今回はデビルズライン2巻のあらすじです。

1巻に引き続きかなり詳しいあらすじを話数に分けて書いていきますのでネタバレ注意です!!

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2巻7話あらすじ|アウトオブコントロール

デビルズライン2巻ネタバレ

負傷して瀕死状態の安斎にドバドバ血を飲ませる李ハンス

やめろ
そんなものいらない
俺はそんなものいらない!!

つかさのマンションに到着した鬼専門部署の警察たち

そこには安斎のかかりつけ医師でもある柳も来ていた

柳は安斎のつけている指輪で体温を測定しモニターで確認をしていた

ビービービー

安斎の体温が39度を超えたときに出る警告音が鳴る

平熱27度が一気に39度

こうなった鬼の身に起きていることは一つしかない

”人の血の・・・多量摂取だ”

大量の血を飲まされた安斎の胸の傷はみるみる塞がっていく

人の血を瓶で持ち歩いている李ハンスに不信感を抱くゼロナナ

まさか吸血犯罪!?

鬼のことを目の敵にして全ての鬼が悪い奴だと思っているゼロナナ

李ハンスはそれは違うと否定

鬼かどうかってだけで犯罪者予備軍扱いするのは短絡的だと話した

「酷いことは人だってするよ」

過去の悪夢で起きる安斎

起きるなり李ハンスの顔面を引き裂く

携帯に仕込んであったGPSで安斎がいる場所に向かう沢崎、柳、つかさ

体温が上昇したのは誰かの血を吸っている可能性があると考える柳と沢崎

それを聞いたつかさの胸が痛んだ

キィィィィィィィィィ

突然飛び出してきたゼロナナ

急ブレーキを踏むが間に合わずぶつかってしまう

目を開けるとボンネットの上にはゼロナナに襲いかかろうとしている安斎の姿が!!

「吸っちゃダメ!!」

とっさに車を飛び出すつかさ

ああそっか私悔しかったんだ・・・

つかさに襲いかかる安斎

ゴッ

李ハンスは安斎の頭を思いきりぶった

「あんた何してんの死ぬよ?」

2巻8話あらすじ|アンダーコントロール

「えっと、ちょっとだけ血くれない?」と李ハンス

李に殴られ気絶している間に安斎に麻酔を打つ

麻酔は暴走した鬼の被疑者に対し警官のみ使用できるものだ

沢崎たちが警察だと知り、立ち去ろうとする李ハンス

「誰だお前?」

「なんだ。まだ指名手配とかされてないんだ」

隙をつき、ゼロナナも迎えに来た仲間の元へ走り逃げ切る

その頃、ゼロナナが失敗したせいで作戦Bという計画が実行されようとしていた

「作戦Bの準備だゼロキュー。ゼロナナには言うなよ奴は反対派だからな」

あの日から2週間

安斎からの連絡を待ち続けるつかさ

しかし番号もアドレスも交換していないのに連絡が来るはずもなかった

外に出て心当たりのある場所を探し回るがどこにもいない

酔っ払いに絡まれそうなところを李ハンスが助けてくれた

「あなたこないだの!?」

二人はファミレスに入り話をすることに

李ハンスはこの間安斎に引っ掻かれた時に落とした十字架を探しているという

安斎と同じ鬼とハーフの李ハンスは吸血鬼ハーフについて色々と教えてくれた

”血慣れ”訓練をしていれば体が血に慣れ吸血の衝動に強くなり理性を保てるようになること
体の傷を治すこともできること

李ハンスは血慣れ訓練として朝100CC、夜150CCの血液を飲んでいる
左目の変異は血を飲んでいるからだった

必要な血は複数の個人から少しずつ買っていた

そんな方法があるんだと感心するつかさ

「まぁでも人の血の売買は違法なんだけどね」

安斎を見つけるあてがなく、落ち込んでいるつかさに一緒に探すと言ってくれた

その言葉に安心して泣き笑いした

ーまさか外の世界でハーフに会えるとはねー

李ハンスの無くした十字架は沢崎が見つけ持っていた

「どこかで見たと思ったらオンロのマークだな」

オンロとは安斎がいた児童養護施設のマーク

一方の安斎はマスターが経営するマンションの自分の部屋でずっと引きこもっていた

よほどショックだったのかご飯も手付かずだ

ドンドンドン

「明日からは嫌でも現場復帰だ。外にみやげを置いておく。身一つで出るのが不安ならこれを着けてこい」

2巻9話あらすじ|プランB

血に慣れる方法があるんだって
そしたら安斎さんちょっとは楽になる?
また一緒にいてくれる?

「おはよ。もう昼だよ」

つかさは昨日の夜ネットカフェに入りそのまま寝てしまっていた

李ハンスは安斎についての情報をまとめて話す

安斎は鬼を逮捕する警官の仕事をしている
その中の『F班』部署に所属していること

存在は公にされていないが、あるのは確かで名前は「公安第五課」
『F班』は五課の現場係のチーム区分だというところまで調べていた

そしてF班に関係ありそうな場所を地図に落とした

F班の行動範囲は文京区・・・
というより文京区はF班の行動範囲というところまで絞った

李ハンスはこの範囲で鬼の犯罪が起きたという嘘の通報をすればF班の誰かが出動してくる

そこに来た人に話を聞いたり、尾行をすれば安斎に会えるのではないかと。

F班の沢崎は鬼リストを調べるが李ハンスの名前はどこにもない

片目だけ変異する鬼
変異している間も常に冷静
鬼が人の血を吸うと傷が治る

謎なことだらけだった

李ハンスが裸足だと目立つので靴を買いに街に出かける二人

その間も鬼について色々と知るつかさ

鬼はもともと運動能力は高いが、持久力がない
鬼の男性の平均寿命は39だということ

ショックを受けるつかさ

血が飲めれば体力も免疫もアップするので寿命もきっと伸びるはずだと李ハンスは言った

「早く安斎さんに私の血を・・・・」

街中ではちょうど天気予報の生中継をやっていた

いつも平日夕方に噴水前広場で6時になる直前にやっている

そこに居合わせる二人

「みなさんこんばんわ」

放送がスタートされた

『合図をしたら出ろジューゴ。これより作戦Bを開始する』

何かを感じる李ハンス

『行け』

ジューゴは合図と同時に走り出し、お天気お姉さんを切りつけた

キャアアアアアアア

すごい血しぶきが舞う

その血を見て撮影をしていた吸血鬼が変異し、お姉さんの血を吸い始める

テレビを見ていたジュリアナも血を見て変異しだす

沢崎を襲いそうになったところを安斎が止めに入った

柳がみやげとして置いていった高性能防毒マスクをつけて

このマスクは「におい」と「色」を遮断できるので吸血鬼の変異を抑えることができる

TVに目を向ける安斎

そこにはつかさと李ハンスの姿が!!

どうしてあいつが・・・・!?

2巻10話あらすじ|アイラブユー

TVに映るつかさと李を見て動揺する安斎

「あの男を押さえて正体を聞く・・・!!」

つかさは目の前で突然起こった殺人に気分を悪くさせていた

李はつかさを端の方に座らせ自分は鬼を止めてくると鬼の方へ向かう

つかさはふと気づく

スタッフに鬼の人がいることは最初からわかってたんじゃ・・・?
通り魔はあの女の人を殺そうとしたんじゃなくて人の血を鬼に見せようとしていた・・・?

その時小さな男の子が変異してしまった鬼に襲われかけていた

つかさは体を張り男の子を守った

急いで現場に向かう安斎

現場に到着し騒ぎの中心にいた李はすぐ見つけれたが、肝心のつかさがいない!!

建物の中に目を向けると鬼に襲われそうなつかさがいた

間一髪で助ける

そしてつかさに万が一の時のために鎮静剤を渡す

人に注射なんて打てないというつかさ

その時つかさの出血に気づく

マスクをしていて匂いや色も分からないが意識をするだけで興奮状態になってしまう

その場を去ろうとする安斎につかさは抱きつき「行かないで」と止めた

「鎮静剤を俺に打て。10秒以内に打てたらここにいる・・・」

恐る恐る針を刺す

力が抜ける安斎にキスをするつかさ

「もう一回してくれる」

パァンパァン

キャアアアアアア

『こちらB班!!最寄交番の警官が鬼を一人撃ちました!止めに入らせてください!』

その警官は鬼の存在を知らなかった様子で気が動転していた
そして変異した鬼に向かって発砲

「やったじゃんゼロツー」

「狙い通り人が鬼を自発的に殺した!」

人が鬼を殺したことに喜ぶ女

「A班菊原まもなく現場に到着します」

2巻11話あらすじ|ヒト

「みなさん落ち着いてください!」

「様子の変わった人がいたら、手を出さずに私たちに知らせてください」

鬼の出現に混乱する人たち

つかさたちは建物の非常階段で安斎が動けるようになるまで、そこにいることにした

「下で私のこと探しているかも」

李を気にするつかさ

そこから李と一緒にいた経緯を話した

両端とも長い黒の十字架・・・

帯広の北にあって鬼の孤児を集めて育てている施設のマーク

李も同じ十字架を持っていたということは同郷の可能性が高い

しかし同世代の子供にあんな外国人はいなかった・・・

そもそもハーフは俺くらいだったはず・・・

話しながら安斎はふと気づく

鬼とヒトはまずセックスできない
だから子供もできない

そもそもセックスが合法化されたのは去年の暮れだった

成功例なんてあるのか・・・・?

