葬送のフリーレン4巻ネタバレ

葬送のフリーレン4巻ネタバレを紹介します。

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28話から37話

ギャンブル好きという難はあれど、ザインは冒険者になった方が良いと判断し、連日勧誘を続けます。

しかし、なかなか思い腰を上げようとしない彼、理由は10年前に親友からの誘いを断ったからでした。

北側諸国を回るから一緒に行こうと言われたのですが、その時は決めきれず、3年後に帰ってくると言ったきりすでに10年がたっています。

その長い年限が逆にかれを意固地にさせていました。

「今追いかけないときっと近い将来後悔することになる」

フリーレンの言葉に少しだけ心を動かされますが、彼が村を離れられない理由は他にもありました。

ハイター様が視察に来た時、優秀な兄に引き抜きの話がありました。

しかし、兄は弟の為にこの村に残ると、それを断ったのです。

その話を陰から聞いていた兄は激怒します。

「お前と私を一緒にするな。私はあの時の選択を後悔したことなど無い!」

兄に起こられた記憶など殆どなく、それゆえにどれだけ自分の事を考えてくれているのか伝わります。

暫くして、彼は旅支度を済ませて、フリーレン達の元へ向かいます。

「俺、冒険者になるよ。あいつを探す途中までなら一緒に行ってやる」

こうして新たな仲間を加え目的の地を目指します。

途中、立ち寄った町でフェルンの誕生日だったこともあり、シュタルクはプレゼントを渡したようで、何だかんだ仲が良い2人。

そのブレスレットの話を馬車に揺られながらしていると”ガシッ!!”と大型の鳥の魔物に掴まれ、馬車ごと、大空へと連れて行かれます。

フリーレンクラスの魔法使いでも、馬車ごと浮かせるのは一瞬が限界のようで、とりあえずぶっつけ本番ですが、地面と接触する直前に浮かせ衝撃を吸収することにします。

”ボスン”という轟音と共に馬車は大破しますが、何とか一命をとりとめることが出来た一行。

馬車は修理が必要なので、暫くこの場所に留まることとなります。

その間、夜な夜なフリーレンはキャンプを抜け出し、何かを探しています。

実は魔物に襲われた時にヒンメルから貰った指輪を落としてしまったみたいで、それを探していたのです。

結局、馬車の修理が完了する日になっても見つからず、諦めかけていたのですが今回の護衛依頼を出している商人が、装飾品を探す魔法を知っており、無事に見つけることが出来たのでした。

そんなこんなで、ラオブ丘陵へとやってきたところで、町の住人達が呪いによって眠ってしまっているのを見つけます。

人類の魔法では解除できないものをそう言うらしく、解除するには僧侶の使う女神様の魔法が必要です。

このパーティーではザインが最も詳しく、呪いに対しての耐性も強いのですが、今回は呪いの元凶を断った方が良いと言うことになり、その魔物の元へと向かいます。

ですが暫くしてシュタルク、フェルンが村人たちと同じように眠ってしまいます。

ザインの魔法で5秒ほどは起こすことが出来るようですが、それでは寝てるのと変わりません。

取り合えず、2人は結界で保護し、魔物の元へと向かいますが、敵が出てくる前にフリーレンにも限界が訪れます。

「じゃあ、魔物が出たら起こして。一人で戦っちゃダメ。私が必ず倒すから」

5秒じゃどうしようも無いだろう。と言い返そうとしますが、すでに眠ってしまいザインは取りあえず、一人で戦ってみます。

表面が鏡面のようになってる混沌花の亜種で、彼の持っている攻撃魔法は全て跳ね返されてしまいます。

このままだだとじり貧ですが、5秒で敵の特性をフリーレンに伝えきれるのか、不安が残ります。

そんな時、ふとハイターの話を思い出しました。

「彼女は魔王を必ず倒すと言いました。だから私はその言葉をだた信じたのです。」

半ばヤケではありますが、自分には倒すことが出来ないので、フリーレンを信じて彼女を起こします。

もし、彼女の魔法が反射されてしまえば、辺り一面は焼け野原となるでしょう。

しかし、フリーレンは目覚めて一瞬かつ的確に敵のコアだけを撃ち抜いたのでした。

「起きた瞬間、ピンときたんだよ。これ魔法反射するヤツだって。」

こうして、村の窮地を救ったフリーレンは英雄として崇められることとなるのでした。

その後も、旧友に会いに行ったり、路銀を稼いだりしながらも旅を続ける4人。

道中、ザインの親友の目撃情報もありました。

向かった先は北側諸国の中部、テューアに向かったとされ、フリーレン達とは別方向です。

幸い、今は寒波が来ており、手び立ちはもう暫く先になりそうで、思い思いの時間を過ごします。

そして、寒波が去り、やはりザインは親友の後を追うことを決めます。

ザインと別れを告げ、フリーレンが次に目指したのは、魔法都市オイサースト。

そこでは、1級魔法使いの試験が行わっるのですが、参加するのはどれも一癖、二癖ありそうな曲者ぞろい。

更に北に向かうには、その試験に合格しなければならないのですが、果たしてフリーレンは上手くいくのでしょうか?

5巻に続く

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