血の轍5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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クラスメイトの吹石さんと付き合うことになった静一。
しかしそれが母親にバレてしまいます。
「お前なんかいらない」と母親を突き放し始めて抵抗する静一ですが・・・！？
ここから5巻のネタバレです。
34話｜捨てる
母の姿が見えなくなった頃、吹石は静一を連れ自分の部屋へ。
「家になんか帰らなくていいよ。あんなお母さんのいる家。」
外の階段を使って父と祖母にバレないように静一は吹石の部屋に入ります。
初めて入った女の子の部屋はとても良い匂い。
「今日はずっと一緒にいられるね。」
静一はこのままママを心の中で捨てることができるのか・・・？
35話｜彼女の部屋
吹石は下で作ってきたおにぎりを静一に渡します。
「お腹すいたんべ。食べて。」
おにぎりは美味しくて静一はもぐもぐと口にほうばります。
2人で音楽を聴いたり、吹石がお風呂に行っている間1人で窓の外を眺めたり。
お風呂あがり部屋着の吹石を見て静一は頬を赤らめます。
寝るのは「床でいい」と静一は言うのですが、それだともし父親が入ってきたときにすぐに見つかってしまうからと吹石は言います。
「一緒に寝ない？ベッドで一緒に寝よっか。」
電気を消してドキドキしながら2人は布団の中へ。
36話｜契約
狭いベッドの中で手が触れ、吹石の方から指を絡ませてきました。
2人は手を繋ぎ向かい合います。
「私のこと・・・好き？ずっと捨てない？」
母親の顔が浮かぶ静一。
2人はそのまま唇を重ねます。
その瞬間、静一の体から白い液が溢れ出します。
37話｜目覚め
ママの夢で目が覚める静一。
目覚めると6時で慌てて学校のことを考える誠一ですが、今日は学校は休みでした。
「一緒にいよ。今日も。」
静一はトイレに行きたくなり下に案内してもらいます。
パンツの中を見て驚く静一。
「何これ。何か・・・ついてる。あの時なんか出た。」
初めての精通に戸惑う静一。
その時、飲みに出かけていた吹石の父親が帰ってきます。
38話｜雨
トイレの前で見張っていた吹石がなんとかごまかし、なんとか父親にはバレずにすみました。
こっそりと部屋に戻り2人はまたベッドの中へ。
もう一回キスをしようとした時、静一の母親が静一を訪ねてやってきました。
吹石は静一をベランダに隠し「知らない」と言い張ります。
「おばさんのせいじゃないんですか？静一くんが帰って来ないのは。」
すると母は吹石の言葉を肯定し「全部私のせいね・・・」と話します。
39話｜濡れる声
静一はベランダからこっそり母たちの会話を聞きます。
「私はダメなんです。どうしてもダメなんです。」
母はどうしても受け入れられませんでした。
吹石みたいな子が静一をたぶらかしてるって考えただけで、頭がおかしくなりそうなのです。
母は何度も自分を責めて謝っていました。
「私のせいでいつも静ちゃんに辛い思いさせてきたかもしれません。」
静一は小さい頃からずっと聞き分けのいい子でした。
我儘なんて一回も言ったことがありません。
だから母はいとこが遊びに来るときは友達との約束も全部断らせていました。
休日のたびにいとこと遊んで夏休みの日記なんか毎日毎日「いとこと遊んだ」。
それを見て哀しくて情けなくて。
それでも何も言えなかったのです。
「ごめんね？ごめんね静ちゃん？ママのせいで・・・。私はいらない子だから愛して貰えなかったから静ちゃんには私が貰えなかった分もたくさん愛してあげたかったんです。」
静一がいなくなり母は生きている意味を見失っていました。
その場で泣き崩れ割れた爪からは血が。
そんな母親の姿を見て静一も涙を流していました。
40話｜罪悪
母は昨夜からずっと静一を探していました。
少し落ち着いた後、母は傘もささずに雨の中静一を探しに出ます。
母がいなくなった後、吹石は静一を部屋に入れ抱きつきます。
「ほんとにこわいよ。あのお母さん。かわいそう長部。私が守ってあげるからね。」
その時、父親がすごい形相で部屋に入ってきました。
「由衣子！何やってんだ！誰だその子は！説明しろ！こいつが静一くんだんべに！」
吹石は父と言い争いになり部屋にあったコンポを父の投げつけます。
「長部！逃げよ！」
吹石は父親がうずくまっている間に静一の手を引き外へと逃げ出します。
41話｜内なる目
屋根のあるところで雨をしのぐ2人。
部屋着のまま飛び出してきて寒そうにしている吹石に、静一は自分の来ていたジャージを脱ぎかけてあげます。
吹石は静一を気遣い静一にジャージを返して自分は静一の股の間に入ります。
「長部、私のこと嫌いになった？」
「私を連れてって。遠くに。」
涙を流しながらキスをする吹石。
そして手を自分の胸にあてます。
「長部・・・きて・・・。」
吹石は静一を求めるのですが、静一はなにやら様子がおかしくて・・・！？
6巻へ続く
感想
彼女ができて積極的にアプローチされて部屋まで行って初めてのキスに初めての精通・・・本来なら羨ましい案件のはずなのに、とてもおぞましかったです。
どんな状況でも静一の頭に浮かぶのは母親の顔ばかり。
もはやこれは呪いですね。
吹石さんは可愛くて魅力的なんだけど、この子もまた依存体質っぽい感じ。
静一のラストの表情も納得かも。
表情だけでもその子の心理が伝わってくる描写はさすがだと思いました。
漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪
