7SEEDS 外伝 のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪
人類滅亡を阻止するため敢行された「7SEEDS計画」により冷凍保存され生き残った若者たち。
全員で協力し合い、崩壊していく地下から無事脱出しました。
外伝はその後のメンバーたちを描いた、本当の完結編です!
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で紹介しているので参考にしてくださいね♪
壮絶な状況を乗り越え、この世界で生きていくことを決意した彼らは、佐渡島の地上で”生活”を営み始めるのですが!?
では外伝のネタバレです!
外伝 あらすじ
食べ物や住む場所の確保など、生活に必要な作業を協力しあわなければならない生活が始まりました。
そんな中、涼が花に会いに来たことで思わぬ事態に!?
ネタバレ前編|New Team
最後まで生き残った30人のメンバーたち。
全員が合流してすぐは船で寝起きをしていましたが、少しずつ陸に移動を始めています。
くるみたちはしばらくは船の方がいい、というのは鷭の判断でした。
合流してまずしたことは、役割分担の”チーム分け”。
「海チーム」のリーダーは、茜が抜擢され嵐と流星が入ります。
海と海岸の地形を把握して食べられるもの、使えるものを集めるチームです。
「空チーム」のリーダーは小瑠璃。
空からこの島全体の地形を把握する仕事。
小瑠璃の推薦でちまきが入ります。
「地上探索チーム」の突撃隊長は花、道を覚えられる朔弥も同じチームに。
「動物チーム」は源五郎がメインで、新巻と角又が一緒に動物の種類と個体数、生態の調査、主に食料調達を受け持ちます。
「植物チーム」はあゆがリーダーを任され、ハル、そしてナツが加わることに。
嵐に推薦されたナツですが、人見知りのナツはあゆの迫力にビビっていました。
お蘭と虹子は「水と家のチーム」、住むところを決める役割です。
居住地が決まってからがメインの「畑チーム」は、まつりと牡丹さんが。
鷭と藤子はもちろん「医療チーム」、くるみたちのケアをはじめ、みんなの体調管理を任されます。
生活全般のこと、在庫の管理、情報をまとめるトップは、秋ヲ、補佐にはちさがつきます。
刈田は全員の危機管理(家畜含む)、蝉丸はシェフと全員の役割が決定しました。
そんな中、まつりが涼のことを心配していると気づいたナツは、一緒に会いに行くことに。
あゆにビビっているナツに、安吾はいつものように手を差し出します。
「おまえが見つけたことにしてあゆに渡せ」と、食べられる植物を手渡してくれたのです。
そして安吾たちは牡丹に船を貸して欲しいと交渉を持ちかけます。
「外国へ行く。俺たちはここにいない方がいいだろう。二度と顔を見せない。それがお互いいいだろ。」
しかしそれは実質「船をくれ」と言っているようなもの。
まだまだ佐渡が安全か分からない状況で、船を手放すわけにはいきませんでした。
「ほらな、だからぶんどれば良かったのに。」と涼。
いつも助けてくれている安吾たちのことをナツはみんなに話そうと決意します。
ネタバレ中編|種子の行く先
夕暮れ、花が一人の時、涼が会いにやってきました。
「安吾を許してやってくれないか。」
涼は自分のことは置いといて安吾だけ許して欲しいと話をしに来たのです。
しかし花も簡単には許せません。
涼はそんな花にナイフで襲いかかってきました。
「じゃあ、消えてもらう方が早いか。おまえがいなくなればいい。」
その時、安吾が花を助けに入ります。
そして過去のことを安吾はこの場で花に頭を下げて謝ります。
「ずっとおまえに謝りたいと思ってた。本当にすまなかった。」
花は嵐を地下で助けてもらったこと、何度も何度も命を救ってくれたことに対してお礼を言います。
自分の態度もダメだったし、もっとちゃんと落ち着いて話し合えば良かったとも思っています。
だから殺したいほど憎いとか謝って欲しいとかは、もう思っていませんでした。
ただ花は安吾が怖いのです。
涼のナイフより安吾を見る方が怖いんです。
「それはあたしの中でずっと消えないと思う。だから謝らないくていい。何かしようとか思わなくていい。ただ近寄らないで。」
その後、花は熱を出して倒れてしまいました。
自分が思っているよりダメージが大きかったのです。
その事態を見てナツは自分の考えが安直だったことを思い知ります。
涼が花にした行動がショックだったまつりですが、花は冷静になって気づきます。
涼はおそらく安吾に花を助けさせたかった故の行動だと。
涼は口下手だけど本当は優しい一面もあるのです。
「涼くん!涼くんはやり方が間違ってる!バカだと思う!でも愛おしい。」
まつりは涼にキスをし、涼からさらに濃厚なキスを返されます。
まつりはもう腹をくくったのです。
ある日、大雨の影響で水が溢れてしまいせっかく作っていた新居も危ない状況に。
安吾と涼はみんなの新居を守るために行動し助けることができます。
涼はこれから何をすべきなのかが分かったのです。
ネタバレ後編|未来へ
新居が完成し、くるみたちも船から降りてきました。
しかしくるみは新が夜泣きしないのを心配していました。
お乳はよく飲んでいるし便も問題はなさそうなのに。
新は察していたのです。
夜に大きな声で泣いた場合、自分の所在を敵に知らせてしまうかもしれない。
この世界だからこその本能でした。
雨はまだまだ降っていますが、溢れることはなくなりました。
それは安吾、涼のおかげですが、みんな口にはしませんでした。
みんなと暮らし始めて、人見知りだったナツも打ち解けてきました。
そんなある日、源五郎たちは安吾に歩み寄り話を聞くことに。
安吾が船を貸して欲しいと頼むのには、ちゃんとした理由がありました。
まずあちこちの倉庫シェルターに残ってるものを回収すること。
全部佐渡に運んだ後、海の向こうへ行き人を探すのです。
状況を説明して共有し方船を開けられる人間を探し、一緒に働ける人間、歩める人間を見つけたら連れてくるのが目的でした。
「必ず連れて戻ってくる。そのために船を貸して欲しい。」
みんなは安吾になら任せられると判断し、船を貸すことに。
まつりは涼に付いていくことになるので、ここでお別れです。
その前にみんなで茂、理可子、十六夜、冬チームの亡くなったみんなを埋めて拝むことに。
安吾と涼が旅発つ前に、刈田は洞窟で見た手袋の話を打ち明けます。
「多分くるみさんと赤ちゃんを助けようとしてくれたんじゃないかと思う。」
そうしてみんなに見送られ、安吾たちは出発します。
みんなのために、自分のために未来に向かうのです。
感想
35巻(完結)のすぐ後の話が描かれているので、外伝が本当の最終話と思われます!
安吾の罪は許されるものではないのですが、安吾があまりにも不憫で切なかったです。
あのままみんなと居ても辛いだけなので、贖罪の意味を込め別の道を歩むのは最善だと思いました。
それぞれが未来へと目標を見据えて進んでいく!で本当の完結です。
もっともっと続きを読みたくなるラストですが、想像の余地がたくさん残る終わり方で逆に良かったかな、という気もします。
ネタバレでは書けていませんが、ちまきのエピソードも収録されています。
とても内容が良くて感動しました。
漫画を読みたいと思った方は、ぜひ無料で読んでくださいね( ´ ▽ ` )ノ