パーフェクトワールドの漫画の3巻あらすじネタバレ(10話〜14話)を書いています!
周囲の厳しい視線の中、つぐみは体調を壊し駅のホームから落下し大怪我を負ってしまいます。
つぐみは療養のため故郷・松本を帰るのですが・・・!?
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ここからは10話〜14話のネタバレです!
パーフェクトワールド 3巻 ネタバレ
10話 離される想い
つぐみが目から覚めた頃、長野から知らせを受け駆けつけた両親がやってきます。
「一体どういうことなの?何でこんなことになったんですか?」
つぐみのことを心配していた母は、病室で会うなり樹に怒鳴り責めたてます。
樹は一緒にいたのに何もできなかった自分の責任だと頭を下げ謝るのですが、家族だけにして欲しいと病室を追い出されます。
つぐみは父の提案で地元の病院に転院することに。
樹は、自分はつぐみに負担をかけるばかりで肝心な時に守ることもできないと悩んでいました。
つぐみの父は樹に頭を下げでお願いをします。
「頼む、頼む。娘と別れてくれ!!」
そんなことを知らないつぐみは、樹に会いたいと思いメールを送るのですが返事はありません。
転院する日、樹を見つけたつぐみはすぐに駆け寄って行きます。
「ちょっとだけ向こう行ってくるけど、私すぐ帰ってくるし。待っててお願い離れていかないで。」
樹にとってつぐみを手放すことは、世界がなくなってしまうことと同じでした。
11話 逆境の中で
療養のため、実家に戻ってきたつぐみ。
樹との交際を反対する父と喧嘩をしてしまいます。
その後、母から父の病気のことを聞きもう長くないことを知ります。
樹とは絶対に別れたくない。
だけど、反対する両親の気持ちを考えるとこれからどうすればいいのか分からなくなっていました。
つぐみが通っていた高校に行くと樹との思い出が蘇ってきます。
絵を描くことを挫折しそうになった時、励ましてくれた樹。
樹のことを想って描いた桜の絵は、高校最後の展覧会で入賞しつぐみの自信に繋がったのです。
がむしゃらな想いだけでは両親を説得なんてとてもできない。
だけど想いがなければ状況を変えることすらできません。
あの絵のように。
「私、もう迷わない。突き進むから。」
12話 君のために
地元に帰ってきていた是枝とスーパーでたまたま再会するつぐみ。
その時、初めて桜の絵をコンクールに出したのは是枝だと知ります。
実は、入賞した桜の絵はつぐみが出したわけじゃなかったのです。
樹が他の女子と付き合うことになったと知ったつぐみはショックで、その絵を焼却炉に捨てたのでした。
その様子を見ていた是枝が拾って勝手にコンクールに出したのです。
「俺だけの川奈との思い出だったんだけどな。」
自分が知らなかった思い出を大切にしてくれてたと知り素直に嬉しいと感じるつぐみ。
一方、樹はつぐみに会うため車で松本に向かおうとしていました。
しかし車で少し進んだ時、体中に痛みが出て検査入院をすることに。
もしかすると”空洞症”かもしれないという不安で取り乱す樹。
「こんなタイミングで、自分が情けない。」
樹は電話でつぐみに行けなくなったことを伝えるのですが、入院とは言わず急な仕事が入ったと嘘の理由を話します。
樹の様子がおかしいと感じたつぐみは、父の反対を押し切り東京へ帰ることを決意。
一人深夜バスで帰ろうとすると是枝が東京まで乗せて行ってくれます。
「川奈に何かあったら俺はどこからでも駆けつける。俺は川奈が好きだから。」
13話 心を刺す言葉
是枝に協力してもらい東京の病院についたつぐみ。
心配させたくないって気持ちは嬉しい。
でも苦しみを分かち合うことはできないの?
病院では長沢が付き添ってお世話をしてくれていました。
そんな中、樹は排便が3日もなく熱が下がりにくいということで”摘便”をすることに。
自分でやるから大丈夫と必死に拒否する樹ですが、痺れがあるため医師は許可してくれませんでした。
元看護師の長沢は自分がやると名乗り出ます。
”摘便”というものを初めて知ったつぐみですが、長沢がやると聞き自分がやると言い出します。
しかしやり方も分からず結局は長沢に頼るしかありませんでした。
こんな状況でも長沢に嫉妬をしてしまうつぐみ。
さらに長沢に宣戦布告されてしまいます。
「私は樹くんが好き。あなたが現れる前からずっと好きだったの!私には自信がある。何が起こっても彼を支えていく自信が。」
つぐみは言い返す言葉がなくただただ涙を流して落ち込みます。
そんなボロボロのつぐみを側で支える是枝。
心細さで押しつぶされそうなつぐみの心を是枝の言葉だけが支えていました。
14話 雪桜
一方、樹も長沢からお互いの幸せのためにも別れた方がいいと言われていました。
数日後、検査の結果で「まずは一安心」だと言われ安心する樹。
樹の笑っている顔を見て、不安だった気持ちが和らぎ、元気が湧いてくるつぐみ。
つぐみの足が治ったら桜を見に旅行へ行くことを約束します。
旅行当日。
その日は4月にもかかわらず雪が降っていましたが、桜に雪が積もりとても綺麗でした。
二人は観覧車に乗り恋人同士の時間を過ごします。
「あの頃の身体のままで、もう一度川奈と再会できたら・・・」
樹は泣きながらつぐみを抱きしめ自分を責めるような言葉を言い続けます。
一通り気持ちを伝えたあと、樹はある決意を伝えます。
「今日最後、川奈との思い出が欲しかった。川奈の人生を大切にしてくれ。別れよう。」
パーフェクトワールド 感想
好きという気持ちだけでは、どうしても乗り越えられない壁があるのだと実感させられます。
それでも2人を見ていると、頑張れ!と応援したくなってしまいます。
だからこそ3巻のラストの樹の決断がすごく悲しい気持ちになりました。
樹の気持ちは痛いほど理解できるけど、つぐみが覚悟を見せているのだから選択肢の幅を広げて欲しかった!
この先、2人の関係がどうなっていくのか気になって仕方ありません。
まだ漫画を読んでいない人は、是非無料で読んでみてくださいね♪