虐殺ハッピーエンド8巻ネタバレ

漫画、虐殺ハッピーエンドの最終巻がついに発売されました!!

1巻を読んで衝撃を受けてから読み続けていた漫画なので完結してくれてよかったです。

今回は最終話の結末までのネタバレを書いていますが、無料で読む方法もあるので自分で読みたい人はこの方法を使ってみて下さい。

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49話から55話|ネタバレ

人質を取り神社を目指す真琴。警察の追ってが来る前に鳥居を見つけることが出来ました。

しかし、肝心の社がどこにも見つかりません。

すぐそばまで警察が迫っており、ループを選択する以外に逃げ切る方法はありません。

人質と共にループし、また山の中を彷徨っているとさっき見つけた鳥居の場所へと戻ってきました。

ですが、さっきまで鳥居が一つだけポツンと建っていただけのその場所に、無数の鳥居とそれをくぐるように階段があったのです。

”ループの力を持つ人間しか通れない道?”

この先に神さまが居るのだと確信し、奥へと進みます。

歩き始めてすぐ、中から水野刑事が現れます。

真琴を捜索する途中に鳥居を発見し一足先に中を確認してきたそうで、人質を挟み銃を向け合う二人、こんなところで引く気が無い真琴はあっさりと人質だった女性を殺します。

再び銃を突きつけ合う二人、真琴はこの呪いから解放されるのであれば、殺されてもいい。と先に銃を下ろします。

ですが、すでに社に行ってきた水野はそれでは呪いは解けない。と知っていました。

この先に神さまなんかはおらず、あるのは小さな祠と二つの形代人形。

そこに呪いの全てが書かれているのだと言います。

全てを聞かされて落胆する真琴。

「それが本当なら僕の力でループはどうにもならないってことじゃないか!!」

怒り、嘆く真琴に水野は一緒に考えようと手を差し伸べます。

そして、今後は詩織の為にも二度と人を殺さないと誓って欲しい。とお願いします。

しかし、そんな思いも虚しく、社に一発の銃声が鳴り響くのでした。

直ぐ近くまで来ていた瀬戸と相沢も銃声を聞き急いで駆けつけます。

瀕死の水野を見つけ、死に際に相沢が呪いを終わらせて。と託されます。

その意味は社に残されていた呪いの正体を知ったことですぐに理解できました。

”愛する者の命断ち、明日への扉、永遠に開かれん”

呪いを解放する唯一の方法は詩織が真琴を殺すという最も残酷なものなのでした。

目的を達成するべく、詩織の居所を探る真琴。瀬戸たちも同じ考えに居たり、真琴の足取りを追います。

ですが数日をかけても見つけることは出来ず、九十九を頼ることにします。

九十九も呪いを解く方法を知り、真琴が取る結末を見届けたい。と協力するすることを決めます。

厳重な警備を掻い潜り、無事に詩織の病室の前までたどり着く二人。

ですが時を同じくして瀬戸も病院に到着します。

「詩織を殺人犯になんて絶対させねぇ!」

真琴を阻止するべく、警察に状況を説明、さらに警報器まで作動させます。

時間に余裕がなくなり、今すぐにでも実行しなければならない状況。ですが真琴は最愛の妹を殺人犯にするなど出来る筈もなく。

崩れ落ちてしまいます。

そんな結末は許さない!と九十九が無理やり妹を起こそうとしますが、それを真琴が止めます。

クビを切られ殺されてしまう九十九。

その一部始終を詩織は見ていました。それに気が付いた真琴は全てが妹にバレてしまったと病院から逃げ出します。

殺され損ね、詩織を殺すことも出来ない。

残されたただ一つの方法を取るべく、ある人物を呼び出します。

最終話の結末

「あれから一か月。長かった・・・全てを終わりにしたい。相沢さん」

奇しくも、自分が最初に犯した殺人現場の展望台に彼女を呼び出します。実の妹である彼女に殺されれば呪いは解ける。

これまでの事を懺悔し、相沢もまた、真琴が送った壮絶な1カ月を哀れに想い同情します。

彼女自身も自分が終わらせるしか方法は無いと思っていたようで、手には包丁が握られています。

しかし、いざ殺すとなっても戸惑ってしまう相沢、そんな時、瀬戸から妹の手術が長引いていると連絡が来ます。

ループまでの時間はすでに2分を切っています。

「早く!僕を殺せ!」

彼女の手を強引に引き、包丁を首につきつけますが相沢も突然のことで戸惑い、手を払い落とします。

「ならば僕がおまえを殺すしかない!」

このままループすれば妹は確実に死ぬ。

包丁を手に取り、彼女を切り刻みます。ですがそのどれもが致命傷にはならない浅い傷でした。

「さぁ、これで正当防衛になる。君の手で終わらせてくれ」

展望台から身を乗り出し今にも落ちそうな場所でそう言います。

「頼む。最後のお願いだ」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

妹の手によって突き落とされた真琴、ですが地面に到着するまでの一瞬の間、全てから解放されたかのような安らかな顔をしていました。

”ドシャ!!”

時計の針は12時を超えループはもう起きないのでした・・・

詩織の手術は無事に成功。相沢も警察が正当防衛を証明できるように警察が協力してくれています。

全てが解決し、呪いは解かれたのか?草壁の呪いは相沢に移っただけなのか・・・?

それは、12時を迎える彼女にしか分からないのでした。

-完-

感想

個人的には中々好きな終わり方でした。

妹が目を覚まして兄の事をどう思っているのか?というのも少し気にはなりましたが、その辺りは読者が創作出来るようにという事なんでしょう。

漫画版は最後のシーンなんかもミステリアスに描かれていて想像力を掻き立てられる内容でした。

無料で読むことも出来るので、是非この方法を使ってみて下さいね。

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