存在は揉め事の種、再起なんかできないよう頼久を死ぬまで追い詰めてくるでしょう。
そして慶広は頼久だけでなく八重も害すはずです。
八重を守る為、幸せにするために、当主の座は譲れないのです。
休暇が終わり屋敷に戻るとさっそく、真木が暴漢に襲われたと連絡があります。
3巻22話ネタバレ
数日前、清水と呑んだ後、馬車を待っていたら突然男に襲われた真木。
とっさに頭を庇ったので大きな怪我はさけられましたが、右手を折られてしまいます。
偶然、清水が忘れ物に気付いて戻ってこなければ危なかったでしょう。
慶広が手を回したに違いありません。
これからは嫌がらせと脅迫の為、頼久の周囲を狙ってくるでしょう。
頼久は慶広が巻き返せないくらいの活躍を内外に見せつける為、軍学校時代のツテで大口の契約を探すことに。
今までは借りを作るのが嫌でツテで商売をしなかった頼久ですが、もうなりふり構っていられないのです。
どんどん頼久の中で八重の存在が大きくなっているのを感じていました。
八重に何かあったら何をするか分かりません。
その頃、慶広は文子に近づき八重への復讐の手伝いをすると話を持ち掛けて・・・?
4巻へ続く
3巻感想
頼久様が八重にどんどん甘くなっていく~~!
頼久様が八重にデレる日がくるのも近いことでしょう。
そして物語もどんどん楽しくなってきましたね!
慶広と文子が手を組んじゃうのかな?妬みって怖いね。
八重には幸せになってほしいな。
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