学園封鎖2巻ネタバレ

2巻1話ネタバレあらすじ

テロリストが乗り込んでくる少し前・・・

屋上に居るはずの武安を探しに来た赤澤有紀、ハンカチをかぶって寝ている所を見つける。

そのハンカチには、イニシャルが刺繍されており彼女から貰ったものだと想像出来た。

スヤスヤと眠る武安を見て「さっさと告っとけばよかったな」と嘆き自分も横に寝そべるのだった。

「タァン!」銃声とともに目を覚ます武安

あわてて隣で寝ている有紀を起こす。

携帯で片っ端から電話をするが何処にも繋がらなかった。

すでに学校内にまで見張りがいて思うように身動きも取れなかった。

そんな時にテロリストから教室へ戻れとの放送が入る

武安は教室には戻らず渡り廊下の屋根を伝って西側まで様子を見に行くと言い出す!

教室に戻れと言われたが有紀は武安を一人にしたくない一心で自分も付いていくことにするのだった

何とか西側の校舎までたどり着いた二人

屋上に有紀を残し一人様子を見に行くことにした

こっちの塔もすでにテロリスト達が入ってきており何とか隠れながら移動することが出来た。

しかし!「ガチャ」

運悪く武安が隠れていたトイレから一人のテロリストが!?

とっさに走りだし掴みかかる!!

不意を付けたのが功をそうし銃を奪い、無我夢中で殴りつけ何とか相手を気絶させることが出来た。

そいつが来ていた武装服は都合よく覆面になっており武安はそいつをトイレの個室に縛り付け服を奪うことに成功するのだった。

ひとまず有紀のもとへ戻るっことにした武安

すると近田がグランドを走り逃げ出そうとしていた。

反対側の校舎には上半身をあらわにした女性が近田の事を見ていた。

「あれは誰だ!?」そう思う武安だったが次の瞬間その女性と目があってしまう。

と同時にまた別の方から銃声が聞こえ思わずしゃがみ込む!!

「はッ!」っともう一度その女の方に目線を向けるがすでに女は居なかった。

グランドでは近田が何とか塀の所までたどりつきもうあと一歩で学校から出られる!という状況にいた

よじ登り塀の外に顔を出した瞬間

「タァン!」頭を撃ち抜かれてその場に倒れ込むのだった

その一部始終を見ていた武安は気付く

「今のはテロリストじゃない!」

あきらかに塀の外から撃たれた近田を見て武安は嫌な予感がしてならなかった・・・

2巻2話ネタバレあらすじ

音楽室で身を潜める武安と有紀

相変わらず携帯は圏外のままで外と連絡を取ることは出来なかった。

この二人は草太とも幼馴染のようで昔、裏山で探検したときに迷子になった時の事なんかを思いだし武安は不安がる有紀をなだめた♪

そして翌朝・・・

有紀が目を覚ますと黒板に「スグ戻ル」という文字が残され武安の姿は無かった

武安は昨日見た女の事が気になり

女がいた屋上を調べていた

そんな時に草太が屋上に現れて桜井を押し倒しているのを目撃する!!

思わず飛び付き、その衝撃で草太も正気に戻ったようだ

そしてクラスで起こった事を話す3人

桜井は今からでも教室に戻るべきだというが武安はこのまま外で行動するようだ

そして草太も自分と一緒だと桜井に危険が及ぶと言いそのまま教室に戻ることは無かった・・・

テロリスト達は順調に警察との交渉を進めているようで要求した物も今の所全て通っていた

校内も鎮圧し落ち着いては居るが、今の兵力では外の自衛隊を突破することは到底出来そうに無かった。

マスクは自衛隊の迅速な対応を見て、グループ内裏切り者が居るのではと疑うのだった。

鬼灯は何か思いついたようで1年生全員を教室に集めるようマスクに命令を下した・・・

草太達のクラス2年A組では自分達だけが監禁状態になっているのにしびれを切らし外に出ると言う生徒も現れ始めた

完全に意見が二極化するなか委員長の葵が冷静に物事を判断し始める

感情で動くには危険過ぎる、そのためには奴らと対抗する力を手に入れないと!

