今回は新に会いに福井まできた千早達の話です。
二人は無事、新に会うことが出来るんでしょうか?
さっそくあらすじ書いていきますね。

この記事には多いにネタバレが含まれています!!
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2巻9話|ネタバレあらすじ

太一と一緒に福井県に向かう電車にのった千早

「ひとりでは切符も買えないだろ?」と心配し太一は千早に付いてきたのだ。

「いま会わないと、もう会えない・・・」

千早はそんな気がしてならなかった。

そんな車内、景色も見ない千早に太一がちょっかいを出す。

そして顔を赤らめながら「千早は好きな奴いるのか?」と聞いた。

「原田先生が好き!!」

千早はそう言うが「それは恋じゃないだろ!」と太一にツッコまれる。

「じゃあ恋ってなに?」

すると太一は「そいつといても楽しくないってことだよ」と答えた。

 

思い通りに行かない イライラする。

でも

一緒に居たい

心の中でそう思った・・・

 

新幹線から電車を乗り継ぎやっとの事で新の実家の最寄りまでたどりついた。

手掛かりは2年前に貰った年賀状の住所だけだった。

さっそくその場所に向かう二人

家の前でどっちが行くかモジモジしていると女の子が話かけてくれる。

どうやら新の家の隣に住んでいるらしく今は駅前の本屋でバイトしていると教えてくれた。

今来た道を引き返す二人

なぜか千早はフルダッシュだった!!

福井には4月なのにまだ桜が咲いていた。

並木道を歩く二人

ふと自転車が二人の横を通り過ぎる・・・

「えッ?」

そう思った瞬間、千早は走っていた。

自転車に乗っている男の子の腕をつかむと「ずざざざー!」とそのまま激しく転倒した。

巻き込まれた男の子・・・

そこには、ずっと会いたかった新がいた。

会いたかった!!

一気に感情があふれ出し涙を流す千早

取りあえず来ていた服がドロドロになってしまったので新の家でお風呂を借りることに

服は隣に住んでいる由宇ちゃんが貸してくれた。

千早がお風呂から出てくると早々に「服は着て行って良いから髪を乾かしたら帰って」と新は言った。

「帰ろう!」その言葉に太一は少しむかつき千早を強引に引っ張る。

「でも手紙が!!」

そういって鞄の中をあさると持ってきたかるたが目に入る。

「かるたしよう!」

なんの反応も見せない新をよそに淡々と準備をする千早

「横の広間を借りるね」と言い一人、札を並べだす。

新は毎日強くなっている。そう信じていた千早

今までの新への思いを思い出しながら札はどんどんと並べられていく。

「バシ!!」

しかし新は千早が並べたかるたを蹴り散らかす!!

「日本語がわからんの?もうかるたはやらない!!」

そう言った新の後ろには仏壇に飾られたお爺さんの写真があった・・・

まとめ|感想

無事に新と再会出来た千早達でしたがそこに居たのは自分達が知っている新とは別人でした。

かるたを辞めた理由はお爺さんの死が深くかかわっていそうですがそれが明らかになるのはもう少し先のお話になりそうです。

千早達は成すすべなく東京に帰るのでしょうか?是非続きも読んで言って下さいね⇒10話に進む

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