「鬼と人のハーフなんて生まれるわけがない・・・」

ザッザッザッ

誰かが非常階段を登りこっちに上がってくる足音が!!

つかさを抱きかかえ壁際に隠れる

しかしまだ鎮静剤が効いていて足がガクガクだった

落ちる・・・・!!

その時李が二人を助けてくれる

「もうやめましょうよゼロナナさん!!」

人を犠牲にする作戦Bに反対していたゼロナナはジューゴと揉めていた

ジューゴは作戦Bの邪魔をするゼロナナを刺す

「あなたがいるとチームが不自由になるんです」

そこに現れるゼロツー

ジューゴはゼロツーを慕っていた

「ゼロツーさんのためならなんでも!」

しかしゼロツーはジューゴを裏切り殺した

村上蓮 無職
気象予報士 日向ゆり子のストーカーであり相手にされないことを恨んで切りつけたが、逃走中に罪の意識を感じて自らを刺しビルから飛び降りる
というシナリオを作りビルから突き落とした

「わずかな犠牲は社会を救うぜ?」

ゼロナナは力を振り絞り訴えかける

「人を殺すな菊原・・・殺すのは鬼だけでいい・・・」

菊原はゼロナナの前にしゃがみ込み血を舐める

「お前には俺が人間に見えるのか?」

冷酷無慈悲で非論理的なこの俺でさえお前の言う”人”に入るのか?

2巻12話あらすじ|サバイバルタイム

非常階段で倒れているゼロナナを発見し病院に搬送

意識不明なので状況がわからない一向

偶然居合わせて巻き込まれたのか?

「狙撃なんかをやるような人が素人の通り魔に簡単に刺されるかねぇ」と李

その時、無線で緊急会議の連絡が入る

緊急会議参加収集は、公安五課A〜F班ヒトと他課の担当者だけで鬼は省かれていた

何食わぬ顔で現場に合流する菊原

道が渋滞していて遅れたと嘘をついて

どこかで見たような・・・?

つかさ達は、いつものBARで今回の事件の参考人として、沢崎が会議から帰るまで待機することになった

安斎に早く血に慣れる方法を伝えたいと思っているつかさ

寿命のこと・・・これだけは絶対に言わなきゃ・・・

暖炉部屋に入ると柳とジュリアナもいた

「ついに鬼抜きで集まって決めるのね」

鬼は行き場所がないとネガティブになるジュリアナに沢崎は「お前の居場所はここだ」とはっきりと言った

「お前らは俺が守る。大人しく待ってろ」

そう言って会議に出て行った

安斎は柳を呼び出し、なぜハーフの子供が生まれるのか?を質問した

方法としてよく聞くのは、鬼側を縛ったり猿轡をかませたりしてヒト側が行為をリードするやり方・・・

違法な環境下での人工授精は難しいと話した

「お前年いくつだっけ?」

安斎は今年で21歳

柳の知り合いに施設隣の鬼専門の総合病院で勤めていた医者がいた

その医者に親のことや安斎のことについて連絡を取ってくれると言う

その話を聞いていたつかさ

「年下だったんだね安斎さん」

「もしかして年下でダメとか・・・?」

あまり年齢を気にしてないという安斎

つかさはこの話の流れで寿命のことを切り出す

「安斎さん・・・私の血を飲んで・・・毎日あげるから」

泣きながら話すつかさ

柳は早速外に出て加納先生に電話をし『安斎結貴』が親のことや自分のことを知りたがっていると話す

『事実は話せるが期待しているようなエピードかどうかはわからんな』

父親の名は安斎環

心優しく人間的で人の女性と10年も付き合った男だった
しかし人間的であったがためにたった1年で15人もの人を殺し、史上最悪の吸血鬼になった男でもあった・・・

デビルズライン2巻あとがき

今回も萌える展開満載でしたが徐々に彼らの生態も明らかになってきて今後が楽しみです。

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