マンガ版、進撃の巨人が遂に完結します。
ココでは最終巻である34巻ネタバレあらすじや、発売中の全巻に使える、無料で読む方法を紹介したいと思います。
135話|天と地の戦い
リヴァイらは獣の巨人を仕留めるも、中身は空で、本体は戦鎚と同じやり方で隠していると思われます。
これ以上、時間は無く、辺り一帯を吹き飛ばすことを決めるアルミン。
しかし、エレンを想う心が油断を生み、豚顔の巨人に攫われてしまいます。
すぐさま、ミカサらが追いかけようとしますが、行く手を阻むのは、歴代の九つの巨人たちでした。
歴戦の戦士たちはこれまでの巨人と違い、圧倒的な戦闘力を持っています。
始祖の巨人の力で、無尽蔵に生き返らせることが出来るのか、アルミンを助けることは絶望的な状況となります。
すぐさまピークは狙いをエレンへと変え、進撃の巨人へ爆弾を撒きつけます。
しかし、起爆スイッチを押す前に、別の巨人がやってきて、戦線離脱を余儀なくされます。
他のメンバーもかなり劣勢で、リヴァイに至っては、足に大怪我を負い、これ以上戦えそうにありません。
そこへ駆けつけたのが、空飛ぶ巨人の背中にのったアニでした。
136話|心臓を捧げよ
鳥型の巨人はファルコでした。
すぐさま、状況を確認し、アニも参戦してくれるようです。
アルミンの救出とエレンを狙ってのうなじ攻撃の二手に分かれることが決まり、ミカサも覚悟を決めます。
ジャンとライナーはうなじへと向かいます。
ライナーが主力巨人を引き付けている間に、ジャンが起爆装置へと向かいます。
それに、ピークも加勢するも、エレンも守りを厚くしており、なかなか近付けそうにありません。
その間に、アニ、ミカサ、コニーの三人がアルミンの救出へと向かいます。
しかし、こちらにもかなりの数の巨人がおり、一瞬でも気を抜くと、すぐに殺されてしまう状況です。
アルミンは巨人に拘束されながらも、そんな状況を把握していました。
自分の不甲斐なさに怒りをぶつけるアルミンですが、自分の思考がはっきりしていることに気が付き、この場所は道なのでは?と考えます。
エルディア人は全て道は繋がっている。自分にも何か出来ることがあるかもしれない。
そう思い、辺りに意識を向けると、そこには覇気を無くしたジークが居ました。
「君もユミルに喰われたか・・・」
137話|巨人
その場所はユミルが作り出した、死の無い世界だとジークは言います。
生命の目的とは増えること。それと引き換えに、生命は恐怖という罰則を与えられた。
ユミル自身もその恐怖におびえ、その苦しみから必死に逃げようとし、不死身の身体を手に入れ、この死の無い世界に逃れたのです。
しかし、何かの未練を残しており、2000年ものあいだ、フリッツ王に従い続け、その未練を理解してくれたエレンに彼女はついたのです。
アルミンはそんな世界から何とか抜け出そうと、自分が楽しかった思い出を話します。
すると、虚無の境地に至っていたジークにも、昔の思い出が蘇りました。
そこへ現れたのは、死んだはずの故人の姿、果たしてそれらが意味するものとは・・・
一方、外では全員に死期が迫っていました、巨人化する力も無くなり、動けるものは大半が負傷者を抱えています。
そんな時、さっきまで敵だったベルトルトが味方してくれます。
それだけじゃなく、ポルコやマルセル、ガリアードなど過去に深くかかわった巨人たちが、助けてくれました。
その機会を逃がすまい、とミカサはアルミンを救出します。
「ゴメン、みんな、もう大丈夫」
巨人たちが助けてくれたのは、全てジークのおかげだとアルミンは言います。
そしてジーク本人も、リヴァイに殺されるために、無防備な体を晒します。
リヴァイがすぐさま、ジークの首を切り落とすと、地ならしは止まるのでした。
そして間髪入れず、始祖の巨人の頭も吹き飛ばします。
しかし、中から光ムカデの様なモノが飛び出してきて、クビを繋げようとしてきます。
ライナーが体を張って、それを止めている間にアルミンは覚悟を決めます。
「さよならエレン」
大爆発に巻き込まれる始祖の巨人!果たしてエレンは!?
