BEASTARS(ビースターズ)の6巻のネタバレあらすじを紹介しています。

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6巻44話から52話

ビースターズ6巻ネタバレあらすじ

シシ組からハルを助け出したレゴシは帰れなくなったので二人でホテルに泊まることにします。

そして「あの時、君を襲ったのは俺なんだ・・」と告白するのでした。

「私ずっと気付かない振りしてたよ」

実はハルは何度かあの時の黒い影はレゴシだと思う場面があったようで薄々感づいていたようです。

それでもレゴシと一緒にいるのは楽しかったから仲良くしていたと話します。

「ここから先は抱くか、食べるかあなたが決めるの」

ドキドキしっぱなしのレゴシですがゆっくりと彼女の身体を触ります。

しかしウサギの本能からなのかレゴシに覆いかぶさられるとハルは自ら食べられようとするのでした。

思わず身を引くレゴシ、結局その日、二人に何か起こることは無く翌日、無断外泊の事をこっぴどく叱られるのでした。

学校ではすでに二人が一緒に朝帰りしたと噂になっていて、それと合わせてルイも姿を消したことでさらに噂が広がります。

ジュノは完全にハルに敵対心を持ちます。

「あなたレゴシ先輩を幸せにできるんですか?」

と直談判するほど・・・

そんな中で迎えた隕石祭、結局ルイは行方不明のままでジュノが代役として主役を努めます。

レゴシに見ていてほしいとストレートに気持ちをぶつけるジュノですがレゴシはハルのことでいっぱいです。

夕方に告白するからとハルと待ち合わせをしているからです。

余りの人混みでハルを見つけることが出来ないレゴシ。

その頃、ハルも中央の舞台でジュノ主演の演劇が始まり自分のちっぽけさを思い知ることになります。

この世で唯一こんなウサギを認めてくれたレゴシが居ないと不安で潰れてしまいそうになるほどに・・・

「鼻 鈍ったんじゃない?」

必死に探すレゴシより先にハルが見つけ二人はやっと一緒になります。

手を握り目線を落とし告白しようとしますがハルが自分から言わせて。と気持ちを伝えようとしたその時!!

急にレゴシにスポットライトが当たります。

「今夜は皆様に紹介したい部員がもう一匹います!!」

ジュノが中央の舞台でそう宣言しレゴシを登壇させたのです。

そしてシシ組からの救出劇をドラマチックに語り、肉食の本質とは草食を助けたいと思う気持ちなんだと演説します。

その話は街の人々の心に響き二人は拍手喝さいを浴びるのでした。

そのまま点灯式の時間となりジュノに押されるまま中央の隕石へと向かいます。

「私たち支え合いましょう」

ジュノは誠心誠意告白をするのですがレゴシの頭の中はハルでいっぱいで彼女を置いて探しに行ってしまうのでした。

誰がどう見てもお似合いの二人の姿を見てられなくなったハルは一人で寮へと帰っていました。

そこに「ハルちゃん夜道一匹で歩いたら危ないよ」と能天気男が追いかけてきます。

あの状況を放り出してきたレゴシに少し説教をするハルですが心の中では追いかけてきてくれたことを喜んでいます。

二人はお互いの気持ちを話しながら高台のほうへと歩いていきます。

「オオカミがウサギを食べない保障なんてない!私たちは近づいちゃダメなの!」

「保障はないけど理由があるんだ」

「君がすきだからだよ」

こうして二人だけの点灯式をしたのでした。

夏休みも終盤になり帰省していた皆が学校に戻り始めますが未だにルイは行方不明のままです。

ハルはそのことを気にしていますがレゴシに言うことは在りません。

しかしそれを感づいてしまうレゴシ。

あれ以来、彼女とは人気の無い階段で無駄話をするのがお決まりとなっていました。

ハルと話し終わりトイレに立ち寄るとすれ違ったのはルイ先輩!?

失踪して2か月も経っているのに何くわぬ顔で学校に来ていたのです。

穏やかな顔をしていますが何処か近付けない空気を出しているルイは演劇部にも顔を出します。

しかし戻ってきたのではなく退部届を出す為でした。

「こんなにも安っぽい光を浴びて舞台に立っていたのか」

と自分が今まで一生懸命やってきたことは無駄だったかのようなことを言います。

そしてレゴシに皮肉を言うとそのまま部室を後にするのでした。

ルイが向かったのは学校の外で待つシシ組の所、そこで待つ屈強なライオンたちはルイを

「お疲れ様ですボス」

と出迎えるのでした・・・

実はあの日、ボスに止めを刺したルイでしたが入ってきた部下たちは以外にもさっぱりしており自分たちの実の話を始めたのです。

そのうちの一人が良い考えが浮かんだとビースターに最も近いルイをシシ組のトップにしようと言い出したのです。

ワンマンだった元ボスのせいで裏社会で孤立していたシシ組を立て直すためにもルイはうってつけだと判断したのです。

しかしシシ組内でも意見は分かれ賛成、反対が真っ二つに割れます。

最後の判断は食事を共にして親睦をはかろうという名目の試験でした。

出されたのはバッファローの肉のステーキ・・・

食えばシシ組に利用され拒否すれば目の前の肉と同じ末路を辿るだろう。

ルイは生き抜く覚悟をし目の前の肉を食ったのでした。

「上手い!もっと寄こせ!」

こうして新生シシ組は誕生したのでした。

7巻にづづく

6巻の感想とレビュー

この巻でストーリーが大幅に進みましたね!!

レゴシはハルと付き合っている?ような関係を保ちつつジュノの事もはっきりと振っていないというチャラ男状態になっています。

ルイは完全に裏組織から改革を目指すつもりのようでゆくゆくは学校も辞めるとのこと。

他にはあらすじには書いていませんがレゴシの幼少期の話もあってかなり満足できる巻でした。

そして次はいよいよビースターの話が本格的になっていくようで誰がどのようにして選ばれるのか見ものですね。

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