辺獄のシュヴェスタ3巻のネタバレあらすじです。

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辺獄のシュヴェスタ|3巻ネタバレあらすじ

辺獄のシュヴェスタ3巻ネタバレ
エラたちが森で食事をとる事にも慣れ始めたころ・・・

1位生の間である噂が広まり始めた。

「私も見たわ、赤い夢でしょ?」

どこからともなく噂が立ち始めたのだがなんと全員が同じ”赤い夢”を見たと言う。

日に日にその夢を見る人は増えていき夢を見ていない人にはその内容を語ってはならない決まりらしくエラ達は孤立していった。

しかしテアだけはその”赤い夢”の話に参加していたため夜の森でヒルデが秘密を教えてくれるように言うが「言っちゃいけないルールなの」と話してはくれなかった。

だがそれもそのはず彼女が赤い夢を見たというのは嘘だったのだから。

彼女は孤立するのが怖くて嘘をついて周りに溶け込もうとしたのだがかえってそれが裏目に出てしまう。

「テアって最近、妙に話合わせてくるし夢を見たのって嘘じゃない?」

結果、彼女は真意を問い詰められることとなりイジメの矛先が向かおうとしていたその時!

「ゴッ!」

とイジメっ子の筆頭をエラが殴りつけた!

手にはクモの死骸が握られており「取ってあげるために仕方なかったの」と明らかに嘘と分かる言い訳をしたことで次の日からイジメの対象となってしまう。

だがゴミを被せられ後ろからモノを投げられても彼女は決して下を向くことは無かった。

結局その噂話はとある1位生がでっちあげた嘘でエラたちは新しい噂を広めることでこの騒動を終結させたのだった。

その翌日、いつものように抜け穴から外に出ようとするエラ達だったが壁の向こうに何か置かれているのかビクともしなかった。

”偶然だといいけどまさか・・・”

そんな不安は的中してしまうこととなる。

テアの部屋を出たエラは待ち構えていた2位生に連れ去られてしまったのだ。

「反逆者は死をもって償わせる」

処刑を待つ者の独房へと入れられるテア

「あなたが犯した罪はあなたが一番よくしっているでしょう?」

自供するように促されると暗闇の中にほったらかしにされてしまう。

”いつからバレていた!?”

覚なる上は刑の執行の時に玉砕覚悟で道ずれにしてやる!

だが食事を入れられる小窓の光に目を眩ませるエラ

暗闇になれた目では碌に戦うことが出来ないだろうと自分の置かれた状況に絶望するのだった。

しあしこの監禁には裏があった。

実はエラだけじゃなく1位生全員が監禁されていたのだ!!

死刑宣告をされ追いつめられた1位生はその苦しさのあまり自ら罪を自供するそれを盗聴してる2位生が次々と処刑していくという寸法なのだ。

特に魔女であった母の幻覚に縋るものは真っ先に処刑されていく。

そんな中、テアの前に現れたのは一人の2位生だった。

「あなた、ヘルガ・フェイルゲンを知っているわね?」

その名前はまさしく彼女の部屋にある抜け道に記されている名前だった。

去年その抜け道を使っていたというその2位生はこれが毎年恒例の異端者尋問だと言うことを教えてくれる。

それだけじゃなく他の協力者も助けてあげると残り3名の名前も教えると全員は救えないから使えない一人を教えろと言われる。

監禁はあと2日で終わる。

それまでの非常食として木の実を押し固めた物を渡すと彼女は去っていった。

彼女が次に向かったのはカーヤの所だ。

テアと同じように非常食を渡し、現状を説明する。

そしてテアが救ってほしいと選んだ最後の者の房へ向かう。

「テアから聞いたの。助けに来たわ」

彼女が向かったのはヒルデの房だった・・・

一人自力でこの試練を乗り越えなくてはいけなくなってしまったエラ

母の幻覚を見るほど衰弱し生きるために食事をとるよう促され手を伸ばす。

注がれているスープとひとかけらのパン

だがそこで違和感を感じある事に気が付いた!

そのころ、テア達に協力している2位生のコルドゥラはエラの対処に追われていた。

エラの部屋の音が出来るだけ漏れないように藁で盗聴機を塞ぎ追い込まれた彼女が自供するようならその前に殺す。

コルドゥラには昔エラ達と同じように仲間が居た。

だが冬の食料は一人分足り内にも関わらず全員がその場しのぎでそのことを口に出さなかったのだ。

結局一人、また一人と衰弱していき生き残ったのはコルドゥラ一人だった。

同じ失敗を繰り返さないためにも彼女は3人を確実に助けるためにエラを切る決心をしていた。

しかしエラは自力で1位生全員が監禁されている真実にたどり着く。

スープの器の内側が綺麗だったからだ。

もし監禁されているのがエラだけで食事を炊事場から運んできたのであればスープは波打ち内側は汚れているはず

しかし実際の器は一筋垂れていたものの内側はキレイだったのだ。

つまり房の目の前で注がれたことになる。

エラ一人の為にそこまでする理由は無く全員に給仕しているからだと予想したのだ。

そのことからエラは盗聴されている可能性も考え母のしがらみを振り切る演技まで行いこの試練を乗り切る。

こうしてエラ達にまた一人、新たな仲間が加わったのだった・・・

辺獄のシュヴェスタ|3巻まとめ・感想

今回も怒涛の内容でかなり濃かったです。

テアがエラを選ばなかった理由は彼女なら自力で乗り越えれると判断し全員が助かる方法がそれしかないと思ったからでした。

実はここに書いているのは3分の2ほどのあらすじだけでこの後にもドラマがあります。

コルドゥラの事を良く思っていない2位生がマザーに手助けの事を告げ口し拷問される羽目になります。

ですがエラの機転で逆にその2位生をハメて結果的にその2位生は切断刑になるのですがその役を買って出たのはなのとエラ

自らすべての罪を背負うつもりのようで2位生が死なないように斧では無くノコギリとナイフを使って腕を切るのですがそれがまたグロいのなんのという感じで・・・

その他もろもろの行動から成績の中間発表ではなんとエラが首席!このまま独走し見事復讐を果たすのでしょうか!?

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