アルスラーン戦記|3巻ネタバレあらすじ

アルスラーン戦記3巻

アルスラーン達はナルサスの策により無事カーラーン兵の方位を抜け出すこに成功

王都を探ってみるがやはり相手はアルスラーンを捕えるためにかなりの兵力を割いているようだ。

ナルサスの予想ではカーラーンは近くの村々に火を放ちアルスラーンをおびき出す策に出るだろうとのことだったがそんあ非道を見逃すはずも無く

アルスラーンはすぐに出発の準備を始めるよう命令したのだった。

民を大事にする心は現王には無い優しき心でナルサスの林頼もより大きなものとなっていく。

予想通り周辺の町では酷い略奪が行われていた。

そんな村に訪れた一人の男、名をギーブと言う旅人なのだが先の王都では弓で見事な腕前を披露し宰相に知略を仰がれていた知恵者でもあるのだが戦況が悪いと見るや王族の財宝を盗みさっさと逃げ出してきたのだ。

馬を手に入れるべくこの村を訪れたのだがここにもルシタニア兵がはびこっており結局兵士から奪う。

そんなこの男は実は女にはめっぽう弱く途中、とても器量が良い女を見かけ丁度ルシタニア兵と出くわした所をかっこよく助け出そうとするのだったがこの女が実はかなり腕が達つ人物で全く助けを要さなかった。

効くと彼女の名はファランギース

ミスラ神殿に仕える者らしく先代の女神官長の遺言でアルスラーン殿下が危機の時はもっと武芸に猛ものが助けるとのことで駆け付けたのだという。

こうして奇妙な二人はアルスラーンを探しに向かうのだった。

二人はアルスラーンを討伐に向かうカーラーン兵の後を付けることによった以外にも早く出会うことが出来た。

アルスラーン達は丁度自分たちに有利な地形に追手を誘導したところで自己紹介もそうそうにこの二人にも加勢してもらうことに

結果、一人の犠牲を出すことなく軍を退却させカーラーンまでも討ち取るという大勝を果たした。

死ぬ間際にカーラーンから有益な情報も聞き出すことが出来た。

父であるアンドラゴラスは生きているという事

それともう一つ意味深に既に王位は父の元には無く正統な王がいるとの情報も・・・

こうして包囲網を脱出したアルスラーンは王と王妃の所在と確かめるためエクバターナへと向かう。

そこでとらえた兵士を脅し情報を手に入れると王妃はルシタニア国王に気に入られているため生かされているが大司教であるボダンは異教徒を徹底的に排除すべしとしているため内部も一枚岩では無いと思われた。

王都にはダリューンとナルサスが潜入していたのだがそれを嗅ぎ付け銀仮面が二人の前に現れる。

その剣技は本物でダリューン相手でも引けを取らないほど。

ダリューンが仮面を切り伏せると現れたのは半分が焼け爛れた醜い顔

銀仮面の素顔はどこか見覚えがあるような気がするのだがあの男の正体はいったい・・・

アルスラーン達は近くの小屋に隠れ住んでおり川に顔を洗いに行こうとしたところ昔アルスラーンが助けた少年奴隷と出くわす。

今はルシタニア兵として従軍しているようであの時一緒に捕えられた奴隷を探していると言う。

アルスラーンは正直にすでに殺されていることを教えると少年は去っていった。

程なくしてダリューン達も帰還し今後のん方針を決める。

一刻も早く母である王妃を救出したいところだが現状戦力は乏しい

パルスの民の為に何が最善で何が出来るのかアルスラーンはもう一度よく考えるのだった。

その頃、アンドラゴラスが捕えられている牢に現れた銀仮面は遂に自分の正体を明らかにする。

「俺の名はヒルメス、貴様の兄オスロエスの息子だ」

オスロエスとはアンドラゴラスの前の王でその息子とはパルスのまことの国王である証明だった・・・