とりかえばや（さいとうちほ）１３巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね！
ついに最終回を迎えた本作品ですがどんな結末になるのか、ファンの私としてはすごく楽しみです( ´ ▽ ` )ﾉ
前回、沙羅は女として帝の尚侍として仕え、睡蓮は蟄居の身となりながらも僧・銀覚の謀反の証を見つけ、銀覚を流罪へと追いやりました。
そんな中、銀覚の弟子である幻覚が右大臣家に入り込み、銀覚の代わりに帝や沙羅へ復讐を果たそうとするのですが！？
では、ここから最終回のネタバレです！
１３巻 ネタバレ
昼も夜も銀覚への呪詛返しをしていた吉野の宮はついに倒れてしまいます。
今は深い眠りに落ちていますが、そのまま身罷られる例も過去にはあり危険な状態です。
そんな中、幻覚が右大臣家に放火し火事に。
梅壺はひとまず朱雀院へ避難しようと牛車に乗るのですが、幻覚に捕まってしまいます。
梅壺は内裏に連れて行かれるのですが、そこには沙羅もいました。
幻覚は沙羅も狙っていたのです。
梅壺は幻覚に殴られ意識を失い、沙羅も殺されそうに。
「おまえを殺す。次は帝。そして東宮・・・。」
沙羅はそんなことはさせないと刀を幻覚の背中に突き刺します。
なんとか逃げることができたのですが髪の毛を引きちぎられてしまいました。
内裏は火の海となり人々は混乱。
宮中警護の左大将も右大将も右大臣家の出火で出払っておりません。
沙羅は帝や女御たちを助けるために睡蓮に変装し帝の前に現れます。
「上様！承香殿は火の海！どうぞ内裏をお出になってくださいませ！」
バレているかも知れないと思いながらも今はそんなことを気にかけている場合ではなかったのです。
内裏に火の手が上がったと聞きつけた睡蓮も帝を守るべく駆けつけます。
そこで睡蓮に変装をした沙羅と睡蓮は鉢合わせてしまい、ついに帝にバレてしまいました。
もう逃げも隠れもできません。
「このような光景、私の御代でみることになろうとは・・・。」
沙羅と睡蓮は膝をついて帝を欺き続けていたことを謝り、出家して罪を償わせてくださいと申し出ます。
帝は「天に聞いてみよう」と水晶を空にかざします。
するとまるで沙羅たちの罪を許すかのように雨が降り出してきました。
「そなたたちが男の形をしようと女の形をしようと、中は沙羅双樹と睡蓮でありそれこそが尊い。そなたたちは私の宝ぞ。」
帝は二人の入れ替わりの秘密を知った上で許し、沙羅を女御にすると心に決めます。
尚侍から帝の女御になった沙羅。
しかし沙羅にはまだ心に引っかかることがありました。
乙女ではないどころか、子を流したことさえあるからです。
帝に知られてしまったら疎まれるのではないかと涙を流す沙羅。
しかしたとえ疎まれることになったとしても、もう・・・。
沙羅は覚悟を決めてようやく帝と身も心も結ばれます。
そして沙羅は帝を本当に拒み続けていた理由を正直に打ち明けます。
「だから私は上様に相応わしくない。」
それでも帝にとって沙羅は唯一無二の女性でした。
全てを知った上で帝は改めて沙羅を女御に迎えます。
一方、一の姫たちの看病のおかげで深い眠りから目を覚ます吉野の宮。
朱雀院と吉野の宮の会話から、吉野の宮が一の姫のもう一人の父だと五節の尚侍は知ってしまいます。
五節の尚侍はそれでも吉野の宮に惹かれる気持ちは変わりませんでした。
「わ、私は宮さまのこわい容貌が好きです。」と告白しキスをします。
そんな中、沙羅は帝との子を懐妊。
「ありがたいっ。私が子を授かるとは・・・！そなたのおかげぞ！！」
今まで子供を授かることができなかった帝に待望の男の子が授かったと皆喜びます。
しかし沙羅には喜びの念と共に恨みの念も集まってきます。
順調だった沙羅の容体は急変し倒れてしまいます。
沙羅は気を失っている間三途の川で溺れそうになる夢を見ていました。
知らせを受けた帝は強く願います。
古より我らを守りたまいし神々よ。仏よ。
どうか我が女御を無事に返したまえ。
沙羅は夢の中で帝に助けられる夢を見ていました。
同じく帝も沙羅と同じ夢を見ていたのです。
沙羅は無事に男の子を出産。
このめでたい時期に、梅壺は出家をすることを決意。
長い間帝との子に恵まれず辛い思いをしていたこととは他に理由がありました。
妬み心から銀閣と幻覚の正体が見抜けなかった罪を償いたいという梅壺の思いからです。
沙羅と帝の子供は神仏よりの申し子とされ東宮に。
そして沙羅はその母、中宮に。
一方で睡蓮は帝より一の姫との婚儀の許しが出されます。
強く想いあっていた睡蓮と一の姫もようやく結ばれることができました。
未だに睡蓮のことを沙羅だと思っている石蕗は、それだけはさせまいと睡蓮を説得しようとします。
過去の話を終わりにするため、睡蓮は何も言わず石蕗に胸を触らせます。
胸がないことに驚く石蕗を見て睡蓮は声を出して笑うのでした。
その後、沙羅は３人の皇子と一人の内親王に恵まれ、睡蓮も男君が一人恵まれます。
女の子のような男の子と、男の子のような女の子。
その姿を見て「どこかで見たのぉ」と懐かしむ左大臣。
しかしもう「とりかえたや」とは思っていません。
「あれで良い。あのままで。私が決めることではない。なりたいようになってゆくもの。」
完結
感想
最終巻、焦らされて待った甲斐がありました！
本当にロマンチックなシーンの数々で、何度感動して涙を流したか分かりません。
特に帝と沙羅が結ばれるシーンは幻想的で美しく素敵の一言です！
帝がどれほど沙羅を特別に想っているのかがすごく伝わってきました。
原作のあとがきばやも面白かったです！
とにかくオススメの漫画なので興味のある方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪
