可愛そうにね、元気くん5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は下の記事で説明しているので参考にしてくださいね。
凌辱漫画のモデルにしていた八千緑七子と付き合い始めた元気。
彼女との関係性に悩む中、鷺沢守にボコボコに殴られキスをされて・・・!?
35話|カノジョも変態
元気が我に返ると、守はまるで別人のような優しい表情で元気の傷の手当てをします。
守に可愛いと囁かれドキドキしてしまう元気。
「お手本だってば。だってこのままじゃ愛想尽かされちゃうよ?」
守は八千緑は変態で、殴られたがってるというのです。
あんなに純粋で優しい八千緑さんが変態なわけがありません。
しかしもし、もしも八千緑さんが望むなら・・・と元気は葛藤していました。
悩む中、元気は自分の身体の傷を見てドキドキしている自分に気が付きます。
翌日、八千緑に呼び出され「やっぱり私じゃダメなのかな?」と言われる元気。
「期待してた」と話す八千緑に、昨日の守の言葉が脳裏に浮かぶ元気。
元気は思わず「ごちゃごちゃうるせーんだよ」と八千緑の顔面を掴んでしまいます。
36話|そんな子じゃない
元気の暴言に対しその先を期待するような表情で見つめる八千緑。
色んな葛藤がありながらも元気は八千緑を殴ってしまいます。
暴言を吐いたあとの元気は後悔の嵐ですぐに八千緑のことを心配しますが、本人はとても嬉しそうな表情。
そんな八千緑を見た元気は確信しさらに殴り続けます。
本当は殴りたくなんかないのに、サディストを演じ切らないと八千緑が自分と付き合ってくれる理由がなくなってしまうから。
もう嫌だ、やめたい、可哀想だ。
なのにボコられた八千緑の顔を「綺麗だ」と思ってしまう自分がいるのです。
八千緑は「こんなに愛してもらったの初めて」と元気に抱きつきキスをします。
普通になりたかっただけの元気ですが、もう後戻りできなくなってしまいます。
37話|壊されても
あの日から八千緑と一気に距離感が縮まった元気。
デートの度に殴られることを望む彼女の期待に応えるべく元気は今日も殴り続けています。
その後は決まって吐いて、唯一得意なのは散々殴った後に褒めることでした。
こんな事いつまで続くんだろう。
元気はなんとか安全に満足させる方法は無いか調べますが、八千緑はすっかり歪んでいて「元気くんにだったら壊されてもいい」と言っています。
傷付ける度に苦しくて必死になってぐちゃぐちゃで気持ち悪くなるのに、それでも八千緑のことが好きでした。
八千緑を殴っている時、ふと「ほんとは私に殴られてる方が気持ちいいんだって」と話す守の顔が浮かびます。
38話|どっちと一緒に
元気は心労が重なりバイト先で倒れてしまいます。
心配してくれる牛島先輩に、「本当の自分でいられる人と好きだけど嘘つかなきゃいけない人どっちと一緒にいたいですか?」と相談します。
牛島は「嘘つかないで好きな子」と答えますが、元気にはそのやり方が分かりませんでした。
その日元気は鍵をバイト先に忘れてしまって、牛島が届けようとしてくれるのですが、その時に守と一緒にいるところを見られてしまいます。
守の楽しそうな笑顔を見た瞬間、牛島は全てを察します。
守は玩具を壊す時にしかあんな風に笑わないことを知っているから。
39話|男への憎しみ
牛島の出現により守は不機嫌になりどこかへ行ってしまいます。
ある日のバイト終わり、牛島は元気に守の過去を話してくれました。
中学の頃、守は男の人が苦手でした。
剣道部に見学に来た守を良く思わなかった厚木先生は、守を負かして追い払おうとします。
しかし守は小さな身体からは想像できない程の気迫を放っていて、逆に先生を負かしてしまいます。
守はその時、自分の中に眠っていた壁を目覚めさせてしまったのです。
そんな中、守の辛い家庭環境を知った牛島は、心の拠り所になれるのは大嫌いな男から守ってあげられる自分だけだと思っていました。
実際は、憤懣やるかたないが今の彼女を作ったのは間違いなく厚木先生でした。
40話|可愛そうな人
厚木先生は守に「貴方の犬にしてください」と頼みます。
二人の主従関係に気付いた牛島は守にやめるよう説得しますが、守には届きませんでした。
しかし続いていた主従関係も、厚木が守に性交を求めたことで終わりをつげます。
守に捨てらた先生は自暴自棄になり「守様貴方が要らないというのなら今ここで死んで見せます」と自分の首にナイフを当てるのですが、守には相手にされませんでした。
先生は警察に連行され2度と学校には来ませんでした。
41話|これじゃまるで
牛島は今でも本当の守を取り戻せるのは自分だと思っていました。
守に告白することを決意した牛島は、元気の協力のもと守の家へ。
しかし守に会いたい一心で元気を尾行していた厚木先生も守の家に来てしまいます。
厚木は「あの悦びを知って私なしで生きられるはずがない」ともう一度守との主従関係を求めますが、守には相手にされませんでした。
逆上した厚木はナイフを取り出し心中しようとします。
元気は厚木の腕を掴み「この人は俺の飼い主だ!お前はオナホ扱いしたいだけだろーが!」と口走ってしまいます。
それを聞いた守は二人が見ている前で元気をベッドに押し倒し乱暴にキスをします。
厚木は立ち去るのですが、牛島はまだ諦めません。
42話|よろしくやってろ
たとえ恋が叶わなくても本当の守を取り戻せるのは自分だけと信じて、牛島は守を説得します。
気持を伝えてくれる牛島に「でもおかしい私は愛してくれないんでしょ?」と話す守。
「おかしかったら幸せになれないの?その他大勢の幸せに合わせなきゃいけないの?」
問題なのは性別ではなく性癖があうかどうかです。
二人から気持ちを聞かれた元気は「本当は殴られてる方が幸せ」だと言ってしまいます。
牛島は守の幸せを願い立ち去ります。
そして元気に「よろしくやってろ、変態共!」と捨て台詞を吐くのでした。
43話|別れよう
守に殴られて、殴ってる時より満たされている気がしてしまった元気。
こんな奴八千緑さんと付き合う資格なんてないと思った元気は、八千緑に別れを告げようとします。
ちょうど八千緑に夜の学校に誘われそこで話そうと思っていました。
すると別れを告げる前に、八千緑の方から励一に痣がバレてしまったと打ち明けられます。
八千緑が話さずとも励一には瞬時にその痣の意味が理解できたのです。
「殺す」と励一の頬を叩き「これが私たちの幸せなの、邪魔しないで」と言った八千緑。
「大丈夫だよ」と明るく話す八千緑に「もう殴れない」と言い自分が「マゾ」であることをカミングアウトしようとしますが、タイミング悪く花火が打ち上げってしまいます。
八千緑はこの花火を一緒に見たくて夜の学校へと元気を誘ったのです。
元気ははじめから誰よりも八千緑が好きだったことを思い出します。
別れたくなんかないのに、殴ることが辛い元気は・・・!?
6巻へ続く
感想
読めば読むほど先の展開が気になる漫画です。
サドとマゾは紙一重っていうもんねぇ。
ボコられてる顔は綺麗だと思うのに、自分で殴るのは嫌なんだ。
でも求めてることと求められてることが違うって辛いだろな。
相変わらずぶっ飛んでて面白かったです♪
ぜひ漫画の方も無料で読んでみて下さいね。