138話|長い夢
始祖の巨人が爆発に巻き込まれたと同時に、地ならしも止まります。
ファルコやガビは両親との再会を果たし、喜びますが、エレンがそう簡単にくたばるとは思えません。
予想通り、大きな光と共に、超大型巨人と同等の大きさの進撃の巨人が復活します。
光ヤツもまだ生きているようで、2人が接触すれば何が起こるか分かりません。
それだけじゃなく、光ヤツから出ている煙には、違和感がありました。
「これってガラコ村と同じやり方なんじゃ・・・」
それを聞いたリヴァイはすぐさま、巨人化の影響がないアッカーマンと巨人の力を持つ者を引き連れ飛び立ちます。
予想通り、すぐに他の人たちの巨人化が始まり、それでも直、この悲劇を終わらせるため、残されたメンバーはエレンへと挑みます。
大切な人と世界の終わりの板挟みで極限状態に追い詰められたミカサは、夢を見ます。
戦争から逃げ出して、エレンと2人、ひっそりと暮らす毎日。
何も無くても幸せな日常、ただエレンは4年後には死んでしまいます。
「俺が死んだらこのマフラーも捨ててくれ、俺のことは忘れて自由になるんだ」
そんな事も言われました。でもミカサの心は決まっています。
「ごめん、出来ない」
夢から覚めたミカサはずっと、付けていなかったマフラーを取り出し、首に巻きます。
「私がやる」
エレンのいる進撃の巨人の口内へと侵入し、彼に最後の別れを告げます。
「行ってらっしゃい。エレン」
巨人から切り離されたエレンに口づけをするミカサをユミルはそっと眺めているのでした。
最終回|あの丘の木に向かって
エレンが死んだ瞬間、今まで関りが深かった者たちは、彼が残したかったメッセージの記憶が戻ってきます。
アルミンにはエレンがこれまで行ってきた行動の理由が伝えられていました。
全ては、調査兵団の皆がエレンを討ち取り、人類滅亡から救った英雄に仕立て上げ普通の生活が出来るようにする為でした。
報復も出来ないように、ある程度の住民たちを蹂躙することにも戸惑うことは無い程、固い意志があるようです。
エレンは今まで始祖ユミルが苦しみ続けてきた理由、そしてそれを解放することが出来るのはミカサだと伝えます。
理由は分かりませんが、始祖ユミルにとって、今はミカサが全てで彼女が何を想うかによって、全ての結果がそこへ行きつきます。
目が覚めたアルミンは、他の皆にも同じような記憶が流れ込んでいることに気が付きます。
そして、ミカサは巨人の力をこの世から消し去ることを望みました。
戦争の火種は消え、人類は再び新たな未来へと歩み始めます。
ミカサはエレンをお気に入りの丘の上に埋葬するため、一人パラディ島へと向かいます。
それから暫くして、エルディアと世界の軋轢は未だに深く、エルディア国はイェーガー派を中心に軍備を強化し戦争に備える日々を送っています。
ですが、そんな彼らと世界の間を受け持つのはかつて、人類の危機から救った、アルミン達です。
今回も和睦の為、久しぶりにパラディ島へと向かいます。
そんな彼らを、ミカサは一人、エレンが眠る丘の上で待っています。
「もうすぐ皆が会いに来るよ。嬉しいでしょ?」
そう話しかけても、エレンからの返事はありません。
「・・・また・・・・あなたに会いたい・・・」
そんなのミカサの元へ一羽の鳩がやってきて、堕ちかけていたマフラーをかけなおしてくれます。
「エレン・・・マフラーを巻いてくれて・・・ありがとう」
-終-
感想・まとめ
めちゃくちゃ感動する最終話でした。
色々と謎が深まる部分もありましたが、エレンの優しさが伝わるラストで大満足です。
ダラダラと長引かず、最高のフィナーレを迎えてくれた諌山さんに感謝ですね。
また1巻から読んでみようと思える素晴らしい作品でした。
最終巻の34巻は6月9日に発売されます。
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