漫画うなぎ鬼、今回は2巻のネタバレあらすじです。
ミキと出会ってしまった倉見の人生が徐々に崩れ始めます・・・
ではさっそく見ていきましょう!
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うなぎ鬼2巻|ネタバレあらすじ
「わぁ!かっこいい」
それがミキが倉見を見て始めて発した言葉だった。
捻挫したと言う富田の変わりに今日から運転手として同行することとなった倉見
ミキを覗いて他の3人は続々と指名が入り今日が初出勤のミキは案の定、最後まで客は付かなかった。
富田は得意先に連絡するとミキを売り込み送り届けた。
公園で一息つく富田と倉見だったが倉見はミキのことでイライラしていたのもあり富田に言い寄る。
「だいたい倉見さん嫁さんいるでしょ」という言葉で少し冷静さを取り戻し黒牟の話をする。
富田は黒牟の仕事が本当に嫌なのだそうで昼の仕事は全うだが倉見と一緒に行った最初の仕事だけは絶対に人間だといって聞かなかった。
もともと六本木のキャバクラで店長をしていたときもそんな話を聞いたことがあるらしく、死体処理を専門に行う業者が存在するといっていた。
1体500万円
それが相場らしい。
黒牟の人間は皆少し様変わりしている。
だからどうしても結び付けてしまうんだといっていた。
初めて仕事を請けた時も一人の少女が黒牟を奇声を発しながら走っていたがあの少女も幼いながら売りをやらされていると言う富田。
なにやら鰻屋で働いている山木という若者の話らしいが倉見は「そんなことあっては駄目だ!」と心の中でなんともやるせない気持ちになった。
そうこうしているうちにミキが仕事を終えて帰ってくる。
初めて客を相手にしただけに恥かしそうにしていたが、豊田と倉見はあんな話の後だったこともあり異様な空気のまま彼女を自宅まで送る。
家に着いたのは深夜2時、にも関らず嫁(朋子)が起きて待っていてくれた。
食事をする間、他愛も無い話をしていたがその時気づいた。
自分が何故、今日あんなにもイライラしていたのか、どこと無く似ていたんだ。
学生の頃、高値の花として喋りかけることすら出来なかった朋子とミキが・・・
その晩、倉見は嫁の体の向こうにミキを感じながら朋子を抱いた。
足を捻挫したという富田の手伝いは2週間も続いており昼間の仕事との掛け持ちはつらかったがそんな疲れもミキと顔を合わせれば全て吹き飛んだ。
そんなある日、社長に富田のことで呼び出される。
さすがに2週間も捻挫というのは無理があったようで「嘘をつくのがいけねぇ」と倉見が富田に気づかせてやるよう言われたが最近は冨田にも情がわくようになってきておりなんだか気が重かった。
そんな時、仕事の車を取りに行くとミキが!?
どうやら面接の時にこの場所で富田に実技指導されたようで今日は早く着いたから待っていたという。
仕方が無いので公園で時間を潰す二人、ミキは相変わらず倉見に好意を持っているようで嫁がいると話すと悲しそうにしていた。
そんな彼女にある相談をされる。
まだ中3の妹が妊娠してしまったそうで、どうしてもお金が必要だと。
倉見はちょうど前回、運送したときの臨時収入がありそれをミキに渡した。
”この子はこれから荒稼ぎする。どうせすぐ帰ってくるだろう”そう考えて・・・
お金を返すためにとメアドを交換した。
ミキとはそれからメールをやり取りする関係になる。
次の日、黒牟で運送の仕事が入ってミキも行きたいと言っていたので迎えに行くといったが直前で用事を思い出したらしい。
せっかくミキと楽しいドライブが出来ると思っていたのにがっかりだが仕方ない。
配達が終わり、車を返しに行くとマルヨシ水産の人達に一杯飲みに行こうと誘われ近くのホルモン屋に向かう。
ボロボロの店だったが店内は繁盛しており味は別格だった。
何故だかマルヨシの皆は酒をあおるばかりで箸をつけなかったが遠慮することなく平らげた。
その時、「ガリ!」と奇妙な触感が!?
出してみるとそれはまるで「人間の歯!?」思わず口に出してしまう倉見
ホルモンはいろんな肉を混ぜるから背骨の骨さ、そう言われるが吐き気は止まらなかった。
そういえばマルヨシの人達はあの鍋には一口も口をつけていなかった。
”あれは一体何の肉なんだ!?”