そんなことを話しあっているとテロリストから放送が入り各クラスの男子5人が食糧などの支給品を受け取りに行くこととなる

藤崎聖はそこで食糧を支給しているテロリストの一人に顔なじみが居ることに気が付いた!!

「ケンイチさん!?」テロリストの男は聖の事など覚えておらず淡々と作業を続ける

その行動に怒り聖が詰め寄るが銃を突きつけられそれ以上身動きは取れなかった

しかしそれにも恐れず聖はこう言った

「陸上自衛隊、藤崎義孝 あんたの友人で俺の兄貴は本当にあんたが殺したのか!?」と・・・・

2巻3話ネタバレあらすじ

シャワーを浴びて教員達を集めてある部屋へと向かう鬼灯

そこは厳重に警備されており抵抗などは微塵も出来なかった。

この学校一の美人教師、サクラがテロリストの一人金石に目を付けられる

「そんな幼い顔して本当に教師なのかい?」

そう言って無理やり立たせ、本当に大人か身体検査をしてやろうと服を剥き始めた。

そして無理やり「ブチュ!」

とキスをし舌をねじ込まれる

涙するサクラだったが「ガリ!」と金石の舌を思いっきり噛み突き飛ばした

「調子に乗りやがって」

とさらにちょっかいを出そうとした時に「いい加減にして下さい」とマスクに止められるのだった

それと同時に鬼灯もこの部屋へ入ってきた

話し出したのは1年を指導する教師を選びたいんだが立候補者はいないか?という内容だった

「誰もいないなら」っと名乗り出たのはいかにも生活指導の先生という感じの教師でテロリスト達に最初に威嚇射撃された教師だ

あんたがリーダーなのか?

そう言って確認するや否やポケットに忍ばせていた万年筆を鬼灯に付きつける!!

「全員動くな!従わなければこいつを殺す!」

と反乱をおこすのだった・・・

丁度そのころ、武安と行動を共にしている草太は全てを話した

自分がグールになった事、渇きに耐えられず桜井に襲いかかった事を

そして武安が気絶させていた兵士の様子を二人で身に行く事にした

しかし、縛っていたはずのロープは切られその場に姿は無かった

警戒が強くなった様子は無いから逃げてから時間はたっていないのかもしれない。

その時、「バキ!」トイレの個室からその兵士が現れ持っていたモップで草太の頭を殴りつける。

そしてそのまま武安にも遅い掛かり最後の止めを刺そうとモップを振りかぶるがその瞬間

「いい加減にしろ!」

と草太に頭を掴まれそのまま壁に打ち付けられるた!

「ベキャ!」何とも言えない音ともにその男は絶命するのだった・・・

その音に近くにいた兵士が気付きトイレの方へと近づいてくる!?

武安はあわてて覆面をかぶり何とかやり過ごすが、「お前もこっちに来て手伝え」とテロリスト達と行動を共にする羽目になってしまった。

2巻4話ネタバレあらすじ

武安がテロリスト達と行動を共にすることとなったころ

鬼灯は未だ教師に人質に取られていた

マスクが望みを聞くと、自分ひとりだけ解放しろと何とも自分勝手な行動だった。

「それに応じる鬼灯」さらに他にも自分ひとりだけでも助かりたいと思っている人は?

と問いかけ、十数人の教師達が外に出ていくのだった。

グランドまで来て未だ鬼灯は人質に取られている。

そこに武安も合流した。

ふと鬼灯が「刺せ」どうせ解放するつもりはないから刺してちょうだいと言い出した!?

あまりの出来事に困惑する教師

それを見かねた鬼灯が「手伝ってあげる」と万年筆を握っている手を上から握りそのまま自分の首に突き刺すのだった

教師は思わずその場を離れてしまい一斉にテロリスト達が銃を構える

しかし、その程度では甘い

「四大元素ゲームをやりましょう」と提案するのだった。

解放を辞退していた教師達も集められ全員が集合する

生徒達も教室からその様子を窺っていた

そして淡々とゲームの準備は進んでいく

脱走しようとしなかった教師達はスコップで穴を掘らされる

その他の教師達にはゲームのルールが説明された

目の前に用意されたのは火、水、風、土の4種類の箱

ちなみにこれらは自分達が処刑される方法に直結する事を意味している。

火水は想像通り、土は処刑対象外の教師達がほっている穴へ生き埋め

そして風は銃殺だ

しかしこのゲームでは生き残るチャンスが与えられているそれは一番票が少なかった箱を選んだ奴らは全員助けてやるという救済措置だった

「囚人のジレンマ」そうこのゲームにはたった一つだけ全員が生き残る方法がある。

それは全員が同じ箱に投票することだった

生徒達を裏切り自分だけ助かろうとした教師達にお互いを信じることが出来るのか!?

そして今、ゲームは始まろうとしていた・・・

2巻5話ネタバレあらすじ

少し時間をやる!

生徒達が見守る中、教師達は相談し始める

当然、全員が同じ箱に投票すれば生き残ることは気付いており

校長が風に投票しようと提案する。

するとそもそも事の発端となった教師山田が校長に耳打ちするのだった・・・

鬼灯達もどのグループが生き残るか投票し始めた

金石は水

もう一人は土

そばに居た武安も参加しろと促され、風と答える

最後の一人マスクは「全員処刑」に一票を投じるのだった

そしていよいよ投票結果が発表される・・・

「生き残るのは・・・風に投票した3名だ!」

火、6

水、4

土、6

生き残ったのは山田、教頭、校長の3人だった・・・

それぞれが教師達を騙しこの3人は裏で組んでいたのだ

罵声しあう教師達

しかし無情にも処刑は開始される

ガソリンを全身に掛けられるもの

穴の方へ引きずられていくもの

縛りあげられ水がたまったドラム缶の前に立たされるもの

そして一斉にそれらは開始されるのだった・・・

グランドじゅうに鳴り響く阿鼻叫喚

その様はまるで地獄そのものだった

武安はその光景をマジかで見て思わずテロリスト達に抗議してしまう

「なんの為にやってるんだ」

自分より位が上であろうテロリストの一人が「鬼灯様に楯突くつもりか?」と詰め寄ってくるがそれをわって鬼灯が話出した

「重要なのは恐怖」

生徒達から反乱をおこす気を削ぐことを目的として行っていると言う

鬼灯はその場に居たテロリストにマシンがンを2丁取ってくるように命令し武安と二人っきりになれるようにした

「テロリストごっこでもしたいの?」

鬼灯にはすでに全てがバレテいるようだった・・・

しかし騒ぎにするつもりは無いらしく、今ここで私を殺せば全てを終わらせることが出来るかもしれないよとまで言う

銃を構える武安、心臓は今にも破裂しそうなぐらい早くなっていた

その時「鬼灯様お持ちしました!」とマシンガンを取りに言っていた部下が戻ってくるのだった。

マシンガンを受け取り「今アナタが殺そうとしたこと私達がしていること、なにが違うの?」

そう言い生き残った教師の元へ向かう

そして「ダダダダダダダダ」

山田、教頭、校長の三人はハチの巣にされるのだった・・・

2巻6話ネタバレあらすじ

教師達を射殺した鬼灯は次に生徒たちに向けて話し出す

「今日から一日一人ずつ解放します」

そして今日解放される人間はここにある死体をグラウンドに埋めた人の中から選ぶと

「うぉぉぉぉぉ」という唸り声と同時に男子達が一斉にグラウンドへ走り出す!

