L・DK23巻

L・DK23巻(最新刊)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を書いています♪

柊聖は兄・草樹と住み始めるのですが葵は心配でたまりません。
しかし草樹の本当の気持ちが明らかになって・・・!?

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ここからは23巻のネタバレです!

23巻 ネタバレ

最近元気のない柊聖を心配する葵。

心配をしていたのは葵だけではなく兄・草樹も同じでした。

柊聖にクリスマスプレゼントを買った帰り道、葵のことを待っていた草樹に話しかけられます。

「柊聖さ最近様子どう?」

一人で鬱ぎ込む所のある柊聖を草樹は心配をしていました。

しかし葵は以前のことがあり草樹のことが正直よくわかりませんでした。

すると草樹は本音を葵の前で語り始めます。

前に柊聖の怒った顔を見るのが好きと言ったのは、柊聖が自分に見せる唯一人間らしい顔だからだったのです。

「あのウェディング写真の時の笑顔とか今じゃ俺には見せないんだよ」

それは桜月とのことが理由でもありました。

あの時の柊聖は桜月のことをないがしろにしていて相談に乗っている内に気づいたら惚れていたと話します。

しかし草樹といる時も桜月の一番は柊聖だったので草樹は籍は入れませんでした。

それを伝えに戻ると葵と同居していたので、また半端な付き合い方をしてるんじゃないかと考え試したのだと明かします。

「俺は柊聖に葵ちゃんっていう絆ができて嬉しいんだよ。だから何があっても柊聖の手を離さないで欲しい」

その頃、柊聖は葵とずっと一緒にいるためにある決断をしていました。

クリスマス当日。

待ち合わせをして遊園地でのデートを楽しむ葵と柊聖。

笑顔の柊聖を見て安心する葵ですが、次の瞬間抱きしめられある決意を聞かされます。

「葵、俺アメリカに行く。」

葵が愛おしいと思えば思うほど今の自分じゃ足りないと柊聖はずっと考えていたのです。

「俺はこの先ずっと葵と一緒にいたい。葵と家族を作りたいって思う」

理想の家族を作るために向こうの大学へ行き伯父のところで色々学びたいと考えていることを話します。

柊聖がおかしかったのはこのせいだったんだと気づく葵。

帰り際、葵はもっと一緒にいたくて家に柊聖を誘います。

部屋に入るなり服を脱ぎだし柊聖に抱きつく葵。

「・・・しようよ。だってクリスマスだし」

「掟があるだろ」と柊聖は言うのですが葵は柊聖がアメリカに行くことが不安でいっぱいでした。

「柊聖がわかんないよ」と言いそのまま眠ってしまいます。

目が覚めると柊聖は隣で寝てくれていました。

葵はどうすればいいのか分からず柊聖を置いてこっそり実家へと帰ってしまいます。

葵の家族は暖かくそして楽しく葵を迎えてくれました。

お父さんがいてお母さんがいて健斗がいて苗がいて、葵にとっては当たり前のことでも柊聖にとっては当たり前ではないことに気づきます。

「わかったつもりになって全然わかってなくて自分がむかつく。悔しい」

葵が柊聖のことを想いながら泣いていると柊聖が迎えにやってきます。

父は葵を担ぎ柊聖に引き渡します。

「俺はママと20年近く連れ添ってきたが未だにママのことが分からん。だから踏み込んで向き合ってきた。」

葵はちゃんと柊聖の気持ちを全部聞き向き合うことに。

すると柊聖は帰りの電車で自分の子供の頃のことを話してくれました。

「俺の家族はどこか欠けてばっかだった」

12年前、家族でアメリカに引っ越すことになるのですが姉の絵里はモデルの夢を叶えるため日本に一人残ります。

「あたし自分の夢を優先したいの。モデルになるチャンス潰したくない」

父と母は夫婦揃って浮気。

引っ越したあと、仲の良かった草樹も夢を追って国外へと去ってしまいます。

2年たち日本に戻ることになるのですが、母は男ができそのままアメリカに残り離婚。

柊聖は父と二人で暮らすことになるのですが、仕事人間だった父は過労で倒れそのまま・・・。

柊聖の家族の話を聞いた葵は、アメリカ行きを受け入れ応援することに。

「それだけあたしとの将来を真剣に考えてくれてるからなんだよね。」

葵を家まで送る柊聖ですが、部屋に入りキスをします。

「俺、葵が欲しい」

24巻へ続く

感想

あれほどアメリカには行かないと言っていた柊聖が葵との将来のためにアメリカ行きを決断します。

少し唐突だったかな?とも思いましたが葵に対する真剣さが伝わりました。

そして家族がみんな一緒にいることは当たり前ではないんだなと考えされられました。

葵の父の言葉がとても素敵で感動しました!

次で最終巻だと思うと寂しいですが、ラストが楽しみで仕方ありません♪

漫画を読みたい方はぜひ無料で読んでくださいね♪( ´▽`)

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