そんな時、富田が言っていたあの少女が秀さんの家に!?
最悪の状況を想像しながらも秀の家を覗き込む倉見
しかしそこには楽しそうにテレビゲームをする少女と横で微笑む秀さんの姿があった。
火傷のあとが見えないその横顔はとても優しい顔をしていた・・・
それから数日後、富田に飲みに誘われる。
そこで富田は逃げようと思っていると言い出した!?
どうやら倉見以上に社長に借金があるらしくその額、実に400万!
雇われていたキャバクラ店の金を持って女と逃げたらしいがあっけなくつかまり殺されそうになっているところを今の社長に拾ってもらったらしい。
最初は社長が仏だと思っていた富田だったが次第にこれが社長のパターンだと気づき始め絶望していたのだ。
その決定打ともなったのがマルヨシを手伝えという社長命令だった。
富田も倉見と同じくあのホルモン屋に行ったそうだ。
噂によるとあの店はマルヨシがタダみたいな値段で肉を卸すから成り立っているらしい。
「あそこの鍋めちゃくちゃうまいでしょ?何の肉か分からないのに」
その言葉を聴いた倉見はあの日の腹の底から湧き出るような吐き気を思い出した。
富田と連絡が取れなくなったのはそれから3日後だった・・・
彼が消えてから、倉見は女達の面倒も見る必要があり昼も夜も大忙しだった。
しかしそんな多忙さの中でもミキと合える時間、交わすメッセージが倉見を癒した。
妹の調子は良く無いそうであれから2万3万と小出しに貸し結局、合計30万以上貸していたがそんな時に女の子の一人ヒカルに声をかけられた。
「ミキちゃんはやめといたほうが良いよ」
彼女は指名数ナンバーワンで今は倉見が仕切っているマハロの大黒柱と言っても過言ではない。
そんなヒカルの話によればミキには裏があるらしく「5万ひっぱた、10万引っ張った」とかの会話を良くしているようでこないだも「12万引っ張れた」と喜んでいたらしい。
そしてその金で彼氏と沖縄旅行に行ったと自慢していたそうだ。
”12万”
それは倉見が最初に渡した中絶費用と同じ金額だった。
そもそも彼氏がいたとは聞いていない!
もしかして・・・信じたくないが、倉見は彼女に不信感を抱き始める。
-それから二日後-
いきなりヒカルから店をやめると連絡があった。
稼ぎ頭であるヒカルに抜けられればマハロは一気に傾いてしまう。
倉見は彼女の家まで事情を聞きに向かう。
するとそこには耳と手に包帯をしたヒカルが居た!?
信じられないことに先日、倉見に話したことで逆上したミキにやられたと言うのだ。
家に来るなりタバコを手に押し付け声を出せないように口を塞ぐと力任せにピアスを引きちぎったそうだ。
「お前のせいで百は損してんだからな!」と叫びながら・・・
ヒカルはミキのことを包み隠さず話した。
彼女は新手の美人局のようなものをやっているらしくセフレ関係を築いた相手に金を脅し取っているらしい。
そして倉見もそのカモの一人だったようだ。
それ以降はミキと距離を置く倉見、しかしある時彼女が携帯を車に忘れて客のところへ行く。
何気なく手に取ると直ぐにメールを受信した。
”受信/新一”
それはヒカルが行っていたミキの彼氏の名前だった。
そこから先はもう押さえることが出来ず彼女の携帯を片っ端から見始めた。
送信/ぶた
行きたい!
行きたい!
この日のメールは覚えている。
黒牟の配達が入り彼女が行きたいと言い出して直前で断られた日だ!
なんと同じタイミングで彼氏に誘われてそっちに行ったのが理由だったのだ。
そしてどうやらやっぱり彼女の中で倉見はタダのカネヅルで(ぶた)だということが判明するのだった・・・
まとめ・無料で読む方法
遂にミキの本性がばれてしまいましたね!
倉見は入社当初のおとなしい性格から風貌が変わったことによって凶暴性が増しているような気がします。
なにか報復にでるのではと予想していますがあんな大男に少女が太刀打ちできるのでしょうか?
このうなぎ鬼2巻は管理人が使っている方法で無料で読むことが出来るので是非試してみてくださいね。