君が僕らを悪魔と呼んだ頃9巻無料

漫画、君が僕らを悪魔と呼んだ頃の最新話のネタバレを紹介しています。

9巻が9月9日に発売されました。

無料で読む方法も紹介しているので、ネタバレではなく漫画を読みたい方は下の記事を参考にしてください。

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89話

朝、誰かの電話で目を覚ます悠介。

何か依頼をしていたようで早速、会う約束をします。

家を出ようとすると丁度、アカネとみどりが訪ねてきました。

昨日の事もあって、みどりがどうしても朝ごはんを一緒に食べたいそうです。

「野暮用があるから」

と立ち去ろうとする悠介をアカネが呼び止めます。

ミドリも今にも泣き出しそうで、申し訳なく思ったのか一緒に初詣に行く約束をしてその場を去ります。

悠介が向かったのは電話で連絡を取っていた相手の元です。

「本当はお前のツラは二度と見たくなかったんだがな・・・会澤」

実は蒼志が父親殺しで捕まりそうになったことで会澤に真犯人を捕まえるように協力を依頼したのです。

最初は一人で蒼志たちの父の事を探っていた悠介ですが一人では無理があると判断し、かつての悪友たち(会澤以外)を雇い回りを調べさせていました。

そこで予想外のことが起きます。

探られていることに感づいた義父が優位に立とうとアカネを拉致しようとしたのです。

チャンスを見た悠介は実行犯を捕まえ、黒幕が義父だと吐かせれば決定的な弱みを握れると考え、悪友たちに追加で金を渡し調べさせます。

タイミング悪く蒼志に金を渡すところを見られてしまい、拉致を演出したのではと疑われることになってしまいます。

暫くして、実行犯を捕まえたと連絡が入りさっそく確認に行きます。

するとそこには拉致犯だと思われる二人と会澤の姿がありました。

90話

調査をさせていた3人は自分たちでは荷が重いと助っ人として会澤を呼んでいたのです。

既に会澤が拷問しており、すんなりと義父が拉致の黒幕だと吐いていました。

全てを録音し完全なる弱みを握ったことで藤森一家に平和な日々が訪れます。

しかし義父が殺されたことで蒼志が疑われ悠介は再び拉致犯の二人を捕獲するように会澤に依頼したのでした。

さっそく拉致犯の所へ行き聞き込みを始めます。

「あの義父に個人的な恨みを抱いてる奴はいないか!?」

昔の悪魔だった頃のように脅しをかけますがその姿はどこか無理をしているようでした。

一通り目ぼしい名前を聞き出すと、拉致犯だった二人は解放します。

会澤にもこれ以上の協力は必要無い。と立ち去ろうとした時、あの悠介を殴った刑事から連絡が入るのでした。

91話

待ち合わせ場所の喫茶店に付くなり刑事の柴崎は深く頭を下げます。

「先日は本当に申し訳ございませんでした!!」

柴崎は事件の事を詳しく調べもせずに自分の感情で悠介に殴りかかったことを深く反省していたようです。

そして、気持ちを改め事件の事を再度、調べ直していました。

自分で調べて分かったのはこの事件は全てが推測だと言う事でした。

だから謝罪もかねて、当事者である悠介に話を聞きたかったのです。

話すつもりは無かった悠介ですが当時の事件が、蒼志の事とも関係があるかもしれないと言われ渋々、口を開きます。

92話

柴崎は悠介の存在を知るきっかけとなった豊田家の犬の飼育日記を取り出します。

そこには悠介が豊田夫妻と暮らし始めるようになった経緯なども描かれていました。

最初は断った悠介でしたが二人に押し切られる形で暮らし始めます。

不良たちに負わされた傷がいえるまでとう約束で千恵さんはずっと看病してくれたそうです。

食事・風呂・着替え。

ちょっと異常とも思える看病ですが夫である大さんも喜んでいたこともあって必要とされることに悠介も嬉しかったのです。

一週間たっても悠介が最初に好きと言ったカレーを出し続ける千恵さん。

最近では悠介の事を”ゆーちゃん”と呼ぶようになっていました。

程なくしてケガも治り、約束通り豊田家を去ろうとしますがその話を出した途端、千恵さんは泣き縋るように悠介を引き留めます。

大さんにも一緒になって引き留められたこともあり千恵さんの心が落ち着くまで一緒に暮らすことを決めます。

