筆者一押しの漫画、響~小説家になる方法~の最新刊が発売されました!!

今回で9巻になるのですが、テレビ局編が終了して新たな局面を迎えます。

この漫画は9巻であっても誰でも無料出読むことができるのでこの方法を使ってみて下さいね。

⇒響9巻を無料で読む方法

70話から78話|ネタバレあらすじ

響~小説家になる方法~9巻ネタバレ

”一ツ橋TV局、響殴り込み事件”が沈静化したころ。

文芸部の部長であるかよは何かそれっぽい活動をしようと考え、高校文芸コンクールに参加することを発表します。

今は小説を書く気分じゃ無い、と響は拒否しますが部長権限で強制参加です。

さらっと2時間ほどで書き上げる響。

逆に咲希は今回のコンクールで少しでも響に近づきたいとかなり気合を入れています。

たまたま帰りが一緒になった二人が本屋に行くとリカの新作が発売されていました。

”竜と冒険”

皆には内緒にしておきたい、という本人たっての希望で誰にも言っておらず響も知りませんでした。

その翌日、リカの教室へ乗り込む響。

「おはよう リカ」

「おはよう 親友」

「色々聞きたいことあるけど、何より、これ面白いね」

100万年変わらない世界を竜と少女が旅する話。

リカは隣の席に座り一息つくと、今回の作品がどんな心境で書いたモノなのか説明します。

今回はただ自分の想う様に書いたから恥ずかしくて感想も聞きたく無いと言いますが、響は相当気に入ってるようでお構いなしに誉めます。

タカヤもすでに読んだようで「ワクワクした」という感想。

オマケにふみちゃんも「竜と冒険大好きよ」と言ってくれてついに我慢できずに泣いてしまうのでした。

そんなリカはフィンランドに進学することを決めたようです。

その事を知った響は彼女の家に行きます。

学校から帰ると響は母に出されたケーキを食べていました。

丁度TVでは芥川賞、直木賞のノミネート作品が発表されています。

そこに”祖父江リカ”の名前はありませんでした。

「賞ってどこの誰が決めてるか分からない。目の前の私が面白いって言ってる」

そう言って励ます響ですがリカは父の偉大さもあり、何か一つでも自力で手に入れたいと思っていたようです。

大学を決めた理由はどこに行くと一番ワクワクするか、で決めたようです。

2人が同じ学校で過ごせるのも後、数か月。

「寂しくなるわね」

それから数日後・・・

”響!!待望の新作!!漆黒のヴァンパイアと眠る月発売!!”

デカデカとポップにそう書かれた響のラノベが発売されます。

それを手に取ったのは、響が去年自殺を止めた作家、山本春平です。

今回も芥川賞にノミネートされています。

そんな彼と偶然出会った咲希。

思わず、どうすれば小説家になれるのか聞いてしまいます。

「知らない。俺は小説家じゃない。まだ一本で飯は食えてない。」

そう言ってその場を立ち去ります。

何年も努力して書き続けて、ただ小説のことだけ考えて、それでも本当の小説家にはなれない。

彼は正月、近くの神社に初詣に行くと、偶然にも響と再会します。

既に祈り終わった響に山本は何を祈ったのか聞きます。

「特に何も。自分のことは自分で何とかしたい。」

「俺は祈るよ!今度は芥川賞取れるように!!お前はお前だ」

それから数日後に発表された芥川賞に山本の作品が選ばれます。

バイト終わりにそれを聞いた山本はすぐさま帝国ホテルで開かれる記者会見に向かいます。

5回目のノミネートにしてのついに受賞。

その会見の場で山本は咲希に効かれたことの答えを述べます。

「何年も努力して、書き続けてただ小説のことだけ考えて俺は芥川をとれた。」

会見の様子を響とみていた咲希。

「小説家になりたい!!」という思いはさらに強くなったようで響も協力すると言うことを申し出ます。

そんなころ、文芸コンクールの結果が届きます。

入選:宇佐見 典子

最優秀賞:鮎喰 響

たった2時間で書いた小説が高校生でトップの評価を貰う。

ですがそんな結果に以外にも驚愕したのはリカでした。

「しまった。かよちゃんに伝え忘れてた・・・」

最優秀賞、その正式名称は文部科学大臣賞だったのです。

リカは響が入部してから、この文芸コンクールにはあえて出ないようにしていたのです。

表彰式にはもちろん大臣が出席します。

学校にはTVの取材が殺到しますが、響はそれを全て断ります。

ふみが表彰に同席するわけにもいかず、伝え忘れた責任もあるとリカついていくことに。

審査員の間では”鮎喰 響”がダブル受賞の響と同一人物なのでは?と確信めいたものを持っていますが、なぜ今更、学生コンクールへ?という疑問もあるようです。

いよいよ、授賞式の日。響は時間ギリギリまで外で待機していました。

そのすぐ横を通った文部科学大臣。

総裁選挙目前の彼は何かインパクトがあることは無いか?と頭を悩ませていました。

響が遊んでいた野良猫が大臣の方へ行ったことで顔を合わせた二人。

「君は今日の表彰式に出る子かな?」

「私は鮎喰 響 小説読んでくれてありがとう。」

「ああ、またあとで」

たったそれだけの会話。

しかし大臣はそれだけでダブル受賞した響だと確信したようです。

「使える。」

表彰式で響はまたもとんでもないことをやらかしてしまうのでしょうか?

10巻に続く

感想とまとめ

今回でそれぞれ次のステップに進み始めましたね。

咲希は本格的に小説家を目指すようでふみにも作品を見てもらっていました。

リカは響や皆に認められる作品を作れてかなり嬉しそうで感動しましたね。

後、あの自殺小説家の回も良かったです。

響の次なる相手は大臣ですが、ここではどんな問題を起こすのでしょうか?

次の発売が待ち遠しですね!!

この漫画は無料で読むことが出来るので、気になる人はこれを使ってみて下さいね。

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