おはよういばら姫6巻

おはよう、いばら姫6巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

ついに完結となった「おはよう、いばら姫」ですが、どんな結末を迎えるのでしょうか?

※ネタバレより、漫画を読みたいという方は下の記事を参考にしてくださいね♪

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哲と過ごすうちに少しずつ本来の人間らしい感情を取り戻して変わっていく志津。
良い変化が起きる一方「別れはきっともうすぐ」としのぶは呟き・・・?

ではここから最終回のネタバレを書いていきますね!

おはよう、いばら姫 6巻 ネタバレ

慌ただしい夏が終わり、季節は秋に。

志津と母とのふたり暮らしも順調で平和な日々が続いています。

そんなある日、女子高生・桜が千尋の家を訪ねてやってきます。

「この人を捜してるんだけど。名前は小御門春道。」

桜は春道の結婚相手の連れ子で、10年前に突然行方不明になった父を捜していたのです。

心なしか義父(春道)に冷たい桜。

「まぁ私、父にあんまり愛されてなかったから。」

行方不明になったのも自分が原因だと感じていました。

実はずっとバレないように桜たち家族のことを観察していた春道。

春道は自分を探すのを諦めて欲しいと願うのですが、哲は納得できませんでした。

こんな形で区切りをつけたら桜にとって父とのこと全部嫌な思い出になってしまうから。

「俺が本当のハルさんをあの子に教えます!」

哲は桜と一緒に父の所縁のある場所を巡ります。

その中で春道が行方不明になった理由は”さくら”という名前の女の子が溺れていたのを助けそのまま流されたと知ります。

桜は自分が愛されていたと気づき、協力してくれた哲たちに感謝をします。

心配事が消え思い残すことが何もなくなった春道は、哲にお別れを言い志津の中から消えていきました。

「俺、絶対死ぬまで、春道さんのこと忘れません。」

哲と出会ってから志津の心は急速に育っていました。

他のみんなが志津の身体から出て行く日も近いと知る哲。

志信にチケットを貰った哲と志津は水族館へ。

今までなかった”好き”という感情が見栄え、志津は新しく生まれ変わります。

「私も哲くんの特別になりたい。」

その日から、みれい、しのぶ、かなとの3人も志津の中から消えていってしまいました。

ずっと共にしてきた皆がいなくなり落ち込む志津。

また帰ってきてくれることを願い皆と出会った場所を巡ります。

皆がいなくなってしまうなら心なんていらない。

お願い、1人にしないで。

その時、哲を思い出す志津。

自分は1人ではないと気づき立ち直ることができます。

志津は高卒認定試験を受けて、そのあと大学受験を受けることに。

父にも自分から歩み寄り新しい関係を築こうとしています。

志津と哲は、志津の体で一緒に生きてくれた人たちがどんな人だったのかを知りたくて、話を聞いて回るのですが、みれいだけは手がかりがありませんでした。

哲には秘密ですが、実はみれいは哲の母親だったのです。

哲が本邸で働くようになってからいつも窓から哲のことを見つめていたみれい。

志津はみれいと同じものが見たくて、あの日自分から哲に会いに行ったのでした。

「哲くんに会えてよかった。みれいさんが玲さんでよかった。だから早く目を覚ましてくださいね。」

その日、志津と哲は同じ夢を見ました。

夢の中で2人は大人になっていて、子供を連れて三郷のお家を訪ねました。

涼や鈴が出迎えてくれて家に上がると、哲の父が「玲は今寝てる」と言って困った顔をしています。

起こしに行こうか、と近づくとちょうど目を覚ました玲と目が合って、おはようと笑いあう。

そんな幸せな夢でした。

6巻 感想

感動して泣いてしまうくらい素晴らしい最終巻でした!

志津自身の恋の自覚によって、それまで身近にいた人々との別れが丁寧に描かれています。

ほぼ明らかだったみれいさんの正体と想いも明らかになり、哲と志津が夢見た通りの未来になりそうな予感で静かに終わっていきます。

随所に貼られていた伏線も最後にはきっちりと回収されており、大満足のラストでした!

読んで後悔しない作品だと思うので、まだ読んでいない人はぜひ無料で読んでみてくださいね♪

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