あのなつ。(チカ)5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
最終回を迎えた「あのなつ。」ですが、どんな結末になるのかすごく楽しみですね!
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
何度も繰り返される17歳へのタイムスリップ。
樽丘から「最初の17歳を取り戻したい」と告げられたたまきは、誘われるままホテルへ。
その姿を偶然目にした巧海は!?
では最終回のネタバレを書いていきます♪
5巻 あらすじ
1度目は樽丘が、2度目は巧海が事故に遭い、3度目となった今、犠牲となるのは!?
運命の歯車に翻弄される7人の未来、人生やり直しラブストーリー、ついに完結!
ネタバレ①|3度目の犠牲者
もうこれ以上たるを苦しめたくない。
嘘はつきたくない。
その思いからたまきは樽丘の望むままホテルへ。
一方萌も同じ頃、同じホテルに、サラリーマン風の男と一緒にいました。
「私、もう嫌なんです。こんな自分。誰かにめちゃくちゃにされたいなあって。」
外で巧海が心配をしていると、庄司がやってきました。
様子のおかしかった萌を心配しあとをつけてきたのです。
巧海と庄司はホテルへと入り二人を探し出すことに。
探し出すと言っても一部屋ずつ開けていくわけにはいきません。
そこで巧海は非常ベルを鳴らして部屋から全員出すことを考えます。
たまきと樽丘は部屋から出てくるのですが、萌は出てきませんでした。
萌はサラリーマンの男にロープで首を絞められ意識を失っていたのです。
ネタバレ②|悪いのは誰?
命に別状はなかったものの、萌の意識は戻らないままでした。
庄司は樽丘に八つ当たりをします。
「おまえはこれで満足かよ!萌がこんなことになって!これが3人目の犠牲者ってやつだろ!!」
全部樽丘のせいにする庄司ですが、たまきはそうは思いませんでした。
「たるのせいでも誰のせいでもない。誰かが悪いかって決めなきゃいけないなら、それは私たち全員だよ。」
何もしてこなかった罪悪感や後悔を自分の中にだけしまい、それを抱えたまま何もしようとはしなかったのだから。
たまきはもう誰かを責めて悪者にするのはやめて、今は萌のためにも犯人捜しをしようと提案します。
萌の昏睡状態は続いたまま、6人は犯人捜しに協力し、無事犯人を捕まえることができます。
意識が戻った萌は、樽丘に改めてちゃんと謝ります。
「真っ暗で独りぼっちで考えることしかできなかったあの世界が、樽丘くんは10年も続いてたんだと思うと・・・。本当に私酷いことしてたんだなって。本当にごめんね。」
最初に高校生に戻った時、樽丘に目隠しされ手足を縛られたのも、暗闇と身動きの取れない世界を知って欲しかったんだと萌は気づきます。
ネタバレ③|恋の行方
樽丘は巧海とたまきだけを残し決着をつけようと話します。
「ここでハッキリさせようぜ。俺たち。」
元の時代に戻れる確証もないし、ましてや樽丘は戻れたところで何もできず死を待つだけだからです。
しかし巧海は樽丘のやり方が気に入りませんでした。
”死”を臭わせたり辛かった記憶を持ち出すのは卑怯だと感じたのです。
「どちらにしてもたまきを苦しませてるって思わないのか?」
もめる二人を見てたまきは責任を感じます。
「ごめんなさい。ハッキリ答えを出さない私が悪い。ちゃんと答えを出します。だから少しだけ時間をください。」
ネタバレ④|選ぶ道
萌も退院し、夏祭りの日が近づいてきました。
単純に今回は萌が犠牲者だというなら、今は元気なので問題はないのですが、夏祭り当日じゃないということがずっと気がかりでした。
「俺たちはきっと同じ思いが強すぎるんだ。後悔の気持ちが。」
巧海はこのループを「やり直しの人生」ではなく、今までのこと全部ひっくるめて「全部つながった一本の道」なんじゃないかと考えます。
誰にでも失敗や後悔する過去があって、それは経験として自分の中に残る。
それを踏まえてこの先どうするかを自分で決める。
結局、今もそれと同じでやり直してるのではなく、自分たちのこれからを自分で選択して作っていくんじゃないかと巧海は思ったのです。
「未来に何が起こるかわからなくて不安になるのは俺たちに限らず誰もが一緒だ。そう思ったら選ぶべき道が見えてきた気がするよ。」
ネタバレ⑤|最終話
夏休み当日。
7人は誰も夏祭りには行きませんでした。
申し合わせたわけでもなく自然に。
「みんなで花火したいな」と優華が呟いて、自然とみんな集まり手持ち花火を楽しんでいます。
みんなが帰った後、たまきは巧海と樽丘に対して答えを出します。
私にとって二人は大事な友達。
今まで私たちには色んなことがありすぎた。
その今までのこと全部で自分の道を選んだの。
たまきは自分の気持ちを伝えた後、その場を後にしました。
結局この夏祭りの日に犠牲者を出すことも、元の世界に戻るなんてこともないまま。
10年後。
今日は同窓会の日。
たまきが選んだのは巧海でした。
人生にやり直しはききません。
神様が与えたチャンスか、いたずらか、7人に起きた一つの奇跡。
それでも未来のことはわかりません。
だから私たちは自分で選んだ道を進み続けるのです。
完結
感想
毎回気になる展開で、どんな結末になるのかすごく楽しみにしていました。
人間のずるさだったり、自己中心的な人間らしさがリアルに描かれていて面白かったです!
作者さんも書いていたように結末には賛否両論あるかと思いますが、それぞれが収まるところに収まり全員がハッピーエンドだったので良かったと思います!
私も自分の過去・現在・未来、そして自分に関わる大切な人たちのことを考えるきっかけとなりました。
漫画を読んでみたい人は、無料で読む方法を参考にしてくださいね( ´ ▽ ` )ノ