食糧人類Re7巻無料

食糧人類Re7巻(最終回)結末のネタバレと漫画を無料で読む方法を紹介しています。

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね。

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支配者・天人の驚くべき実像の撮影に成功した天沢。
辻はこの映像を国民に流し、世界を破壊する目的があったが、警視総督にして万智音の父・榊率いる最強管理者がそれを阻止する。

榊は死闘の先に絶望的な真実を重い選択を突きつけるのだが・・・!?

天沢、万智音、帆秋はいかにして未来を選び取るのか?
「食糧人類」待望の続編、ついに完結です!

食糧人類Re|7巻53話

辻は死際に夢を見ます。

自宅の2階にいる博史を呼びに行くのですが、博史はちゃんとした人間の姿をしています。

庭に用意してある椅子に二人が座ると、死んだはずの妻・由香がビールとおつまみを持ってきてくれます。

博史は何事もなく成長したし、由香も死んでなんかなかった。

全部夢だったのだと辻は安堵の笑顔を見せます。

打ち上げ花火が上がろうとした瞬間、辻は現実で自爆します。

辻の死を前に泣きわめく博史。

あの爆発の中、奇跡的に生きていた万智音。

万智音の上には死にかけの榊が覆いかぶさっていました。

「(助けるなんて)何のつもりだ!」と動揺を隠せない万智音。

たとえ出来の悪い息子でも、いざ目の前で死なれるのは嫌なもんだ・・・と榊は言います。

榊は万智音に映像を流さないで欲しいと頼みます。

父である榊がそこまで死守するものなので、万智音は判断に迷いが生じます。

柚子は天沢が持っていたデータを奪い、もたもたしている天沢達の代わりに自分が流すと走り出すのですが、現れた桜によって致命傷を負わされてしまいます。

何を企んでいるかは知らない桜ですが、思い通りにさせたくないのです。

踏みつけて壊そうとした時、それを万智音が「そいつは辻のモンだ、渡せねぇよ」と言い阻止します。

榊は最後の力をふり絞り全員をゲートまで案内するといいます。

その映像を流すかどうかはゲートを見てから判断してほしいと。

食糧人類Re|7巻54話

万智音たちは榊に案内され、地下深くのゲートへと移動します。

榊は門の先にある絶望に人類は耐えられないだろうと話します。

だからこそ榊は必死にこの門を守ってきたのです。

門の前まで来た榊は、壁にもたれかかり父に初めてここに連れて来てもらった時のことを思い出します。

この先の事を知るのは、榊家といくつかの家の人間だけ。

榊家の使命はこの先の秘密を守ること、そして”あの方たち”との連絡役でした。

食糧人類Re|7巻55話

防塵装置を通り外へ出ると、地下深く潜ったはずなのに外を出るとそこは森でした。

眼前に広がるのは豊かな自然と広大な大地、見た事もない乗り物に乗せられ、恐ろしく静かに高速で移動します。

その光景にただただ圧倒される少年の榊。

やがて森を抜けて建物が散見され始めます。

その後、榊少年が目にしたのは、我々の文明なんて足元にも及ばない高度な文明社会、見たことのない標識、完全無音で飛ぶ交通機関、地平線まではっきりと見える澄んだ空気、犯罪や貧困は影すら見当たらず、道は美しく整いゴミ一つ落ちていません。

そして何より驚くのが、そこに住まう方たちの姿でした。

人とはかけ離れた姿に危機を感じる榊少年に、父はその者達を「穏やかで賢い、人間は絶対に殺さない」と説明します。

実際、人間たちは”あの方達”の手で保護されているのです。

人類はとっくの昔”あの方達”に絶滅寸前まで追いやられ、今は”あの方達”の慈悲により保護区の中で生かされているのです。

”あの方達”が真の天人様だったのです。

真の天人たちの姿を見た万智音は驚きが隠せませんでした。

では万智音たちが見ていたのはなんだったのか。

榊はその疑問に「あれは我々に与えられた玩具にすぎん」と話します。

食糧人類Re|7巻56話

榊はここに来るたび、初めてこの場所に立った日のことを今でも克明に思い出します。

そう、あの時はまるで夢を見ている様でした。

帰り道、父からの言葉に少年榊は衝撃と絶望をもたらします。

”彼らこそがこの星の真の主である”

地球は彼らのものであり、我々は彼らが用意したほんの小さな箱庭で生きているに過ぎません。

はるか昔、母星の食糧危機から地球に飛来した彼らは、生殖能力に長けた人類を食糧として選びました。

しかし人類の生産速度をはるかに超える消費速度を持つ彼らは、解決策として培養肉の研究開発に着手。

開発途中、深刻な生物災害が発生し未曾有の被害を出します。

復興後、彼等は空気中の炭素からタンパク質を培養する技術を完成させ、培養肉を大量生産することにより食糧問題を解決させます。

次いで人口爆発の原因になる産卵による多産を改め、人工子宮とセックスロボットを開発。

さらに自殺マシンを開発し食糧問題、人口問題を克服して完全な社会を築いたのです。

となると、人類は用済みとなり必要ない以上は全て殺処分。

しかし慈悲深い天人たちは人類を見捨てませんでした。

地上の1%の土地を分け与え、人類を保護の対象としたのです。

そして真の天人たちは人間が平和に暮らせる様に、自分に似せた人形を与えました。

人間が無軌道な欲望を持っているということ、人間が星の主ではないという事実に耐えられないという事を知っている天人は、人間を小さな保護区に押し込めながら意識を外に向かわせることなく、平和に生かしていくにはどうすべきか考えました。

