とりかえばや11巻

とりかえ・ばや(さいとうちほ)11巻のネタバレ感想と漫画を無料で読む方法を書いています♪

男女の身を取り替えていた沙羅と睡蓮は、それぞれ生まれながらの性に戻り再び宮中に出仕。
女東宮を守る為、危険を冒して銀覚の寺に忍び込み呪詛の証拠を手に入れた睡蓮ですが追っ手に追われ・・・!?

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ではここから11巻のネタバレです!

とりかえ・ばや 11巻 ネタバレ

銀覚の呪詛の証を手に入れた睡蓮は自分が犠牲になり従者に証を託します。

「それを拾って先に行け!私にかまうな!」

追っ手と揉めた末、睡蓮は崖から転落。

一方、吉野の宮からの文を読んだ沙羅は2人が決定的な証を持ってきてくれることを信じて待つことに。

女東宮に文を見せるかどうか迷った沙羅ですが、心痛の種を増やすまいと今は黙っておくことにし代わりに三の姫に事の事態を伝え協力してもらうことに。

銀覚が呪った証は無事吉野の宮に届けられ手に入れることができた沙羅。

しかし睡蓮が行方不明だと聞き沙羅や東宮、帝はショックを受けます。

銀覚は流罪となり遠い離島へと流されることに。

公の裁きにしなかったのは弓弦親王と式部卿のことを考えた沙羅の提案でした。

女東宮は東宮としての最後の役目を終え退位します。

もう東宮でなくなった姫は鞍馬山に睡蓮を探しに行くことに。

一人では危ないということで吉野の宮と三の姫、睡蓮の従者と共に山に入ります。

睡蓮が落ちたと思われる場所を探すのですがなかなか見つかりません。

必ず生きていると信じ東宮たちは過酷な山を探しまわります。

東宮が祠で祈りを捧げていた時、霧の中に光の輪と巨木を見つけます。

天の導きのまま東宮一人で歩いていくと以前霧に迷って睡蓮と辿り着いた社を見つけます。

東宮が社に入ると睡蓮が横になって休んでいました。

睡蓮は崖から落ちる途中、幸い衣が木の枝に引っ掛かり助かっていたのです。

左足を負傷していた睡蓮はなんとか社まで辿りつき田人にたまたま見つけられ生き長らえていました。

2人は感動の再会を果たし、雨が止むまで社でいることに。

じゃれあっている内に二人は抱き合い気持ちを伝え体を重ねます。

「ずっと睡蓮とこうしていたい。会いたくてたまらなかった」

「私もです。待ち焦がれた・・・。」

もう東宮でも、右大将でもない二人はまことの名前である”光子”と”月光”という名で呼び合います。

雨がやみ晴れてきた頃二人は吉野の宮たちの元へ。

東宮は朱雀院へと戻り、睡蓮は従者たちと蟄居先の芦屋へと静養に戻ります。

睡蓮が見つかったと聞いた沙羅は涙を流して喜びます。

睡蓮は全てを東宮に打ち明け全てを捨てる覚悟で鞍馬山に入り一番大切な人を得た。

そのうち二人は夫婦になることもできるかもしれない。

主上は私の嘘を許して下さるだろうか?

帝は沙羅へのアプローチを続けるのですが、沙羅は何もかも知られて嫌われてしまうのが怖くて断り続けます。

「呪いが・・・解けぬのです。私の中では」

そう言って頑なに拒否をし続ける沙羅に対し帝は疑問に思い始め疑い始めるように。

かつての沙羅双樹の右大将が今の尚侍なのではないのか?

帝は色々なことを考えるのですが答えが出ず悩む一方でした。

そこで帝は東宮に話を聞きに行くことに。

東宮から大切なことを教わった帝ですが肝心なことは何一つ聞くことができませんでした。

沙羅と睡蓮をおそれ疑う思いと、知りたいという思いが尽きることなく膨らむばかり。

たとえ尚侍であっても宮中を欺いたこと帝として許すわけにはいかぬのだろうか・・・?

その頃、梅壼に銀覚から文が届きます。

文には沙羅と睡蓮の入れ替わりのことが書かれており、以前梅壺が疑っていたことが確信に変わります。

左大臣家の呪われた尚侍と右大将の正体を知った梅壺は良からぬことを企み・・・!?

とりかえ・ばや 11巻 感想

今巻では東宮さまの頑張る姿に心打たれ、感極まるシーンが多数ありました。

最後のお役目を果たす姿、睡蓮の身を案じ鞍馬山に立ち向かう姿が特に印象的です。

心から睡蓮と東宮さまが結ばれてよかったなと思いました。

帝と沙羅の恋も新たなステージに入り、七夕での帝のロマンチックなアプローチはときめきました!

一難去って、また一難!

夏発売予定の12巻が今から待ち遠しいですね♪

まだ11巻を読んでいない人は是非無料で漫画の方も読んでみてください( ^ ^ )

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