去る者は日々に疎し2巻無料

去る者は日々に疎しの漫画を無料で読む方法と、2巻のあらすじネタバレを紹介します。

他人の死の予兆を匂いで感じ取れる仏壇屋社員の弓削命は、死んだ元カノと名前が同じAV女優・妻夫木希望と出会います。
家族との確執から死を望む希望に、命は彼女の祖母の遺骨で出来たペンダントをプレゼント。

そのお礼として彼女がとった行動に対し命は・・・!?

ネタバレの前に、まずは漫画を無料で読む方法から説明しますね。

去る者は日々に疎しを無料で読む方法

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去る者は日々に疎し|2巻ネタバレ

男は全員体目当てで、こうなることを望んでいるのだと思っていた希望。

しかし命はそれを否定します。

「あなたの時間を少し僕に下さい」

命は死んでしまった元カノことを話し始めます。

享年17、希望は心臓の病気でした。

元々彼女には心疾患があったのに、ネグレクトの親はきちんとした治療を受けさせていませんでした。

つまり彼女の以上に気付けるのは、彼氏だった命だけ。

しかしまだ17歳の彼等にとって”病”や”死”はあまりにもリアリティがありませんでした。

もし彼女が痛がっているのを見過ごさずに無理やりにでも病院に連れて行っていたら、彼女とセックスなんてしなければ。

彼女が死んでしまった後、命は自分を責め続けました。

後に「甘い匂い」=「死の匂い」だと理解できたことを打ち明ける命。

話を聞いた希望は、泣きながら軽々しく死ぬと言ったことを謝ります。

その後は希望から放たれる甘い匂いがすっかり消えていました。

しかし希望の悪い癖は嫌なことがあるとすぐに死にたくなってしまうこと。

だから撮影の後は決まって死にたくなるのです。

本当はAVの仕事はしたくありません。

10年ほど前、伯父に性虐待をされていたことを思い出すからです。

伯母のパートの時間と義弟の塾の時間が重なり二人きりになると、必ず叔父は希望がいるお風呂に入ってきました。

殴られることが怖くて耐えるしかなかった希望。

しかし年々エスカレートする叔父の行為、見て見ぬふりする伯母、懐いていると思っていた義弟も希望の下着を匂っていました。

心の中で何かが壊れ、もう自分なんてどうなってもいいと思って家出した時に、声をかけてくれたのが勝子でした。

こんな自分を拾って衣食住そして仕事まで与えてくれた勝子は、希望にとって恩人でした。

頑張ったらいつも褒めてくれて、それが嬉しくてまた頑張るのです。

だけど夜一人になるとまた心が揺れてしまうのです。

隣の部屋に住む、同じ事務所所属のAV女優・野々原星羅に、好きな人を聞かれ、ふと命の顔が思い浮かぶ希望。

星羅はホストをしている彼氏・舞弥に夢中で、そんな星羅を見下しバカにする毒舌な同じくAV女優の氏森紅。

みんな同じ寮に住んでいますが、それぞれ訳ありの子ばかりで、誰一人信じられません。

しかし北野家に比べれば、ここは天国でした。

夜、伯父の足音に怯えることもなければ、ご飯も好きな時に食べられるからです。

他に行くあてもなく、此処が希望の家でした。

ある日、命が考え事をしながらボーっと歩いていると、希望に引き止められます。

希望が止めてくれなければ、道路につっ込んで車に轢かれていたでしょう。

危険を知らせてくれたのは、彼女の希望でした。

にわかに信じがたい話でしたが、希望の信憑性のある話を聞き彼女が近くにいるのだと知る命。

お店で二人が話しをしていると、酔っ払いが希望に気付いて絡んできます。

セクハラや暴言を吐く男を引き離し希望を連れて店から出る命。

仕事を知られてしまった希望は、自分の身の上話を命に打ち明けます。

「つまんない話してごめんね」と笑う希望が、彼女と重なった命は「僕に配慮なんていりません。僕に怒って傘をさし向けたり死にたいと泣きわめいたり、その方がずっとあなたらしいじゃないですか」と話します。

希望から彼女が傍にいると聞いた命は、それだけで満たされていく気持ちでした。

一方希望は命の優しさにどんどん惹かれていき好きという自覚が芽生えます。

しかし命には忘れられない彼女がいるということも知っています。

そんな中、舞弥にプロポーズされた星羅が勝子の目をかいくぐり寮を抜け出します。

彼にプロポーズをされ嬉しくて仕方なかった星羅ですが、裏では勝子と舞弥が手を組んでその一部始終を盗撮し作品化していたのです。

勝子は契約を破った星羅を決して許しませんでした。

裏切られた星羅は舞弥の働くホスクラに乗り込み、舞弥の腹部を刃物で刺し重傷を負わせたとして逮捕されてしまいます。

そんな事情など知らず、命をランチデートに誘う希望。

一緒に過ごす中で、どんどん命への気持ちが昂っていました。

その時、命の傍に見たことのないおばあさんの霊がいることに気が付きます。

おばあさんは命になにかを訴えているようでした。

話を聞いた命は、心当たりのある須田様の家へ。

妻に先立たれ一人残された須田から以前甘い匂いが漂っていたのです。

極めつけにお仏壇と樹木葬のキャンセル。

嫌な予感がした命たちは、須田の家に押し入ります。

すると嫌な予感は的中、須田は自殺を試みている最中でした。

「あっちで待つ家内の元に行く」と聞かない須田に、希望は奥さんがおじいさんを止めてと言っていることを伝えます。

命に訴えていたのは、夫を助けたいと思った妻だったのです。

話を聞いた須田は「まだまだ死ねそうにないな」と涙を流し、同時に甘い匂いも消えていきます。

騒動後、疲れがたまっていたのか希望は倒れてしまいます。

希望は夢の中で須田の奥さんと女子会をしていました。

亡くなる前日に見た花火がいかに綺麗だったかとか、旦那さんがとても優しい人で私にはもったいないとか。

顔をしわしわにして笑うのです。

本当に幸せそうに話すので、希望もとても幸せな気分になりました。

そしてあたしもそんな風になりたいなぁと、いつかそんな人と巡り合いたいと心から思うのです。

2巻感想

ホスクラの彼と付き合っていた星羅がとても可哀想。

客観的に見ると、そんな男やばいでしょと思うけど、当の本人は気付かないしきっと周りに言われたからと言ってやめることはできないんでしょうね。

彼は刺されても仕方ない人種だと思う。

妻に先立たれた須田さんのお話は感動して泣いてしまいました。

歳をとっても思い合える夫婦ってとても素敵だと思います。

ネタバレでは省略している部分も多いので、ぜひ漫画の方も無料で読んでみてくださいね。

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