どの道助かる保証はないと動かない者達

そしてこの気に乗じて別の案を練る者たちに別れた

今テロリスト達はグラウンドに溢れかえる生徒達の警備で手薄になっている

しかも天も味方したのか雨脚も次第に強くなってきた

草太達のクラスはこの好きに剣道部の日本刀

弓道場の弓矢を取りに行く計画を立てるのだった。

グラウンドで起こる死体の取り合い

それを見て鬼灯が腐った部分だけを捨てようと思ったけどこんなに腐りきっているのだったら全てリセットしてしまおうか

と言い出すが、武安がそれを止める

「あいつらを見てくれ!」

あんたの言うとおり人間は凶悪なんだとしたらあいつらはなぜあんなにもつらそうな顔なんだ、と

鬼灯はその武安の行動に興味を持ったらしく人間の本性を当てる賭けをしようと言い出した「ハズレた方の罰は死ということで・・・」

二人の会話を遮るように一人のテロリストが報告に来た

どうやら生徒達の統制方法について各班長達がまとめてきたようだ

滞りなく第5案で統制することが決まり、話題はさっきの4大元素ゲームの勝敗について

結果は全員処刑となったのだがあれは鬼灯の反則ということで武安が当てた褒美として「望みはあるか?」と尋ねる

「俺は・・・」

そう言いかけた時、何かを感じたかと思えば血相を変えて「急用が出来た」とそそくさと何処かへ行ってしまうのだった・・・

2巻7話ネタバレあらすじ

草太のクラスメイト達は武道館と弓道場の二手にわかれ武器を取りに向かった

武道館、施錠はされていないようで簡単に侵入することが出来た。

「日本刀は事務所にある」

さっそく事務所の方へと向かう二人

しかし、そこにあるはずの日本刀はすでに持ち去られているのだった・・・

弓道場には柚芽と絵里が向かう、絵里は外で見張りを弓道部員の柚芽が弓と矢を取りに行くことになった。

全部員分が残っていたので流石にこんなにも要らないかと適当かき集める

その時「動くな!」後ろの人影が柚芽めがけて弓を目いっぱい引き構えるのだった。

教室では先ほどの聖の話をしていた。

テロリストの男に兄貴が殺された話だ

見間違いじゃないのか?と聞くがあのテロリストは一番の親友だったそうだ

「そんな人を見間違えるはずがない」と聖は言うのだった

そんなときに2年の他のクラスの連中がテロリスト達と一緒にA組に入ってきた

そこにはあの兄貴を殺したテロリスト、ケイも居た

「今から2年生の支配者を決めます!」

草太達のクラスは未だに外出禁止命令が出ていたがこれを気に自由に出入りを許可すると言われ歓喜する生徒達

ケイは何やら自分に支配者を誰にするか決めさせろと言っている

そしてケイが決めた2年の支配者は「藤崎 聖」だった・・・

そのころ草太は「全身の血が干上がったみたいだ・・・」自分の中から押し寄せてくる渇きに耐えきれず

知らず知らずのうちに校長室の前まで来てしまっていた。

「誰か助けて・・・」

そしてその扉を開けるとそこには鬼灯が、そして縛られた女子生徒を抱きかかえていた

近ずくに連れその女子生徒が誰なのか気付く!

「秋吉さん!」

そこに居たのは武安の彼女だった。

秋吉も草太の事に気が付いたようで助けて!と叫ぶが

草太が近ずくにつれその表情は変わっていく

「え・・・」

「ちょっと・・・」

「来ないでバケモノー!」

草太はすでに目の周りが黒く澱み、見た目はグールそのものでまさにバケモノだった。

「もう限界ね」鬼灯はそう言うと女子生徒のシャツを無理やりはぎ取った!

そして「ズブゥ!」素手で秋吉の腹を引き裂くのだった

「さぁ召し上がれ♪」

草太はご馳走を目の前にしたような感覚に陥りよだれを垂れ流しながら今にもかぶりつきそうだ

その時、秋吉が最後の力を振り絞り

「た・・すけ・・て・・」と言い血を吐き絶命するのだった

校長室には「あぁぁぁぁぁぁぁ」という草太の叫び声と「ドカッ!」とデカイ物音が響き渡った・・・