漫画、君が死ぬ夏にが7巻で完結しました。
今回はその結末までのネタバレを書いています。
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30話から最終話
山野の努力もむなしく死んでしまった谷川さん。
沙希ちゃんが必死に前のように時間を戻そうとしますが今回は上手くは行かないようです。
自暴自棄になった山野は谷川を刺したと思われる福岡の元へ向かいます。
谷川を殺そうとした事を問い詰めても悪びれるどころかどうなってもいいと開き直る福岡。
「邪魔な奴らはいなくなった。それでも俺のことは・・・」
訳の分からないことを言う福岡に怒りが収まらない山野は隠し持っていた包丁を取り出します。
沙希の静止も聞かず、福岡に向かっていく山野でしたが次の瞬間、見慣れた学校の校舎に戻っていました。
手に持っていたスマホには笹倉から電話がかかってきています。
一瞬で自分が過去に戻ったことを理解した山野はすぐさま彼を中庭に呼び出し、何とか命を救うことに成功します。
今度こそ谷川を救うために自分の知っていることを沖浦と笹倉に話ます。
笹倉は自らが囮となり犯人をおびき出そうとするのですがそこで出会ったのは先生と付き合っている堀でした。
山野は過去で経験したアドバンテージを生かし、堀にも事情を説明します。
そして彼女にも協力して欲しいとお願いするのでした。
西田さんの妊娠の話をすることで堀も協力してくれることとなり新たな情報を手に入れます。
妊娠の話を福岡にもしたことがあり、更に彼はゲイという噂がある事でした。
山野は過去に戻る寸前に福岡が言っていた言葉を思い出します。
”邪魔な奴らはいなくなった”
福岡が北島を好きだったとしたら西田さんは邪魔者・・・
思えば北島を取り押さえた時もなにか共犯者がいるようなことをほのめかしていました。
もし北島が谷川も手に入れようとしていたのであれば彼女も邪魔ものになる。
西田さんの死には福岡も関わっている筈だと推理し証拠を集めます。
前回も確認していた遺書は呆気なく見つかります。
そして次に思いついたのは前回の谷川が死ぬ直前に見せてくれた福岡のメモです。
内容はどう考えても登場人物との関係を表してるものでした。
頭文字で人物があらわされそれに矢印と×や○などの記号が描かれています。
ですがそれだけでは意味は分かりません。
次に思いついたのはもし二人が共犯だったのだとしたらその証拠をお互いに握っている筈だと考えます。
翌日、さっそく北島先生にカマをかけて話をします。
それっぽいことをほのめかし、否定するかどうかの反応を伺います。
その後たまたま北島の親衛隊が小道具を作っているところを見かけそこに西田さんも参加していた情報を掴みます。
更に、福岡が脚本していた作品が一つだけあったのだと知るとそれを探すため部室に侵入するのでした。
脚本にはメモに書かれていた記号と相関図が一致し内容からも自分と先生とのことを表現しているようでした。
準備は整いいよいよそれを本人たちに突き詰めることにします。
福岡の嫉妬心を煽るように尋問すると想像以上に上手く行きすぎて先生と心中を図ろうとします。
ですが間髪入れずに様子を伺っていた笹倉が飛び蹴りを食らわし何とか警察に引き渡すことに成功します。
後日、警察の話では西田さんが死んだ原因は全て福岡が仕組んだことだったようです。
彼が捕まったことによって谷川の死は完全に避けられました。
その証拠に沙希ちゃんの身体はどんどんと透けてきていたのでした。
完全に消えてしまう前にどうしても気持ちを伝えたい。
「好きだ。君が好きだ。沙希ちゃん」
「私も好き!智也くんが好き!」
ピョン吉に乗り移った沙希はキスを求めそれに優しく答える山野。
すると沙希は強制的にピョン吉から飛び出してしまいます。
「もうお別れみたい。本当にありがとう智也くん」
彼女が消えてしまった翌日、谷川にそのことを話ます。
谷川自身も沙希の事を忘れないようにしたいとのことで過去の二人の話をして盛り上がりました。
その中で沙希しか知らない筈の情報を谷川が口走ります。
「谷川さんの中に沙希ちゃんがいるのかもしれない!」
次に谷川が思い出したのは告白されたこと。
そのことをより鮮明に思い出させるために山野は谷川にもキスをするのでした。
-完-