血の轍という新作漫画を見かけてたので早速読んでみました。

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1巻ネタバレあらすじ

血の轍1巻ネタバレ

「静ちゃん!起きて!もう7時よ」

そう声を掛けたのは彼の母親だ。まさか中学2年の子供がいるとは思えないほど若く見える黒髪美人なその女性はいつものように息子に朝ごはんのオーダーを聞くと台所へ戻っていった。

食卓にはすでにスーツ姿の父がいて「今日は飲み会だから」とかなんとか何気ない会話をしている。

朝食が終わると学校へと向かう静一は途中でクラスメイトと合流する。

「1限目は国語だったか?」「今日は暑いからプール気持ちよさそうだな」と話しながら教室へと向かう。

クラスは賑わっていたが静一が真っ先に目線を送ったのは目じりのほくろが特徴的な女の子、吹石だ。

彼女の姿を見ると自然と頬が赤くなってしまう。

それから数時間後のプール授業の前に彼女が別の男性と喋っているのを見て、思わずからかってしまう。

「うわぁ!吹石が男と喋ってる!!」

でも彼女は「あははっ、長部のばーか!」と言って走りさっていってしまった。

そんな仕草にも”ドキッ”としてしまう。

放課後、いつものメンバーで帰り明日の約束をする。

「明日皆でラーメン食べに行くから10時集合な!」

家に帰ると母は台所で夕食の支度をしておりお腹が空いたという静一に菓子を差し出した。

「明日、おばちゃんとしげちゃんが来るんだけど?」

しげちゃんは静一の同じ年のいとこで仲が良かった。明日は約束があったけど断って家にいることにする。

父は飲み会なので母と二人で夕飯を食べる。その時、今日見た夢の話をした。

「一緒に歩いてると道端で猫が寝てて二人で触ったら冷たくって死んじゃってたって夢。」

どこか現実で経験したことがあるような気がした静一はその話を母にしてみたのだ。

すると母は「あれはたしか3歳の時の話よ!」と感激し静一の顔を抱き寄せ「ママに抱きしめさせて。」と言う。

だが思春期の静一はそんなこと恥ずかしくて出来るはずも無く急いで夕飯を食べ部屋へ戻るのだった。

翌朝もいつものように母が起こしに来て「朝ごはんは肉まんとあんまんどっちが良い?」と聞いてくる。

父は土曜日なのに少し仕事があるらしい。

朝食を食べしばらくすると、いとことおばちゃんがやってきた。さっそくしげると二人で部屋に籠りゲームを始める。

ふとしげるがこんなことを言い出した。「静ちゃんちってさ、過保護だよね。」自分では考えたことも無かった静一

「幼稚園の時なんか毎日教室の後ろで立ってたんだべ?」

母の事を悪く言われ少しムッとする静一だったが「冗談冗談」と話は流されそのままゲームを再開する。

暫くして父も帰ってきたので出前をとり昼食を食べる。

「なぁ静ちゃん明日も遊ぶべ!」

急にしげるがそんなことを言い出した。ただでさえ毎週来ていたので遠慮するしげる母だったが「静ちゃんが遊びたいって言っている」と言ったことで静一母が「いいですよー」言い明日も遊ぶことになってしまう。

それからもしげちゃんたちは毎週遊びに来た。ママはいつも楽しそうに笑っていた。学校は1学期が終わり明日から夏休みが始まる。

帰り道に友達に一緒にゲームしようと誘われるが今日もいとこが来るからといって断る静一

最近めっきり友達と遊ぶ時間が少なくなった。一人で帰り道を歩いていると「長部ー!」と声を掛けられる。

「吹石が一緒に帰りたいんだって。」彼女の友達はそれだけ告げるとそのまま走り去っていく。

「ダメ?」「ダメじゃないけど・・・」

二人で歩き出すが何を話したら良いか分からず沈黙が続く。

途中猫を見つけて駆け寄る吹石、「こんど、うちに遊びに行っていい?」ふいに彼女はそう言った。

けどしょっちゅうしげるが遊びに来るのでそれ以外の日を決めて電話することに決まる。

家に帰ってさっそく母に「友達を呼びたい」と伝えると「来週の旅行が終わってからなら良い」と許可をもらう。

「静ちゃん何かすごくうれしそうね?」

静一は母にそう言われテレを隠すように自分の部屋へと入っていくのだった。

そしていよいよ旅行の日、今日はしげちゃん家族と静一家族で山登りをするのだ。

しげるの祖父は山登りが趣味で先導をきってサクサクと進んでいく。

1/3ほど登ったとこで休憩を取ることに、断崖絶壁が広がっておりその端で景色を眺めるしげる。

「こっち来てみ?」静一も言われるがまま崖の下をのぞき込もうとするがしげるがふざけて”どっ”と軽く突き飛ばすと”ギュ”と母が後ろから静一を抱きしめるのだった。

その行動に周りは「あははははは静子さん本当過保護ねぇ!!」と大笑いする。

そんな姿を見て静一は嫌な気分になる。それからしばらく登り昼休憩中にしげるに「ションベンいくべ」と誘われるがさっきのこともあり乗り気じゃなかった。

でもしげるの強引さに流されるまま連れていかれ「そのまま探検する」と周りを散策し始める。

するとさっきより高さがある断崖を発見したようだ。

「早く来なって!」そんなことを言うがさっきの事もあり乗り気にはなれない静一

「さっきみたいにまたやるんべに!?」

しげると口論していると静一の母がやってきた。

「静ちゃん何してるん?」

その過保護さにしげるはおちょくるように崖際でふざける。

だが足元をよろつかせ落ちかけたとき、静子が受け止めたことで落ちることは無かった。

「だから言ったのに!」

「うるせぇなぁ!」

助けてもらったんも関わらず悪態をつくしげる。だがふと静子の様子がおかしいことに気づき「おばちゃん?」と不安げに声を掛ける。

次の瞬間、静子は力いっぱいしげるを突き飛ばしたのだった・・・

”ぎあっ”

やっと地面に着いたのか遥か下のほうからそんな声が聞こえた。

静一は唐突すぎる出来事に身動き取れずに母の姿を凝視している。

ゆっくりと振り向いた母はどこか清々しい顔をしていたのだった・・・

レビュー・感想

この漫画家さんの作品はどれもクセがある作品なのですが今回のクセもかなり強かったですね(笑)

1巻はとりあえず何がなんやら分からん状態で終わったという感じです。

推測するに母がこれからいろいろバイオレンスなことになっていくのだと思いますが次のターゲットは吹石でしょうか?

2巻から”血の轍”の本領が発揮されてくるのではないでしょうか。

この漫画は誰でも簡単に数十円で読むことが出来るので是非マンガ版も読んでみて下さいね。

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