生贄投票6巻ネタバレあらすじ

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47話から56話

聖職者としてふさわしくない人間として体育会系教師の”田畑正雄先生”が選ばれてしまいます。

その結果に納得しない田畑先生に特別に投票した人物を公開する生贄君。

田畑先生は投票した教師らに詰め寄りますが、そのうちの一人が本音を語ります。

「あなたは教頭を貶めるために我々を誘導していた。これは抗議を込めての投票です。」

こうして公開された彼の社会的死は大学時代に自分が主催するサークルで女子たちに睡眠薬を使い昏睡させたというものでした。

教頭は田畑先生に教師としての資格はないと糾弾し自分が受け持つ生徒たちにも愛想を付かれた彼は自ら学校を去るのでした。

田畑に投票した教師5人は完全に教頭派となり今回は田畑先生の仕事の穴を埋めることで処罰は無しとなったようです。

それから数日後、今度は瀬戸先生の問題が明るみになります。

生徒の伊賀大祐の母親が学校に乗り込んできたのです。

2人は恋愛関係にありそれを全てを瀬戸先生の責任だと喚き散らします。

話し合いの結果、瀬戸先生は懲戒処分となります。

今治はその処罰に納得がいかず、二人の関係には議論の余地があると声を上げますが教頭には取り合ってもらえず、結局、彼女は学校を辞め、街からも姿を消すのでした。

短期間で3人もの教師が学校を去った異常事態で教員たちにも妙な空気が漂っています。

ですが問題は立て続けに起こり、今治先生が教頭に呼び出されます。

彼女の名前を語ったSNSが多数見つかり、その一つはかなり過激な画像がアップされていたのです。

現役の生徒という設定で投稿されているその画像があっという間に拡散され背景や制服から当校だと断定されたのです。

今治が思い当たるのは女子生徒の中村さん。

翌日、さっそく彼女の自宅を訪ねます。

話し合うと彼女は分かってくれ、アカウントも全て削除すると約束してくれました。

しかしそれよりも早く本人特定がされてしまい、あっという間に学校にも中村さんはすぐにヤラしてくれるなどの噂が広まるのでした。

教頭は生徒の退学は避けられないとし、中村を退学させるか今治が責任を取るか決めろと詰め寄ります。

それに対して今治は「中村さんは退学させない!」「今は教員が一丸となり中村さんを守ることが必要」

自分の処遇などそのあと好きに決めればいいと啖呵を切ります。

丁度、チャイムが鳴り何とか事なきを得た今治。

そんな彼女に生贄君が手を差し伸べます。

プレゼントしたいものがある。と更衣室に誘導したのです。

そこにあったのはUSBメモリ、中には教頭派の5人の社会的制裁内容が入っていました。

「好きに使っていいでしゅよ」

これを使えば一気に形成は逆転できます。しかし彼女はそのファイルを開く前に二度と見れないようにUSBを粉々にするのでした。

データがあったのは教員全員がカギを持っている更衣室、言い換えればそれは生徒には入ることが出来ない場所です。

「教員の中に犯人が!?」

その翌日、次のゲームが発表されます。

「先生人気投票を開催しましゅー!!」

今回の投票は生徒たちが主役となります。

教師にふさわしいと思う一人に投票し最下位の先生に社会的死が与えられます。

そんな時、今治に毛利から連絡があります。

「あなたに借りを返す時が来たようね」

明日に備え今日はゆっくりと休んでおけと言う毛利、その理由は明日になれ分かると言われます。

神庭先生も明日の事は懸念していました。

教頭に休校を提案しますが聞き入れてもらえる筈も無く、いつも通り行動するようにと結論つけられます。

すると翌朝、生徒は校則違反であるスマホを校内に持ち込み、教師たちを撮影する光景がそこらじゅうで見られます。

「先生の投票に対する意気込みを一つお願いします」

自分たちが教員の運命を握っていると知った生徒たちはやりたい放題。

取られた動画はすぐさま学校の裏サイトで共有されています。

”さぁ先生方、服従の時間です・・・”

感想

田畑先生の制裁内容は大人ならではと言う感じでしたね。

完全に失職を視野に入れた内容で生徒版のようなエグさは無かったのが残念です。

巻末では伊賀くんが中村さんの家を訪ねていたのですが、彼がどうやらクラスメイト達を牛耳っているようです。

今の所、布石だらけで今後の展開が見えませんが内容は面白いので次の8巻も読んでみたいと思います♪

漫画版を読んで見たい人はこの方法を使ってください。

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