しかしその数か月後、柴崎の持つ飼育日記に衝撃的な写真が貼られていました。

”勇”と書かれた犬小屋。そこに写るのは鎖を付けられた悠介の姿でした・・・

93話

何故そんなことになったのか?きっかけは些細な事でした。

ある日、悠介がコンビニにアイスを買いに出かけたのですが豊田家に帰るとパトカーが来ていました。

何かあったのか?と家に入っていくと千恵さんが血相を変えて飛び出してきます。

「ユーちゃん!!私に黙ってどこ行ってたの!?また攫われたんじゃないかって心配したんだから!!」

大さんが警察に取り越し苦労だったと説明し何とかその場を収めます。

警察が帰った後、千恵さんは探し物があるとタンスをひっくり返し始めます。

「良かった。予備があったわ」

そう言って持ってきたのは犬用の首輪でした。

その行動には今まで我慢し続けていた大さんもついに限界だったらしく、千恵さんを怒鳴りつけるとそのまま家を飛び出してしまいます。

三日後、大さんは無事に家に帰ってきたのですが悠介はそこにもう自分の知ってる大さんは居なかったと話すのでした。

94話

今でも、この時すぐに大さんを見つけることが出来ていれば、と後悔する悠介。

大さんが出て行ったショックから千恵さんが熱を出してしまい悠介は看病することで精いっぱいでした。

既に千恵さんは正気に戻っている悠介に申し訳なさそうにしています。

自分の事をずっと大切に思ってきてくれていた大さんにも謝りたい。とただ無事を祈っていました。

その思いが通じたのか翌日、大さんが自ら帰ってきてくれました。

「ごめんなさい大さん!!私のせいで・・・!!」

「いいんだよ。悪いのはハッキリと態度を示さなかった僕の方なんだから」

「今日からは彼を犬のユーちゃんと接することに決めたよ。」

そんな言葉に千恵さんは抗議をしようとしますが二人の仲がまた悪くなるのでは!?と千恵さんの言葉を遮り、悠介は大さんの要求を全て受け入れます。

”今度は大さんが立ち直るまであと少し”

そう思っていた悠介でしたが案の定、状況はドンドンと悪くなり、数週間後には服を剥ぎ取られ犬小屋で生活させられる日々が待っているのでした・・・

95話

そんな日が暫く続き、ついに悪魔に憑りつかれた夜が訪れます。

その日も朝から大さんの飼育日記に載せるための撮影をされていた悠介。

最近ではしつけと称してかなり酷い火傷を負わされる日もありました。

千恵さんは大さんが仕事に出かけると首輪を外し息抜きをさせてくれます。

その日も二人で散歩していたのですが運悪く、忘れ物を取りに帰ってきた大さんに見つかってしまいます。

激怒した大さんは悠介が気を失うまでしつけを続けました。

悠介が目を覚ますと辺りはもう真っ暗になっており妙な静けさが家中を支配しています。

胸騒ぎがした悠介はすぐに二人が居るであろう寝室へと向かいました。

するとそこには頭部が無くなるほどハンマーで殴り続けられた大さんと横に眠る千恵さんの姿があったのでした・・・

96話

冷静になった千恵さんは自分が殺したことを自覚しているようで、悠介は警察に自首しようと話します。

最後のお願いとして大との思い出の場所でデートをしたいと言うのでそれに付き合います。

向かったのはとある湖畔、二人でよく手漕ぎボートに乗ったのだと千恵さんは話してくれました。

大さんをボートに乗せたところで急激に眠気に襲われてしまう悠介。

実は千恵さんから手渡されたお茶に睡眠薬が仕込まれていたのです。

目を覚ますと千恵さんの姿は無く手には手紙が握らされていました。

湖の方を見ると大さんが乗っているボートがひとりでにプカプカと浮いています。

全てを悟った悠介は自分の無力さを嘆き、悲痛な叫びをあげるのでした。

感想

大さんたちの事件では悠介は完全に被害者の立場でした。

ということは記者の妹に関しても悠介の責任ではないでしょうからそれを面白く思わない人物がいることになりますね。

今の所、有力なのは会澤ですがここまでの話の流れからそんなに単純ではないような・・・

蒼志たちも将来的に悠介を「悪魔と思う」と布石が打たれてるので何らかのバッドエンドを迎えるのでしょうが先が気になります!!

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