Rule消滅教室という漫画の1巻ネタバレあらすじを書いていきます。

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Rule消滅教室|1巻ネタバレあらすじ

親の都合で来栖学園高校へと転校してきた主人公の柏木悠真

今日は転校初日で担任の乾と軽く挨拶を交わすと教室へと向かう

席に座ると隣の長谷部 航が奇策に話かけてくれた。

その席の後ろは美空 純 黒髪の可愛い女の子だ。

長谷部は転校したての柏木にこの教室にある二つの重要なルールを教えた。

一つ、皇帝人(すめらぎみかど)には逆らうな。

彼は皇財閥の後継者で彼に逆らうと学校だけでなくこの国にもいられなくなる可能性がある。

二つ、音無はいないものと考えろ。

教室の右端に座る女の子なのだが前髪は長く伸びどこか不気味な雰囲気を醸し出しており思わず寒気がした。

柏木はこのクラスでもイジメがあるのかと少し心を暗くした。

そんな時、柏木は窓から言い争いをする二人の生徒を見つける。

「なぜ柔道部全員病院送りにした!?」

と怒号を上げながら皇に殴りかかる一人の生徒。

しかし呆気なく返り討ちにされる。

目をつぶされ指を折られるその姿に柏木は思わず飛び出してしまう。

「もうやめて!!」

必至に皇を説得する柏木は彼がその場から立ち去ってくれたことで「ホッ」と胸をなでおろした。

次の瞬間にはこれはルールを破ったことになるのだろうか?と冷や汗をかくのだが教室に戻るなり変わらないクラスメイトを目にし杞憂に終わったと明るい表情を取り戻した。

”ルールなんてたいしたものじゃない”

昼休み、屋上で一緒になった”東雲なつき”と”月見里陽菜”と昼食をとっているとき何となしに音無さんの話題を振ってみたのだが全員がなんとも言えない表情になるだけで結局確信出来る話は聞けなかった。

柏木はいてもたってもいられず担任の乾に相談する。

乾は転任したてで生徒たちから音無について”対人恐怖症”と聞いており極力そっとしておく方針をとっていたようだ。

しかしそれが生徒たちのイジメに加担していると気づかされ次の日から態度を温めることにした。

「音無さん?」普段なら返事がなくてもスルーする出席確認だがその日は繰り返し音無の名を呼ぶ担任

しかしそれに痺れをきらした皇が机を蹴り飛ばしたことでそれ以上出席確認がされることは無かった・・・

教室に険悪な空気が流れるなか、柏木にあるメールが届く。

”乾 はルールを破ったことで罰せられる”

すぐに長谷部に相談するもルールには従えと言われるばかりで訳が分からない。

メールには存在しないものと扱うことと話した者が同様に罰せられるとも書いていた。

そんな中、担任の乾が教室に入ってくる。

「授業を始めるから席につけ!」

乾の言葉もむなしくまるで存在しないかのように振る舞うクラスメイト達

それは結局放課後まで続いた。

異様な空気に違和感を感じながら帰り支度をする柏木がふと窓に目線をやると・・・

”乾先生!?”

担任と思われるその人物は”グシャァ”という音を学園に響かせ地面に打ち付けられるのだった。

「これが罰なのか!?」

動揺する柏木、ふと先生が落下してきたであろう屋上を見ると皇の姿が!?

すぐに屋上に向かうもそこに彼の姿は無かった。

屋上は高いフェンスで囲われており事故で落ちたとは考えられない。

やはり誰かが罰を与えたのか?

その帰り、長谷部は柏木をある場所へと連れて行った。

たびたびルールに接触するような行動をとる柏木に真実を伝えるためだ。

連れてこられたのは廃墟と化した屋敷

ここはかつて音無涅槃(おとなしねはん)が住んでいた家だと説明される。

彼女の父は政治家で昔は裕福な家庭だった。

しかし皇が転校してきたことによってそれが一変したと言う。

この町で力を持っていた音無家は皇財閥にとっては邪魔な存在だった。

皇帝人が転校してくる少し前、まず音無の父が行方不明になる。

それに続き母親が入院して死亡、直後、涅槃は存在しないものとするというルールが送られてきたらしい。

次に帝人が転校すると同時に”皇帝人に逆らうな”というルールが送られクラスメイトは恐怖した。

長谷部たちも最初はルールに抗おうと色々画策したようだが結局、皇財閥に逆らうことは出来ず、今の状態に落ち着いたらしい。

その話を聞いた柏木も今後はルールを守り高校生活を送ると約束したのだった。

話も終わり屋敷を後にしようとしたのだがふと人影が見える!!

誰も住んでいないはずなのに?

恐る恐る中に入る柏木と長谷部だったがそこにいたのは皇帝人だった!!

”どうしてここに?”

そんな柏木の心の声が聞こえたのか「面白いものを探している」と告げる皇

おもむろに額縁を手に取ると柏木の頭に投げつけた!!

”ゴッ!!”

それに激怒した長谷部は皇に掴みかかるが圧倒的な身体能力を持つ皇に勝てるはずも無く返り討ちにされてしまう。

ボコボコにして気が済んだのか皇は不敵な笑みを浮かべその場を後にした・・・

Rule消滅教室1巻|あとがき

消滅教室思ったより内容が濃くて1ページには書ききれませんでした。

ここまでで大体1巻の半分ぐらいなのですが前後編で2部制に分けたいと思います♪

たびたび対峙する皇帝人にさからった長谷部はどうなるのでしょうか!?

そして1巻のおわりには音無の正体にも少し触れていきますよー!!

是非続きも読んでいってくださいね。

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