考えた結果、神様を造り人間に渡せばいいと思ったのです。

圧倒的に強く、どこまでも理不尽でとことんに無慈悲で残忍。

そんな理想的な神様を与えられた人間は、争いもなく平和に暮らしているのです。

この仕組みを人間たちが知ってしまったら、収拾のつかない殺し合いと絶望に陥るでしょう。

榊家は代々、この仕組みを守るために必要な役割を全うしているのでした。

榊家男子が負わねばならない深い絶望は、その日父から榊少年へと受け継がれたのです。

食糧人類Re|7巻57話

あの日から十数年、榊は大学卒業後、警視庁に入庁しました。

宗教禁止法違反の容疑で家宅捜査に押し入る榊たち警察。

過激派の信者たちは、教えを奪われるくらいならと焼身自殺を図ります。

仕事を終え自宅に帰った榊は「今日もやっと一日の仕事が終わった」と一人薄暗い部屋で酒を飲みます。

籠の外を見ようとする鳥を殺す仕事。
籠を守るために今日も鳥を殺す。

榊の前に今日死んでいった信者の幻影が現れます。

そして榊の下には助けを求める死体の山が・・・。

着信の音で悪夢から目覚める榊。

着信の相手は天人様からで、緊急に呼び出しされるのは初めてのことでした。

急いで門を抜けると、人間の子供が保護されていました。

子供は港の倉庫に隠れていたところを発見保護されたようでした。

少年が発見された港近くの海岸に、座礁した人間用小型船舶が見つかったことから、おそらく少年は親と乗船するも何らかの理由により親が船から落下。

そのまま船は保護区海域から区外海岸に漂着。

少年は下船し、そのまま近くの倉庫に侵入したと推測されます。

籠の外で生きていた唯一の人間、天人様の庇護の下ではなく、自分の意思だけで生きていた唯一の。

榊は「凄いなぁ君は。本当に立派だよ」と涙を流して少年を持ち帰ります。

少年は多子家庭の天沢家に褒章として斡旋され、記憶を消され養子に出されたのです。

食糧人類Re|7巻58話

榊が守りたいのは秩序と安全でした。

みんなが本当のことを知れば、絶望と自暴自棄がやってくるから。

榊は真実を打ち明けた後、力尽きて死亡します。

どうすればいいのか分からず悩む天沢と万智音。

そんな二人に帆秋は派手に映像を流すことを提案します。

帆秋は信じていました。

人間はどんな状況に陥っても自分が生き残る為ならあらゆる汚い真似をしても、ゴキブリの様にしぶとく生き抜くと。

そんな人間のクズさ加減を帆秋は信用しているのです。

食糧人類Re|7巻59話

映像は翌朝全国放送で流されます。

真実を知り絶望する者、自殺する者、怒りをぶつける者が現れます。

帆秋は放送を通じてそんな人間たちに、今すぐ統制省に集合するよう呼びかけます。

食糧人類Re|7巻60話

統制省にいる管理者、天人たちは怒り狂う人間たちによって無惨に殺されます。

教師、警察署、色んな場所から火が上がり街が燃えます。

その様子を上から見ていた博史は「はなび」と言って涙を流します。

帆秋はヒートアップしている人間たちをさらに焚きつけ、真の支配者の元へと案内します。

その人混みに紛れて、山引、ナツネもいました。

門を開放し人がなだれ込む中、帆秋は安田くんに服の袖を引っ張られます。

二人は手を繋ぎ、笑顔で一緒に門の中へと入っていきます。

食糧人類Re|7巻最終話

まさかこんな事になるとは思っていなかった天人たち。

保護対象の生物なので極力傷付けず対応しようと試みますが、長い間高度な衛生環境で暮らしていた天人たちは免疫機能が低下していたとみられ、人間の保有するウイルス蔓延により絶滅してしまいます。

現在、天沢は教師となっていて柚子と結婚しています。

万智音は万智音と一緒に仲良く暮らしています。

大暴動で傷ついた街も復興しつつあり、人もガラリと変わりました。

自分勝手で無責任な人たちが退屈でくだらない争いを延々としているのです。

大暴動前の相互監視や高い同調圧力は無かったかのように。

帆秋くんこれで良かったんだよね
こんな退屈な世の中が来ることを望んでたんだよね?

そんなことを思いながら空を見上げていた天沢が、前を見ると一瞬帆秋の姿が見えます。

追っ手もムダですよ

人間は

支配には

たえられません

でも

自由にも

たえられないでしょう

気を付けて下さいね

姿は見えませんが、帆秋のメッセージを感じ取る天沢。

その頃、天沢のクラスの生徒の一人が、ニワトリを持ってある宗教団体のいる部屋へ。

信者が”神様”と崇めているのは、絶滅したはずの天人様で・・・!?

完結

7巻感想

前作よりも深いメッセージ性を感じました。

人間という生き物を考えされられる内容だったように感じます。

少し駆け足感あったけど、個人的には好きな終わり方です。

とりあえず辻さんの夢が叶ってよかったし、山引たちも前作で出来なかったことが達成できたのでよかったと思います。

全巻通して面白かったのでぜひ漫画の方も読んでみてくださいね。

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