Perfect Crime7巻

Perfect Crime(パーフェクトクライム)7巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※ちなみにパーフェクトクライムの漫画は漫画村にはありません。
無料で読む方法は下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

⇒パーフェクトクライム7巻を無料で読む方法はこちら

東雲は「罠」の黒幕にたどり着くものの、香織は小野を選んだと疑いませんでした。
一方香織は、東雲と冬木の妻・沙織との関係がすでに切れていることを知り、東雲への想いを再確認するのですが、東雲の気持ちは分からないまま。

すれ違う二人なのですが!?

⇒全巻ネタバレ一覧はこちら

ではここから7巻のネタバレです♪

7巻 ネタバレ

お互い想いあっているのにすれ違う東雲と香織。

そんな中、後輩・礼子の計らいで最初に香織と東雲が一緒に仕事をした青木邸の完成視察に二人きりで向かうことに。

車の中で重い沈黙が続く中、東雲が先に口を開きます。

「青木邸とても素晴らしい出来上がりになりましたよ。小野さんと前島チーフの和食処には敵わないかもしれませんが。」

香織は、また突き放されたようで苦しい思いをします。

青木邸は香織がずっと求めていた斬新でありながらどこか懐かしさを感じるような快適さと温かさがあるような部屋に仕上がっていました。

やっぱりこの人は私がずっと求め続けた感性の持ち主だった。

東雲もまた、素敵な作品が作れたのは香織のおかげだと思っていました。

香織は「好き」という感情が溢れ勢いで伝えようとするのですが、東雲に遮られてしまいます。

「小野さんはきっとあなたを幸せにしてくれます。何があっても小野さんを信じてあげてください。」

そう言われてしまった香織は何も言うことができませんでした。

香織は想いを伝える代わりに、冬木から解放し自由にしてくれたことを感謝します。

東雲はこの時、自分の気持ちを押さえつけ全てを終わらせる決意していました。

これでやっと前を向いて歩いていける。

結局、東雲と香織の気持ちは通じ合うことはありませんでした。

後日、東雲と冬木はお互いの誤解を解き、謝罪し合います。

冬木は香港時代、沙織と東雲が付き合っていたことを知りませんでした。

二人のことを知ったのは、日本に戻って半年が過ぎた頃。

沙織の両親が送ってくれたアルバムの中に、東雲と沙織の写真が紛れ込んでいたのです。

沙織はすぐにそれを処分しましたが、冬木は動揺していました。

その日初めて東雲との関係を知ったのです。

「もしそれを知っていたらあの日、空港で沙織を受け入れることはなかったと思う。」

ずっと知っているものだとばかり思っていた東雲は驚きます。

しかし東雲のことを知ってからも冬木は沙織を手離すことはできませんでした。

沙織は全身で自分を愛してくれる女だったからです。

東雲もまた冬木に沙織を奪い返そうとしたことを謝ります。

そして冬木も東雲と沙織が6年前に終わっていたことを知り驚きます。

てっきり小野をコントロールしているのは冬木とばかり思っていた東雲ですが、全くの誤解だったのです。

東雲は冬木を責めることはできませんでした。

冬木もきっと苦しい7年を送ってきたに違いないし、冬木が香織を手離せなかった気持ちも、沙織を見捨てられなかった気持ちも全て解るからです。

「前島さんは小野さんと新しい人生を歩んでいけると思います。ですから部長ももう一度沙織と向き合ってください。沙織は部長だけをずっと愛してきた。」

そして東雲は最後に冬木に力を貸して欲しいと、ある頼みごとをします。

翌々日、香織は冬木から、東雲がデザインしたあるインテリアのデザイン画とCDAが入っているUSBを手渡されます。

それは今年のコンペ用に東雲が作り上げた作品でした。

「東雲は香港支社に戻ったよ。一昨日このUSBメモリーを俺に渡して、今朝香港に発った。」

本社勤務期間は半年の予定だった東雲ですが、来週から香港に戻らせて欲しいと冬木に頼んでいたのです。

香織は小野を選んだ、それに香港の支社長にも早く帰って来いと言われていたからです。

東雲は自分本位な生き方をしてきた事への罰だと言っていました。

本当は東雲から「コンペの結果発表まで香織には見せないで」と頼まれていた冬木ですが、冬木はすぐにでも香織に見て欲しいと思い手渡したのです。

「俺がこんなことを言うのは自分でも矛盾していると思う。でも欲しいものは”欲しい”と言葉にするべきじゃないか?」

ですが香織は、東雲の言うとおりコンペの結果発表までは見ないことを決め、それまで冬木に預かってもらうことに。

冬木が部屋を出て行った後、香織は涙を浮かべます。

青木邸で話したあの日、言葉の裏に隠されていたのは私への謝罪と永遠の別れだった。そういうこと?

だとすればあの時、喉まででかかった「好き」という言葉を告げたとしても彼に受け入れられることはなかった。

自分を取り巻く人達のそれぞれの思いを知ってしまったために、東雲は心を固く閉ざして生きている。

彼も本当は私を愛してくれたのかもしれない。

8巻へ続く

感想

今巻でも東雲と香織のすれ違いは続いており、お互いに気持ちが通じ合わないまま、東雲は香港へ戻ってしまいます。

好き同士と分かっている分、この時間がもどかしい!

冬木部長と東雲の互いの誤解が解けてすっきりしたのは良かったです!

部長って誰かに強く愛されていないと不安で仕方のない弱い男だったのねー。

どちらも手離せないっていう冬木の気持ちは、解るような解らないような。

8巻の発売も楽しみです!

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪

⇒パーフェクトクライム7巻を無料で読む方法はこちら